ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-10

[米ドル円]介入警戒感と円安の勢い

(米ドル円10分足)



先週末のバイデン大統領のドル高容認発言を受け、週明け東京市場でドル円は149円を上抜くとみられた。しかし複数の日本の要人による円安けん制発言から様子見姿勢が続いた。
ただ、オセアニア通貨などに対しては円安が進んだことでドル円の下支えとなった。
NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を下回ったことから売られる場面も見られたが、NY株式市場が三指数ともに大きく反発したことからリスクオンのドル安円安となりクロス円が全面高。結局149円手前でのもみ合いとなった。しかし、NY市場が閉まると同時に149円09銭まで上昇。薄商いの中でストップを付けた。
ただ、介入警戒感もあり余り勢いが見られない。買われ過ぎ売られ過ぎを判断するRSIは買われ過ぎを示す80を超えてきていることから慎重にならざるを得ない。
しかし、ゆっくりと上昇するドル円に対して介入は入りにくく、150円を試してくるのは時間の問題か。

ドル円予想レンジ:149円50銭~148円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]減税案撤回でポンド上昇

(ポンド米ドル日足)



ハント英新財務相が「9月23日に発表されたほぼすべての税制措置を撤回」と発言したことでポンドは上昇。先週末の高値1.1383を上抜け1.1439まで上昇。10月初旬に付けた戻り高値1.1495に迫るレベルまで買い戻された。ただ、今回の騒動でトラス首相更迭の動きもみられるなど、財政不安だけではなく政局不安も重なりポンド売りの流れは継続するとみる。
1.15手前では戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.1450~1.1230(38.2%)

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[NZドル円]7‐9月CPI予想上回る

(NZドル円日足)



東京時間からNZドル円は底堅い動きで推移。今月5日に0.5%の利上げを実施したRBNZは今後も引き締め継続姿勢を示したが、その後は下落に転じた。急速な利上げによる不動産価格の下落など国内景気減速懸念がNZドルの下押し圧力となった。しかし、日銀との金融政策の違いによるNZドル買い意欲は根強い。
先ほど早朝に発表されたNZの7‐9月期四半期CPIは7.2%と予想の6.6%を大きく上回ったことで次回のRBNZ会合ではこれまで予想されていた0.5%を上回る0.75%利上げの可能性が高まった。景気よりも金利差から買われる米ドルと同様にNZドル円も底堅い動きが続くとみる。

NZドル円予想レンジ:85円00銭(61.8%)~83円60銭

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[全般]クロス円全面高

バイデン大統領のドル高を容認する発言を受けドルは買われやすい状況ではあったが昨日は株価が反発。ドル売り円売りの動きが強まりクロス円が全面高となった。
週明け東京市場でドル円は148円ミドルから後半でもみあいが続いた。バイデン大統領が先週末に「ドルの強さを懸念していない」と発言しドル高で始まるかと思われた。しかし、鈴木財務相や神田財務官、そして岸田首相などが円安に懸念を示したことで介入警戒感が高まる中、慎重な動きが続いた。
欧州市場ではポンド買いが先行。クワーテング氏が更迭され後任のハント英財務相が「9月23日に発表されたほぼすべての税制措置を撤回」と発言。市場に安心感が広がり英国債は買われポンドが上昇するとユーロもつられて上昇。結果的にドル売りが強まりドル円の上値が抑えられた。
NY時間に発表された10月NY連銀製造業景気指数が−9.1と予想の−4.0を大きく下回ったことからドル売りが先行。一方NY株式市場は値ごろ感からの買いが入り三指数ともに大幅上昇となったことでリスクオンの円安ドル安が進みクロス円は全面高。ドル円は149円を目の前に依然慎重な動きが続いた。しかし、NY市場が引けたと同時に薄商いの中で149円付近の損切りを巻き込み149円台に乗せてきた。
対ドルでの円安というよりも主要各国通貨に対して円売りが目立った。各国の金融引き締め継続姿勢に対し日銀の緩和政策継続による金利差からの買いが強まっている。
ただ、株式市場が再び下落に転じるようならリスクオフの円買いが再び強まるなど、クロス円の上昇は一時的な動きとみる。

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