ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-10

[米ドル円]ドル円乱高下は流れの変化の兆し?

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は146円40銭の高値を付けた後145円10銭まで下落。米系短期筋の売りが入ったとみられ、145円を割り込めなかったことから145円後半まで買い戻された。欧州市場ではユーロ売りで始まるとドル全般に買いが強まりドル円も下落前の146円40銭付近まで上昇。更に米長期金利が4.08%まで上昇するとドル円は146円91銭まで上昇した。この時発表された米GDPが予想を上回り米長期金利が低下に転じるとドル円は146円を割り込み145円67銭まで下落。その後はダウが続騰しリスクオンの動きが強まると146円30銭付近まで上昇して引けている。146円を挟んで上下に1円近く振れるなど荒っぽい動きとなった。
介入が入りドル円の上値が抑えられる中で今日の日銀会合で大規模緩和政策に変化がみられるようなら再度下値を探る展開が予想される。
いずれにしてもこの激しい動きはこれまでのドル円上昇の流れの転換の兆しになる可能性があり会合には注目。

ドル円予想レンジ:147円00銭(BB中心)~144円80銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB想定よりもハト派的

(ユーロ米ドル日足)


ECB理事会を控えユーロは東京市場から上値の重い展開で推移。早朝に1.0093を付けた後はじりじりと値を下げ1.0030付近まで下落。理事会では予想通り政策金利を0.75%引き上げ2.0%とした。声明ではインフレ目標水準に回帰させるために追加利上げの見通しを示した。しかし、これまでの「今後数回の会合で利上げを継続する」との文言が削除された。また、3名の理事が0.5%の利上げを支持していて思ったほどタカ派的ではなかったことからユーロ売りで1.0のパリティーを割り込み0.9958まで下落した。
一方で米長期金利は低下したことからユーロの下支えとなり下降トレンドラインの手前で下げ止まった。ユーロの下落トレンドが終了したかどうかはまだ週足を見ないと分からないがドル上昇の流れに変化がでるようならユーロの下落トレンドも終了する可能性がある。

ユーロドル予想レンジ:1.0050(BB上限)~0.9920(38.2%)

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[カナダドル円]ダブルトップ形成?

(カナダドル円日足)


前日のBOC会合で政策金利の引き上げ幅が0.5%と予想の0.75%を下回ったことからカナダドル売りが進んだ流れを継いで東京市場で107円10銭まで下落。その後は買い戻しが入り108円台を回復したが上値は重くNY市場で107円台に押し戻されて引けている。日足チャートでは110円ミドル付近でダブルトップを付けておりネックラインとなる104円ミドルが意識される。
今日は日銀政策会合の結果次第では円が一段と買われる可能性もあり注目。もし、変化がなければ発表後買いで反応するとみるが介入警戒感などもあり上値は限定的。

カナダ円予想レンジ:108円20銭~106円80銭(38.2%)

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[全般]日銀会合と米PCEデフレーターに注目

昨日のドル円は1円近く上下に振れる激しい動きとなった。FRBの利上げペース減速期待が広がるなかで今日の日銀政策会合で何らかの政策変化がみられるようならドル円の上昇に歯止めがかかる可能性が高まる。

昨日の東京市場の後半にドル円は146円ミドルから145円10銭まで1円40銭近く下落。前日のカナダ中銀会合で利上げ幅が予想よりも縮小したことでFRBへの利上幅の思惑が広がったとみられる。
ただ、日米金利差からの買い意欲は依然として強く欧州市場に入ると一転して買い戻しが強まった。ECB理事会を控えた欧州市場にかけてユーロが下落したことでドル全般に買いが強まると146円91銭まで上昇。安値から1円80銭余り上昇した。
しかしNY時間に発表された米7-9月期GDPが3四半期ぶりにプラスに転じたものの個人消費は低下したことで米長期金利が低下。ドル売りが強まるとドル円は145円ミドル付近まで押し戻されたが引けにかけて146円30銭付近まで買い戻されるなど往って来い。
昨日はECB理事会が開かれ予想通り0.75%の利上げを実施したがさほどタカ派的ではなかったことから欧州各国の長期金利が低下しユーロは下げ幅を拡大。1.0のパリティーを再び割り込んで引けている。

今日は日銀政策会合で黒田総裁がこれまでの大規模緩和政策に関して何らかの変化を見せるか注目。円買い介入を繰り返すなかでもし変化がみられるようならドル円の売りが一気に強まりかねない。
また、NY時間に発表される米PCEデフレーターにも注目。FRBの利上げペース減速を裏付けるものとなればドル売りが強まる一方で、まだ物価上昇が止まらないとの見方が広がればドル買い戻しの動きが強まることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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