[米ドル円]ドル買い一巡で下落リスク優勢

早朝のFOMC会合後にドル円は145円66銭まで下落した後148円まで5時間で上下2円30銭余り振れた。その後147円10銭まで押し戻された後は米長期金利上昇に伴い148円45銭まで上昇。FOMC前まで低下していた長期金利は再び上昇するなどドル買いが既に進んでいる。
今日の雇用統計の結果により更に利上げが強まるような内容となってもドルの上値は限定的とみる。むしろ失業率の上昇や賃金低下などによるFRBの引き締め鈍化につながるようならドル売りのノリシロは大きい。FOMC後に乱高下したことで相場はまだ不安定であり上下にオーバーシュートしやすいので注意したい。
ドル円予想レンジ:148円80銭~147円10銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]FRBとECBの温度差

0.98ミドルで推移していたユーロはFOMC会合後に0.9975まで上昇後パウエル議長発言で0.9810まで押し戻された。その後も米長期金利上昇により欧州市場で更に下落。また、ラガルドECB総裁が「FRBと同じペースで同じ景気判断で進むことはできない」と発言したこともユーロ売りを加速させ0.9731まで下落。その後0.9795まで買い戻されたが0.98には届かずに再び下落に転じている。
米国に比べて欧州経済の落ち込みは厳しく、さらに物価上昇に歯止めが見られない中でユーロは対ドルで相対的に弱さが目立つ。
下降トレンドラインを再び下回ったことで今日の雇用統計の結果がどうあれ最終的にユーロ売りが加速する可能性が高いとみる。
ユーロドル予想レンジ:0.9800~0.9660(76.4%)
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[ポンド円]0.75%利上げでもポンド売り

FOMC後ポンドは対ドルで売りが強まり対円でも168円前半での上値の重い展開が続いた。欧州市場に入るとポンド売りが先行。この日開かれるBOE政策会合を前に対円だけではなくユーロやその他主要通貨に対しても売りが散見された。
BOE会合では予想通り政策金利を0.75%引き上げたがポンド売りで反応。大多数のメンバーが更なる利上げを指摘したとされスタグフレーションリスクが高まったことでポンド売りが高まった。通常は日銀との金利差からの買いが底を下支えするが、今の時点では金利以上にポンドの弱さが際立っている。
今後もBOEは積極的に利上げを継続するとみられる。どこかの時点で金利差を見込んだ資金が向かうこともあるが、それはまだ先の話だろう。
ポンド円予想レンジ:167円00銭(BB中心)~164円50銭(61.8%)
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[全般]雇用統計の結果に注目
昨日は東京市場が文化の日で祝日早朝の薄商いの中、FOMC会合が開かれたことからドルが乱高下。パウエル議長は利上げペースを緩めると同時にターミナルレート引き上げの可能性を示したことでドル急落後は上昇に転じるなど荒っぽい動きとなった。
145円ミドルまで下落したドル円はアジア市場が始まると買いの勢いが増し148円まで上昇。しかし上値を抜けきれなかったことで利食い売りなどが入り147円10銭まで押し戻された。その後は米長期金利上昇に合わせる格好で148円を上抜けると148円45銭まで買われた。
NY時間に発表された10月ISM非製造業景況指数が54.4と予想の55.5を下回ったことで米長期金利が低下するとドル全般に売りが強まりドル円は147円61銭まで下落。0.9730まで売り込まれていたユーロも0.9794まで反発。
NY株式市場はFRBのタカ派姿勢を受け続落。リスクオフのなか結果的にこの日はクロス円が全般に売られたことでドル高円高が進んで引けている。
結局FRBは利上げペースを落とすもののターミナルレートは4.75%から5%に引き上げられるとの見方からドル上昇の流れは継続との見方が広がっている。ただ、今後の米経済指標の結果次第でFRBの政策変更も考えられる。
今日は米10月雇用統計が発表されるが、失業率が5.2%から5.3%に上昇し平均受給も5%から4.7%に低下すると予想される。労働市場の逼迫感が後退するとの見方が広がれば再びFRBの引き締め緩和への思惑が広がる可能性もある。
今回のFRBの利上げペース減速などの思惑が市場に広がること自体FRBの引き締め政策の変化が近いことを示すものとみている。
今後の経済指標の結果を背景に市場の思惑とFRBとの攻防が更に激しくなりそうだ。
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