[米ドル円]140円の攻防

NY時間に発表された米10月CPIは予想を下回り6月をピークに4か月連続で鈍化。これを受け市場はFRBが今後利上げペースを減速するとの見方から米長期金利が低下。ドル円は146円前半から売りが強まり節目と見られていた145円を割り込み141円前半まで下落。早朝には140円19銭まで下落したが下げ止まっている。
150円145円、そして140円と5円刻みで節目が意識されることから、140円を割り込むと次は135円が下値目途となりそうだ。
目先は一気に下げたことで窓埋めの動きが入りそうだがまだドルロングは残っており戻り売りが並ぶとみている。
ドル上昇の流れはこれで終了した可能性が高いが、まだ金利差から見ると買い意欲が根強い。落ち着いてくると再びドル買いの動きが強まる可能性もある。
ただ、天井は確実に切り下がっており145円はかなり重いレジスタンスに変わった。
ドル円予想レンジ:142円60銭(38.2%)~140円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ダブルトップ上抜けトレンド転換

米10月CPIの結果を受け米長期金利が低下したことでユーロは今週付けたダブルトップの高値1.00後半を上抜け1.02ドル台まで上昇。これで年初から続いた下降トレンドに終止符を付けた可能性が高い。
ECBメンバーの多くが利上げに積極的な姿勢を示す中でFRBの利上げペース鈍化を受けユーロの買い戻しが入りやすい。
2月の高値と9月の安値のフィボナッチ38.2%戻し1.02後半が目先のレジスタンスとして意識される。
ユーロドル予想レンジ:1.0290(38.2%)~1.0020
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[豪ドル円]RBA利上げも終盤

東京市場から豪ドル円は上値の重い展開が続いた。この日はブロックRBA副総裁が「利上げを中断できる状況になりつつある」と発言。利上げも終盤に近いことを示すものとみられ豪ドル円は94円前半からじりじりと下落。米CPIが発表されたときは買いで反応。94円27銭まで上昇したが直ぐに92円93銭まで反落。その後NY株価が大きく上昇したことで93円ミドルまで上昇したものの引けにかけ92円台に押し戻されるなど荒っぽい動きがみられる。
日銀との金利差から下げたところでは豪ドル買いが入りやすい。
下限の93円が92円になり上値96円のレンジ相場は継続。
豪ドル円予想レンジ:93円80銭~92円70銭(61.8%、BB中心)
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[全般]CPIで相場の流れ転換か
昨日の東京市場では米中間選挙で下院が共和党で過半数を占めるなどほぼ予想通りとなったことで市場は落ち着きを取り戻しドル円も146円前半でもみ合いとなった。また、米10月CPI発表を控え欧州市場にかけて慎重な動きが続いた。
注目の10月CPIは7.7%と予想の8.0%を下回り、コアも6.3%と予想の6.5%を下回った。これで6月をピークに4か月連続で低下するなど物価上昇が鈍化していることが明らかとなり米長期金利が低下。FRBの利上げペースも鈍化するとの見方が広がりドルは全面安。146円前半で推移していたドル円は141円ミドルまで下落。その後も複数のFOMCメンバーが利上げペース減速の予想を示したことでドルは更に下落。ドル円は140円前半まで下落。ユーロも1.0を上回ると損切りを巻き込みながら1.02台まで上昇するなどドル全面安。
NY株式市場は三指数ともに大幅高となるなど相場全体に大きな振動が響き渡った。
FRBはこの一回のCPIの結果では政策を変更することはないとみる。FRBは市場に過度な期待を持たせないように今後も慎重な姿勢を示すことになるだろう。
一気にドル安が進んだことでその反動も出るとみるが、それでもドル高の流れに変化が現れたとみてよいだろう。
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注意喚起
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