ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-11

[米ドル円]雲の下限で下げ止まる

(米ドル円日足)



東京市場でドル円はゴトービのドル買いもあり140円62銭まで上昇。しかし、前日の高値140円80銭には届かなかった。欧州市場でユーロが上昇したことでドル売りが強まると138円95銭まで下落。その後発表された米10月PPIの結果を受け米長期金利が低下。ドル全面安となりドル円は損切りを巻き込みながら8月29日以来の安値137円66銭まで下落。その後は買い戻しが入り下落前のレベルを上抜け139円68銭まで上昇するなど荒っぽい動きが目立った。
目先は短期の買い戻しが一巡するまで昨日の安値137円66銭が底値として意識されるとみる。ただ、140円80銭付近でのダブルトップを形成するなどドルの上値は確実に切り下げており最終的に一段の下値を探る展開を予想する。

ドル円予想レンジ:140円60銭(61.8%)~138円50銭(雲の下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]高値圏で寄り引き同時線

(ユーロ米ドル日足)



今週に入り1.03を挟んでのもみ合いが続いていたユーロは1.0360を上抜けると損切りを巻き込みながら1.04前半まで上昇。この日発表されたドイツやユーロ圏の11月ZEWが予想よりも改善されていたことも好感。また、NY時間に発表された米PPIが予想を上回ったことでFRBの利上げペース鈍化の見方が改めて強まると1.0482まで上昇。目先のショートが炙り出されたとみられ、1.03台に押し戻される往って来い。
その後ロシアのロケット弾がポーランドに着弾したとの報道でリスクオフのドル買いが進み1.0280まで下落したが引けにかけて1.03ミドルまで買い戻された。
結果的に日足ローソク足を見ると高値圏で寄り引き同時線が出現したことで目先の天井を打った可能性が高い。ただ、地政学的リスクはそれ程長続きせず、最終的にドル売りユーロ買いの流れは継続するとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0420~1.0200(38.2%)

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[豪ドル米ドル]米金利低下と米中緊張緩和

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20221116_hiashi.jpg


米中首脳会談で緊張が緩和したことから人民元が上昇すると豪ドルも底堅い動きで推移。0.67付近から上昇が始まるとNY市場では0.6797まで上昇。この日発表された米PPIが予想を上回ったことで米長期金利が低下し豪ドルを押し上げた。その後は利食い売りで押し戻されたがその後NY株価が大きく上昇すると再び豪ドル買いが強まった。
しかし、その後ロシアがポーランドを攻撃したとの報道でリスクオフが高まり上値が抑えられたものの豪ドルの底堅さは継続。
中国の不動産支援やコロナ規制の緩和期待などから楽観論が広がっていることも豪ドルの下支えとなっている。
ただ、RBAも今後利上げ速度を鈍化させる可能性もあり、下降トレンドラインに近付いていることから上昇もそろそろ終盤に近いとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.6910(76.4%)~0.6710

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[全般]米PPIの結果ドル売り、本日の小売売上に注目

昨日のNY時間に発表された米10月PPIが予想を下回ったことでドルは一気に下落。しかしその後ロシアがポーランドを爆撃したとの報道で買い戻されている。今日発表の米小売売上でもドルが大きく動く可能性もあり注目が集まる。

昨日の東京市場ではドル買いが先行。先週急落した調整的な買い戻しが強まり140円62銭まで上昇。しかし、前日の高値140円80銭に届かずに欧州市場でユーロ買いが先行するとドル円は失速。139円前半まで押し戻されるなどドル売りの流れが続いた。
NY時間に発表された米10月PPIが8.0%と予想の8.3%を下回ると前回のCPIの低下と同様に物価上昇が鈍化していることを改めて示したものとなった。FRBの利上げペースも鈍化するとの見方からドルは急落。ドル円は8月29日以来の安値137円66銭まで下落。しかし、その後1時間余りで元のレベルまで買い戻しが入るなど往って来い。主なFRBメンバーが利上げ継続姿勢を示す中でドル買い意欲が残っていることを示すものだ。
ただ、前回のCPIに引き続き今回のPPIの結果は物価上昇でピークを付けた可能性を示すものであり、FRBも積極的な引き締め政策を修正する時期に差し掛かっていることを市場は感じとっている。
今日発表の米10月小売売上高が予想を上回るようならドル買いで反応するとみられるが、上昇も一時的に終わる可能性が高い。
ロシアのポーランドへの攻撃による地政学的リスクの高まりからのドル買いも一時的とみる。

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