ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-11

[米ドル円]底固めから反発も

(米ドル円日足)



FRBの利上げペース減速への観測が広がり9円近く下落したドル円も137円65銭の安値を付けた後は140円を挟んでのもみ合いが続いている。急速に下落したことで底値固めをしている可能性が高く、この後は一時的に上値を試す展開が予想される。
今週後半は米国感謝祭となり薄商いの中でポジション調整的な買い戻しが入る可能性もある。ただ、FRBの政策は既に転換期に入ったとみられ上値は限定的。
寧ろ、これまでのドルロングの残党が上値では待ち構えているとみており、戻り売りスタンスで臨みたい。

今週のドル円予想レンジ:142円30銭(転換線、50%)~139円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米長期金利とエネルギー価格

(ユーロ米ドル日足)



先週はロシアのロケットがポーランドに着弾したのではとの報道からユーロ売りで反応したものの結局ウクライナのものと分かると一先ず安心感が広がった。寧ろ日中では米長期金利の動向に一喜一憂するなど、ユーロの金利以上に米金利に敏感に反応。結局、週後半は米長期金利が3.7%を割り込んだ後上昇に転じたことでユーロは上値の重い展開で引けている。
ただ、今年は暖冬でエネルギー価格が低下していることから景気への懸念が後退したのもユーロの下支えとなっている。
今週は米国の感謝祭により後半は米国勢が休暇を取ることから、その前にポジションの手仕舞いが入る可能性がある。
下降トレンドラインを上回る直前の安値から先週付けた高値の38.2%戻しとなる1.02前半がサポートラインとみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0440~1.0200(38.2%)

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[NZドル円]RBNZ政策金利0.75%利上げを織り込み

(NZドル円日足)



今週開かれるRBNZ会合では政策金利を3.5%から4.25%へと0.75%引き上げが予想される。ただ、市場は既に利上げを織り込みながら買いが進んでいることから、実際に利上げをすれば利食い売りが強まる可能性が高い。昨年10月の0.25%から利上げを開始し、今年の4月から0.5%刻みに利上げしてきたが今回は0.75%と大幅利上げとなる。ここにきて生産者物価や消費者物価も下落傾向がみられることから、今回の利上げで当面様子を見るとの内容が示される可能性が高く、NZドル円も87円付近でダブルトップを付けた後は折り返すとみている。

今週のNZドル円予想レンジ:87円20銭(BB上限)~85円00銭(61.8%)

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[全般]FRBの利上げペース減速なるか

先週は急速に下落したドルの買い戻しもみられたが、戻りの勢いは弱く値幅よりも時間調整が続く週となった。
先週発表された米10月PPIは8.0%と予想の8.3%を下回るなど前週発表されたCPIと同様に米国の物価上昇が鈍化していることを示すものとなった。FRBの利上げペースが減速するとの見方が更に広がりドル円も137円66銭まで下落。
一方でブレイナードFRB副議長やコリンズ・ボストン総裁などのタカ派発言が相次ぎ、ドル買い戻しも見られた。市場のFRB利上げ終了への期待が高まるのを阻止したいのだろう。しかし、市場は利上げペースを減速するとの見方が根強く、買いが入ってもすぐに押し戻されている。
先週はロシアがポーランドにロケット弾を撃ち込んだとの報道で地政学的リスクが高まりドル買いが強まる場面も見られた。特に欧州への影響が大きくユーロ売りが進んだが、結局ウクライナ側からのものであったことから買い戻されている。
一方ユーロ円やポンド円などのクロス円は全般に底堅く金利差からの円安は継続された。
結果的にNYダウは前週の終値とほぼ同レベルで引け、米長期金利も一時3.6%台に低下したものの最終的に前週と変わらず3.8%前半で引けるなど大きな変動は見られなかった。
今週は米国の感謝祭があり後半は薄商いとなり、時間調整が終了してドル急落の買い戻しが入るのか、或いはドル売りが更に加速するのか分岐点になる可能性が高い。
また、今週はRBNZやSARBの政策会合が開かれる。
ここにきて暖冬のせいもあり原油を中心としたエネルギー価格が低下していることから資源国通貨全般に上値の重い展開が続いている。
ドル以外の通貨にも市場の注目が集まりそうだ。

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