[米ドル円]雲の下限を下抜け

昨日は東京市場が祝日で休場ということもありドル円は141円前半でのもみ合いが続いたがNY市場で急落。米新築住宅販売件数や耐久財受注などは予想を上回ったものの市場の反応は限定的。その後発表された11月PMIが予想を下回ると米長期金利が低下。ドル全面安となりドル円は一目の雲の下限となる140円80銭付近を下回ると売りが加速。断続的に損切りを巻き込みながら139円ミドルまで下落した。
マーケット終了間際に公開されたFOMC議事要旨では大半のメンバーが利上げペースの早期減速を支持していたことが明らかとなったことでドル円の売りが更に強まり139円16銭まで下落して引けている。
今日は感謝祭でNY市場が休場となることから全般に新たなポジションは持ちにくく、ポジションの修正がドルの下押し圧力となった可能性が高い。また、一目の雲の下限を下回ったことでドル売りの流れは当面続くとみる。
結局今日も上値は重いままと見るが薄商いの中で一時的に買い戻しが入るようなら戻り売りで臨みたい。
ドル円予想レンジ:140円40銭~138円70銭(76.4%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]目先レンジ相場へ

欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏11月PMIが予想を上回ったものの依然として50を下回るものとなりユーロ売りで反応。アジア時間に付けた安値となる1.0297まで下落したが1.03ミドルまで買い戻され往って来い。NY時間に発表された米PMIが予想を下回ると米長期金利が低下しユーロは1.03後半まで上昇。更にその後公開されたFOMC議事要旨では大半のメンバーが利上げペースの早期減速を支持していたことが明らかとなり更にドル売りが強まりユーロは1.0405まで上昇して引けている。
先週1.0482の高値を付けて下落したものの再び上昇に転じており、調整の動きは一巡。ただ、米国が休場で薄商いが続くことから目先は1.03から1.04ミドルのレンジ内でのもみ合いが続くとみている。
ユーロドル予想レンジ:1.0420(76.4%)~1.0350
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[NZドル米ドル]FRBとの温度差

昨日開かれたRBNZ政策会合では政策金利の0.75%引き上げを決定。
声明では「更なる追加利上げが必要」「政策金利は、以前示唆されていた水準よりもより高い水準まで上昇する見通し」などタカ派的な内容となり発表後上昇。しかし、大分織り込んでいたこともあり利食い売りが散見され往って来い。オアRBNZ総裁はリセッションを見込むもののインフレとの戦いを続けるとし、来年7‐9月期にはオフィシャルキャッシュレート(OCR)は5.5%でピークに達するとの見通しを示した。
NZドルは底堅い動きで推移する中NY時間に米長期金利が低下すると目先強いレジスタンスとして意識された0.62を上抜け0.6249まで上昇。高値圏で引けている。
RBNZが今後も利上げペースを維持するのに対してFRBは今後利上げペースを減速するとの見通しによる政策の温度差が意識されNZドルは底堅い動きが継続するとみる。
ただ、リセッションが予想以上に強まればRBNZの政策にも限界があり8月に付けた高値0.6467から6月の高値0.6576が当面のレジスタンスとみる。
NZドル米ドル予想レンジ:0.6300(BB上限)~0.6200
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[全般]感謝祭控えドル全面安
昨日は日本が祝日ということもありドル円は141円前半でもみ合うなど全般に方向感の乏しい動きが続いた。
欧州市場ではこの日発表されたドイツやユーロ圏11月PMIが予想を上回ったものの依然50を下回るものとなり景気減速への懸念からユーロは下落。1.03ドルを割り込んだ。
しかしNY時間に発表された米11月PMIが予想を大きく下回ると市場は景気縮小を示唆するものと受け止めドルは全面安。
米長期金利が3.7%を割り込むとドルは全面安。ドル円は141円を割り込むと139円ミドルまで下落。ユーロドルは1.03後半まで押し上げられた。
NY終盤に入ったところで公開されたFOMC議事要旨では多くのメンバーが利上げペースの早期減速を支持する内容となったことからドルは更に下落。ユーロは1.04ドル台へ上昇。ドル円は139円16銭まで下落。ドルは全面安の展開となった。
今日のNY市場は感謝祭で休場となることからポジション調整の入りやすい状況下ではあったが、改めてFRBの利上げペースの鈍化が認識され、さらに早期利上げ期待がドル売りを誘ったと思われる。
この流れは明日まで継続されるとみているが、薄商いとなる中で一時的にドルの買い戻しが入る可能性もあり注意したい。
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