[米ドル円]雲の下限ブレークで下げ継続

今年3月にFRBが利上げを開始。ドル円は115円付近から151円後半まで上昇したが、そのFRBも利上げペースを鈍化させるとの見方からドル円は下落に転じている。
先週はFOMC議事要旨がハト派的と捉えられドル円は138円06銭まで下落。前週の安値137円67銭には届かずに買い戻しが入ったが139円60銭で上値が抑えられるなど一目の雲の下限にも届かずに折り返している。
今週は米PCEコア・デフレーターや雇用統計が発表されるが、FRBの利上げ鈍化を示すものとなればドルは一段の下値を探る展開が予想される。
一方、今週はパウエルFRB議長の講演があり、過度にFRBの利上げ鈍化を意識させないような発言から、市場の一時的なドル買い戻しには注意したい。
本日のドル円予想レンジ:140円10銭(50% オレンジ)~138円80銭
今週のドル円予想レンジ:140円70銭(61.8% オレンジ)~136円00銭(61.8% 黒)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]200日MA意識

前週200日移動平均線の位置する1.0430を上抜け前週に付けた1.0479の高値を先週は超えられず1.0448で折り返した。しかし、辛うじて200日移動平均線を上回って引けており、今週再び1.0430を上抜けるようならユーロ買いが加速するとみている。
今年は暖冬によりエネルギー価格も低下するなどユーロにとっては追い風となる。
今週発表のドイツCPIやユーロ圏HICPは前月を下回ると予想されるが、予想通りであれば一旦はユーロ売りが強まるとみるが、既に低下傾向にあり米長期金利と比較してユーロの下げも限られる。ただ、1.02ドルを下回るようなら大きな調整が入る可能性が高い。
今週のユーロドル予想レンジ:1.0550(61.8%)~1.0300
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[カナダドル円]原油価格と雇用統計

先週末にマックレムBOC総裁が「引き締めは終了に近付いているが、まだ至っていない」「低インフレ目標には程遠い」など、利上げ継続姿勢を示した。一方FRBの利上げペース鈍化により対ドルでカナダドルは堅調な地合いが続いている。
一方で、中国コロナ感染拡大による需要の減少、G7やEUがロシア産原油に価格上限を検討しているとの報道から原油価格は軟調に推移。産油国通貨のカナダにとっては逆風となる。
今週はカナダの7‐9月期GDPや11月雇用統計が発表されるが、それぞれ前月から落ち込むと予想されるなど、やや下向き圧力が強まる可能性が高い。
ただ、大きな動きにはなりにくく目先102円付近は強いサポートとみる。
今週のカナダ円予想レンジ:105円50銭(38.2%)~102円50銭(BB下限)
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[全般]FRB利上げペース鈍化を再確認か
先週は米国感謝祭を控え週初からドル買い戻しの動きが強まりドル円は142円前半まで上昇。しかし買い戻しが一巡すると再びドルは下落。米11月PMIや新規失業保険申請件数などの結果を受けFRBの利上げ幅のペース減速観測が高まりドル円は138円直前まで4円余り下落した。感謝祭で市場の流動性が低下する週末にはドル買い戻しの動きが強まったもののドル円は139円ミドル付近で上値が抑えられるなどドルの上値の重い展開を予想させた。
今週はFRBの利上げペースを占う上で重要な経済指標となるPCEデフレーターや週末の雇用統計の結果に注目。米インフレ上昇に歯止めがかかる内容となれば再びFRBの利上げペース鈍化への思惑が高まりドルは一段と下値を試す展開が予想される。
特に感謝祭で実質連休明けとなるNY市場では全般にポジションは軽くなっているとみられ、方向性が見えてくるようなら改めてポジションを膨らませてくることから一方向に傾きやすい。ただ、今週はパウエルFRB議長の講演で市場の思惑を抑えるような発言が予想され、そうなれば一時的にドル買い戻しの動きが強まりかねない。また、指標結果が予想と反対の結果が示された場合も同様に相場は荒れ模様が予想されるが、最終的にドル売りの流れに戻るとみている。
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注意喚起
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