[米ドル円]パウエル議長発言でドル買い?

東京市場でドル円は仲値直後に139円35銭まで上昇したが直ぐに押し戻された。欧州市場にかけ米長期金利が3.65%まで低下するとドル円も137円86銭まで下落。しかしその後NY市場にかけて金利が上昇に転じるとドル円も138円85銭まで買いが進んだ。今日のNY時間にパウエル議長のタカ派的な発言が予想されていることから、その前にドル買いが強まる可能性が高く、実際にタカ派発言が出たとしても上昇は限られるとみている。ただ、週末には雇用統計が発表されることからレンジ内での動きにとどまりそうだ。
ドル円予想レンジ:139円80銭(50%)~137円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]米長期金利に連動

昨日のユーロドルは米長期金利に連動。欧州市場にかけて米長期金利が3.65%付近まで低下するとユーロは1.0394まで上昇。その後NY市場が始まり金利は3.75%まで上昇するとユーロも1.0320付近まで押し戻されて引けている。
NY時間に発表されたドイツの11月CPIは予想を下回ったが相場に影響は見られなかった。
今日はユーロ圏11月HICPが発表されるが10.4%と依然として過去最高水準が続くと予想され、ECBの利上げは今後も継続するとみられる。FRBとの温度差がユーロの下支えとなっているが、明日のパウエル議長発言を控えユーロ売りが一時的に強まる可能性はある。ただ、ダブルトップのネックライン1.02前半を下抜けないようなら再度上値を試す展開を予想する。
ユーロドル予想レンジ:1.0440~1.0200(38.2%)
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[カナダドル円]下げ幅拡大

中国のコロナ対策を巡る抗議活動が広がり世界的な景気減速懸念が石油の需要を低下させるとの見方によりカナダ売りが進んだと思われる。
中国政府がゼロコロナ対策の見直しに動けばカナダドルの下支えとなりそうだ。ただ、OPEC+は来月の会合で増産を検討しているとの見方もあり、原油価格の下落はカナダドルにとって逆風となる。
昨日は8月2日に付けた安値101円41銭を下回る101円36銭まで下落したが、その後は買い戻しが入っている。6月12日の安値101円66銭を付けた後も買いが入るなど101円は強いサポートとして意識される。101円手前は買いとみるが、101円を割り込むようなら98円付近が次のサポートとなる。
カナダ円予想レンジ:103円00銭(38.2%)~101円00銭
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[全般]パウエル議長発言を控え不安定な動き
昨日の東京市場では前日の中国コロナ対策を巡る抗議活動が広がったことでリスクオフの流れが続きドル円は上値の重い展開で推移。ただ、中国や香港株が反発したことでドル円は一時139円35銭まで上昇する場面も見られたが直ぐに押し戻された。中国政府がコロナ対策の見直しをするのではといった期待が株価を押し上げたとみられる。
一方米長期金利は低下傾向でドル全般に売りが強まりドル円はじりじりと値を下げ欧州市場で138円を割り込んだ。
その後中国衛生当局が「高齢者へのワクチン接種強化へ」「国民が指摘している問題点を迅速に解決する」との報道を受け市場は中国政府がゼロコロナ対策の見直しへ向かうのではといった期待からNY株式市場は下げ幅を縮小。米長期金利も上昇に転じるとドル買いが進みドル円は138円後半まで上昇。結局米長期金利の動向が定まらない中で為替相場も方向感の掴みにくい動きが続いている。
明日未明にはパウエルFRB議長の発言があることから市場の注目は集まっている。ここにきてブラード・セントルイス連銀総裁やNY連銀総裁などのタカ派発言が続いており、パウエル議長も市場の利上げ幅鈍化への思惑を抑えるような発言が予想される。
予想通りであればドルの下支えとなるが、市場は既に物価上昇がピークを打ちFRBの利上げサイクルも転換が始まるとの見方が根強くドルの上値も限定的とみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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