ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-12

[米ドル円]ドル買戻し継続

(米ドル円日足)



先週末に発表された米雇用統計が強い結果となったことからドルが買われたが、その反動で売られた流れを継いで東京市場でドル円は134円前半で始まった。しかし、中国がゼロコロナ対策を緩和する動きが見られたことでリスクオンから円が売られドル円は欧州市場で135円ミドルまで上昇。
NY市場では11月ISM非製造業が予想を上回ったことでドル買いが先行。FRBが大幅な利上げに動きやすくなったとの見方からドル円は136円86銭まで上昇して引けている。
先週ドル円は140円手前から133円63銭まで6円余り下落したことからその買い戻しも見られる。来週のFOMC会合やCPIの発表を控え売られ過ぎた巻き戻しとみる。

ドル円予想レンジ:138円00銭(50%)~136円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米金利上昇でユーロ売り

(ユーロ米ドル日足)



週明け東京市場でユーロは先週末の流れを継いで買いが先行。中国のゼロコロナ対策の見直し期待からリスクオンの動きもユーロの下支えとなり1.0584まで上昇。ただ、この日発表されたユーロ圏10月小売売上が前月から大きく低下したことから1.0520まで押し戻された。その後マクルーフ・アイルランド中銀総裁の「来年更なる利上げが予想される」との発言を受け1.0594まで上昇。
しかしNY時間に発表された米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇しドルが買われるとユーロは1.0481まで下落。日足チャートでみるとボリンジャーバンドの上限で上値が抑えられ上髭を伸ばした陰線が現れたことで目先天井を付けた可能性もある。ただ、調整が一巡すれば再びユーロ上昇トレンドに戻るとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.0540~1.0360(61.8%、BB中心、200日MA)

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[豪ドル米ドル]RBA会合に注目

(豪ドル米ドル日足)



東京市場では中国のゼロコロナ対策の見直し期待などからリスクオンが広がり0.6850まで上昇する等底堅い動きで推移していた豪ドルもNY市場で下落に転じた。
この日発表された米11月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇すると0.6688まで下落。NY株式市場が下落したことでリスクオフの動きが強まりコモディティー価格も下落し資源国通貨の豪ドル売り圧力となった。
今日開かれるRBA政策会合では政策金利の0.25%引き上げが予想されるが既に織り込み済み。市場では声明文で利上げが当面打ち止めされるとの見方もあり、そうなれば一段の豪ドル売りが強まる可能性が高い。
反対に、今後も利上げ継続姿勢が示されたとしても米長期金利上昇などから豪ドルの上値は限定的とみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.6760~0.6650(76.4%)

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[全般]FOMCへの思惑

NY時間に発表された米ISM非製造業景況指数の結果を受けドルが上昇。FRBの大幅利上げを後押しするとの見方が広がった。

週明け東京市場では先週売られ過ぎたクロス円の巻き戻しが先行。特に豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が対円対ドルで買われるなどドル売り円売りが強まった。
欧州市場ではユーロやポンド売りが先行したもののその後買い戻されるなど短期筋中心の動きが目立った。
NY時間に発表された米11月ISM非製造業景況指数が56.5と予想の53.5を上回ったことでドル買いが先行。市場は前月から低下するとみていただけにインパクトは大きかった。この数字はパウエルFRB議長が最も注目する指標の一つということもありFRBが大幅な利上げを実施するとの思惑から金利が上昇しドルが買われた。
一方でNY株式市場は三指数ともに下落するなどリスクオフの動きからそれまで堅調に推移していた豪ドルやカナダドルなどの売りが強まった。
来週の米CPIやFOMC会合を控えISM非製造業景況指数などからの思惑で相場が動きやすくなっている。しかし思惑だけでは短期的な動きに留まる可能性が高く、ポジションが偏り過ぎたときにはその巻き戻しが入ることになる。

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