[米ドル円]米CPI、インフレ鈍化確認か

週明け東京市場が休場のなかでドル円は132円30銭付近から131円31銭まで1円近く下落して始まった。先週末の米雇用統計やISM非製造業などの結果を受けFRBの利上げ長期化への懸念が後退したことがドル売りを強めた。一方で中国のゼロコロナ対策撤廃でリスクオンの動きも強まりオセアニア通貨を中心としたクロス円が上昇するとドル円は反発。132円65銭まで押し上げられた。しかし米長期金利の低下が進むとドルが下落。ドル円もNY市場で131円54銭まで下落するなど1日を通して往って来い。
毎日1円から2円幅でドル円は上下しているものの結局方向感は掴み切れていない。
今週の米CPIや来週の日銀会合の結果を見極めるまではボラタイルな動きが続きそうだ。
今日は昨日の安値131円34銭を下回るようなら一段の下値を探る展開が予想されるが、最終的に買い戻され「往って来い」になるとみる。
ドル円予想レンジ:132円30銭~130円80銭(76.4%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]米CPIを前に調整売りも

週明けアジア市場でドル売りが先行するとユーロも1.0640付近から欧州市場にかけて1.07まで上昇。一旦は利食い売りが入り1.0660付近まで押し戻されたがNY市場で米長期金利の低下が更に強まると1.0760まで上昇。このレベルはフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの上限が位置することから上値が抑えられた。
引け値としては昨年12月の高値1.0736を下回っており、今日も1.08を上抜け出来ないようならダブルトップ形成となる。
木曜発表の米12月CPIを前にはポジションは傾けにくく、最終的に調整売りが入るとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.0800~1.0660
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[豪ドル円]中国ゼロコロナ政策撤廃を好感

中国がゼロコロナ政策の撤廃を発表したことで欧米株式市場全体が買われリスクオンが広がり豪ドル円は90円80銭から91円81銭まで1円余り上昇。
しかし12月20日に付けた高値92円には届かずに91円付近まで押し戻されて引けている。相場のボラティリティーは高く、日替わりメニューのようにセンチメントが変わりやすい。
1月はまだ始まったばかりで方向を探る展開が続く中で一方向に偏ると最終的にポジション調整が入りやすい。
木曜日の米CPI発表を控えそろそろ調整売りが入る可能性が高く戻り売りスタンスで臨みたい。
豪ドル円予想レンジ:91円60銭~90円20銭(38.2%、BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]クロス円全面高
昨日は東京市場が祝日で休場だったことからアジア市場全般に薄商いの中でドル売りが先行。先週末に発表された米雇用統計において賃金インフレ鈍化が見込まれたことやISM非製造業景況指数が好不況の節目である50を下回ったことで米長期金利が低下。ドル売りの動きが先行したことでドル円は131円31銭まで下落。
一方で中国がゼロコロナ対策の撤廃を決定した。リスクオンの動きが広がりリスク通貨である豪ドルやNZドルなどが対ドルだけではなく対円でも買いが強まりクロス円が上昇したことがドル円の下支えとなった。
欧州市場でも各国株式市場が堅調な地合いで始まるとクロス円は上昇幅を拡大。ドル円も132円65銭まで押し上げられた。
しかし、その後米長期金利の低下によりドル売りが強まるとドル円も132円を割り込みNY市場では131円54銭まで押し戻され、結局1日を通して往って来い。この日発表されたNY連銀12月消費者期待調査で1年先インフレ期待が5.0%と前回の5.2%から低下したことも米長期金利の低下を促した。
結果的に円売りはある程度抑えられたもののドル安の流れは変わらずクロス円は全面高で引けている。
日中におけるドル円の動きは1円余り上下するなどボラティリティが高く方向感が依然として掴みにくい。
今のところドル売り傾向に市場は傾いているが今週木曜の米CPIの結果次第では値動きが一転する可能性が高い。また、来週の日銀会合で緩和政策の修正に悲観的な見方が示されるようなら円売りが再び強まりかねない。
1月は始まったばかりで、今後1年の方向を見極めるには時期尚早。荒っぽい相場展開は暫く続きそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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