ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-01

[米ドル円]乱高下の後は

(米ドル円日足)



今日の日銀会合で政策修正が行われるとすればYCCの上限を0.75%、或いは1.0%に引き上げるのか、もしくは撤廃という可能性もある。これらを市場は既に織り込んでおりドル円の下値は限られそうだ。もしマイナス金利を引き上げる利上げとなれば一気に円買いが進むことになるが可能性は非常に低い。
もし据え置きとなれば発表直後はドル円の買い戻しが進むとみるが緩和修正の流れに変化はなく再び円買いが強まることになるだろう。
また、昨日発表のNY連銀製造業景気指数をみるとFRBの利上げペースが減速する可能性が更に高まっておりドルの上値も重くドル円の下落トレンドは継続するとみる。
いずれにしても発表後はかなり激しい動きになると予想される。

ドル円予想レンジ:130円00銭~125円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB利上げペース減速か

(ユーロ米ドル日足)



昨日発表されたドイツの1月ZEW景況感調査が16.9と前月の−23.3を大きく上回ったことでユーロは堅調な地合いで推移。1.08前半から1.0869まで上昇。
しかし、その後一部報道で「3月ECB理事会で利上げ幅を0.25%に縮小する道筋への支持が高まっている」との観測記事でユーロは1.0775まで100ポイント近く急落。
6か月で2.5%の急速な利上げを実施したことで昨年12月にラガルド総裁が示したよりも遅いペースで利上げを行うことを多くのECB理事が検討しているようだ。
FRBの利上げ鈍化に対してECBの積極的な引き締めとの対比で買われていたユーロの修正が今後も強まるのか、今後の理事の発言に注目が集まる。
日足ローソク足チャートを見ると高値から三日連続で陰線が出ており下げ基調が更に強まるサインを示している。

ユーロドル予想レンジ:1.0860(BB上限)~1.0720(38.2%)

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[ポンド円]労働市場の逼迫

(ポンド円日足)



昨日発表された英国9-11月失業率は3.7%と前回から横ばいとなり求人件数も減少が続いたがパンデミック前の水準を大きく上回った。また、週平均賃金は上昇する等依然として労働市場は逼迫していることが明らかとなったことでポンド円はこの日の安値156円40銭から158円02銭まで1円60銭余り上昇した。引けも日銀会合前というものの157円ミドルと底堅い動きが続いている。
FRBやECBの利上げ鈍化傾向に対してBOEは年央までに4.5%の利上げが見込まれておりポンド買いに繋がった。
ただ、英国景気減速懸念が燻るなか日銀会合で緩和政策の修正が決定されるようならポンド売りが強まる可能性は高い。

ポンド円予想レンジ:158円00銭~154円50銭(76.4%)

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[全般]日銀会合に注目集まる

本日発表される日銀政策決定会合を控えドル円クロス円ともに調整の動きが見られたが会合の結果如何に関わらず相場は激しい動きになりそうだ。

昨日の東京市場でドル円は128円20銭付近まで下落して始まったが、日銀政策決定会合を控え目先のドルショートカバーが入ると129円14銭まで1円近く上昇。買い戻しが一巡すると128円前半に押し戻されたが欧州市場で129円前半まで上昇。しかし東京の高値に届かずに再度下落に転じた。
一方ユーロは底堅い動きで推移。この日発表されたドイツのZEW景況感調査が前月から大きく上昇したことを市場は好感。連休明けNY市場では1.0870付近まで買われた。
しかし、その後ECB理事らが引き締めペースの減速を支持するとの観測記事が報じられたことでユーロは急落。1.0775まで100ポイント近く下落した。
荒っぽい動きがみられる中で本日開かれる日銀会合に市場の注目が集まる。
昨日も長期金利が0.5%を上回るなど市場の債券売りが止まらない中で財務省は10年債の26年度想定金利を1.6%に引き上げるなど実質的に既に引き締めに入っている。
もし日銀が今回の修正を見送ったとすれば一時的に円売りに繋がるとしてもいずれ引き締めに動かざるを得ないことを市場は読んでおり、円買いの動きは継続するとみる。
特にクロス円の動きには注意しておきたい。

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