ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-01

[米ドル円]130円台の上値の重さ

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は底堅く推移。前日のNY時間に発表された米1月PMIの結果後に付けた高値131円11銭を目指す展開となった。しかし、130円ミドル付近で戻り売りに押され欧州市場で130円を割り込んだ。その後は米長期金利の低下により129円26銭まで下落するなどドルの上値の重さが目立った。昨日のBOC会合では政策金利の打ち止めを示唆したことでFRBも同様な動きになるとの見方もあり130円台が徐々に重みを増している。
今日はNY時間に米GDPなどの重要指標が発表されるが、この時に130円台の上値の重さが再度確認されるようならドル下振れ圧力が高まるとみる。

ドル円予想レンジ:130円20銭~128円80銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]欧州景気減速懸念後退

(ユーロ米ドル日足)



アジア市場で堅調に推移していたユーロは欧州市場に入ると売りが先行。欧州各国株価の軟調な地合いを背景に売りが強まり1.0858まで下落。その後発表されたドイツの1月IFO企業景況感指数が90.2と予想通り前月から上昇したことで欧州景気減速への懸念が後退。また、ナーゲル・ドイツ連銀総裁は「経済は数か月前に考えていたよりも堅調」「3月以降に金利をさらに引き上げる必要があっても驚かない」など強気な発言から下げ幅を縮小。
NY市場では1.0923まで反発したものの米長期金利が上昇すると1.0875まで押し戻された。その後長期金利が下げに転じるとユーロも1.09前半に押し戻されて引けている。
昨年は欧州景気減速が懸念されたが液化天然ガスなどのエネルギー価格が低下したことなどから景気は寧ろ底堅く推移。また、ECBも積極的な引き締めの手綱を緩めていないことからユーロは底堅い動きを継続。

ユーロドル予想レンジ:1.0970(BB上限)~1.0860(38.2%)

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[カナダドル円]BOC利上げ打ち止め示唆

(カナダドル円日足)



昨日の東京市場で発表された豪州12月CPIが予想を上回ったことで豪ドルが買われるとカナダドルもつられて上昇。同じ資源国通貨ということもあり97円77銭まで買われた。しかし、その後ドル円が下落に転じるとカナダ円も97円付近まで押し戻された。
注目のBOC会合では政策金利を予想通り0.25%引き上げ4.5%と15年ぶりの高水準となった。ただ、声明では「インフレ率は6月の8.1%から12月には6.3%に低下」「コアインフレ率の3か月の測定値は低下しておりピークに達したことを示唆」「今年はインフレ率が大幅に低下すると予測」「経済が見通し通り進展するようならこれまでの累積的な利上げの効果を見極めるために政策金利を現在の水準で維持すると予想」との声明を受けカナダドルは下落。97円20銭付近から96円35銭まで下落。その後96円後半まで買い戻しが入ったものの再び下落に転じている。
先進国では初めての利上げ停止を示したものだが、特にカナダは米国の先行指標になることが多く次はFRBとの見方もできる。
対ドルでカナダドルの上値は限られそうだ。ただ、日銀が今後緩和修正に動くとの見方から対円では更に下落幅を拡大するとみる。

カナダ円予想レンジ:97円20銭~96円20銭(50%)

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[全般]短期取引中心の相場

来週のFOMC会合を前に特に材料が見られない中で米長期金利の動きにドルは連動。
昨日の東京市場でドルは底堅い動きで推移。前日の米PMIの結果を受け上昇した後に下落したが再び買いが先行。また、この日は豪州12月CPIが予想を上回ったことで豪ドルが急騰。更なる追加利上げへの思惑が広がった。
欧州市場では各国株式市場が軟調な地合いで始まるとユーロ売りが先行。1.0858まで下落したが米長期金利が低下するとドル売りが強まりユーロは反発。NY市場で1.0923まで上昇。ドル円も129円27銭まで下落した。
その後米長期金利が上昇に転じるとドルも反発しドル円は130円近くまで反発するなど米金利に連動する動きが目立った。
結局材料難の中で方向感は乏しく短期筋を中心とした動きが続いている。
ただ、昨日のBOC政策会合では主要各国に先駆け利上げ打ち止めの可能性を示唆したことで他の金融政策に影響を与えるとの見方も浮上している。
今日はNY時間に米GDPやコアPCE、そして新築住宅販売件数など重要指標が発表されることから、結果次第で相場が振らされるとみる。ただ、FOMC会合を前に一方向にポジションは傾けにくく短期取引中心の動きになりそうだ。

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