ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-01

[米ドル円]FOMCで下落リスク

(米ドル円週足)



先週はBOCが利上げを一時停止すると発表したことでFRBも利上げを停止するとの見方も浮上したがドルの下値は限られた。日銀が先週5年物共通担保資金供給オペを実施して日本の長期金利が低下したこともドル円の下支えとなった。
直近では三角保ち合いが収束しており今週はどちらかに放れる可能性が高い。

今週はFOMC会合で0.25%の利上げがほぼ織り込まれており注目は声明とパウエル議長発言に集まる。3月の会合を最後にFRBが利上げを停止するとの見方を改めて示すようなら市場はドル売りで反応しそうだ。
反対に、これまでの内容を踏襲しても市場は既にインフレがピークアウトしたとの見方から遅かれ早かれFRBが利上げ停止に動くことでドルの上値は限定的とみる。
また、今週は米雇用統計やISM製造業・非製造業景況指数などの重要指標発表もあり、総合的にみてFRBの利上げ停止が示されるようなら保ち合いが下方向に抜け123円付近までの下げも視野に入る。

本日のドル円予想レンジ:130円40銭~129円10銭
今週のドル円予想レンジ:131円00銭~123円00銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]FOMC会合とECB理事会

(ユーロ米ドル日足)



今週は注目度が非常に高いECB理事会とFOMC会合が開かれることからドルとユーロ双方の金融政策の違いが明確化され荒っぽい動きが予想される。FRBは今回0.25%の利上げ、ECBは0.5%の利上げが予想されており既に織り込み済み。注目は3月の会合でFRBがそろそろ利上げ停止に向かうのではという見方が浮上。一方でECBは今後も積極的な利上げ姿勢を改めて示すようならユーロ買いが更に進むことになる。
ただ、米国と比べて欧州インフレ上昇や景気減速懸念は深刻であり積極的な買いを入れにくく1.1ドル付近が強いレジスタンスとして意識されそうだ。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1000(BB上限)~1.0760(38.2%、BB中心)

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[ポンド円]BOE政策会合と声明

(ポンド円日足)



日銀会合で現状の緩和政策維持を決定したことでポンド円は先週も底堅い動きが続いた。
一方で、今週開かれるBOE政策会合では0.5%の利上げが予想され、夏までに更に0.5%の利上げを市場は既に織り込み始めている。今回の会合で今後の利上げ縮小が検討されるとの見方もある。
年央にかけてインフレ鈍化が見込まれると同時にリセッションリスクが高まるとの見方から金利差だけでポンド買いを入れるのは限界がありそうだ。
また、日銀も3月の会合で改めて緩和政策の修正を行うとみられており、短期的な上昇はあっても長続きはしないとみる。
先週はBOCが利上げの一時的停止を発表するなど、他の中央銀行への影響が広がるとの見方もポンドの上値を抑える要因となる。
目先は金利差からの下値の強さは残るものの春先辺りから下押し圧力が増すとみている。

今週のポンド円予想レンジ:164円00銭(61.8%)~159円30銭(BB中心)

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[全般]FOMC、米雇用統計に注目

今週はFOMC会合や米雇用統計、そしてBOE政策会合、ECB理事会などのビッグイベントの他にも重要指標発表が相次ぐことから波乱含みの相場展開が予想される。
先週はBOC会合で利上げを一時停止することが示されたことで今週開かれるFOMC会合でも利上げ停止が示されるのではといった憶測もあったがドルは全般に値動きが乏しく、織り込む状況にはならなかった。
今回のFOMC会合で政策金利の0.25%引き上げはほぼ織り込み済みであり、注目は声明文に集まる。前回の会合で23年末の金利見通しを5.1%とし今後0.75%の利上げ幅を残すことから今回の0.25%利上げ後は0.5%の利上げ余地となる。
ただ、BOCのように今後利上げ停止が近いといったハト派内容が示されるようならドル売りが強まる。反対に、これまでと同様の内容となってもドル買いは限定的とみる。
今週はFOMC会合後に米1月雇用統計が発表される。もしFOMC会合で何事もなければ雇用統計の平均時給結果がFRBの今後の政策に影響を与えることになり相場の波乱要因となる。
市場は前月の4.6%から4.3%に低下し、失業率も3.5%から3.6%に上昇すると予想される。もし予想通りであれば利上げ鈍化が改めて認識されドル売りが強まることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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