[米ドル円]ドルの上値の重さ

FOMC会合前に発表された米1月ADP雇用統計やISM製造業景況指数が予想を下回ったことでドル売りが先行。東京市場後に130円41銭まで上昇したドル円は129円19銭まで下落。FOMC会合では予想通りの結果となり129円85銭まで買い戻された。その後パウエル議長の発言で129円86銭まで上昇したが予想よりもハト派的との見方からドル円は128円59銭まで下落。引けにかけて買い戻されたものの129円台は重くなっている。
薄商いの中での下げということもあり日中では買い戻しが強まるとみるが、FRBの利上げも最終局面に近付いており、上値は限定的とみる。
ただ、明日の雇用統計次第では短期的に買い戻しが強まる可能性もある。また、利上げは依然として継続している中でドルの下げも緩やかなものになりそうだ。
ドル円予想レンジ:129円60銭~128円10銭(76.4%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECB理事会前に1.1ドル乗せ

東京市場で1.0853の安値を付けてからユーロは底堅い動きで推移。NY時間に発表された米1月ADP雇用統計やISM製造業景況指数の結果を受け1.0924まで上昇。注目のFOMC会合では予想通り0.25%の利上げを決定し声明もこれまで通りのタカ派的な内容となったことで1.0880まで押し戻された。しかしパウエル議長の発言でドル売りが再開。ユーロはECB理事会を前に上値の節目とみられる昨年4月以来の1.1ドルを付けている。
本日開かれるECB理事会では0.5%の利上げが予想され、次回も0.5%の利上げ継続とみられる。
FRBとの政策の温度差は開いておりユーロは一段の上昇が見込めるものの、既に大分織り込み始めていることから予想通りの声明文であれば利食い売りに押される場面も想定しておきたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1030(BB上限)~1.0930(38.2%)
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[ポンド円]BOEの利上げ織り込み

ロンドン市場でポンド円は160円66銭の高値を付けた後下落に転じ、NY市場で更に売りが強まると158円89銭まで下落。その後FOMC会合後に対ドルでのポンド買いが一気に進んだことから159円66銭まで反発。全般にポンド売りが目立った一日となった。
本日開かれるBOE会合では0.5%の利上げが予想され、夏までに更に0.5%利上げも市場は織り込み始めている。今年後半からの政策に注目が集まる。
先日発表されたIMFの経済見通しでは英国だけがマイナス成長とされるなど、英国リセッションリスクが懸念される中で、利上げ継続は寧ろポンド売りに繋がりかねない。
利上げ発表で一時的に買いが強まったとしても162円付近の天井を上回らない限りポンド円の下げはまだ続くとみる。
ポンド円予想レンジ:160円50銭~158円00銭(61.8%)
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[全般]パウエル議長発言はドル売り
しかし、その後のパウエル議長記者会見でドルは再び下落。議長は「継続的な利上げが適切」「予想通りの経済動向なら今年の利下げは想定せず」など、これまでのタカ派発言も見られたことから始めはドル買いで反応したものの「過去3か月のインフレ指標、利上げペース減速が適切」「ディスインフレプロセスが始まった」など、これまでとは異なるハト派的な内容が示されると一転。ドルは全面安となりドル円は128円54銭まで下落。ユーロは昨年4月以来の1.1ドルを回復した。
結果的に今後の利上げ幅はこれまでと変わらず5月までに2回の利上げが予想され、利下げも年内は否定された格好だが、市場はFRBの利上げ停止とその先の利下げを見込んでいる。
今回の決定はほぼ予想通りであり会合自体大きな動きは見られなかったがFRBの引き締めが最終局面に近付いていることは確かのようだ。
今日はECB理事会やBOE政策会合が開かれ注目が集まるが、明日の米雇用統計を控え動きは抑えられそうだ。
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