[米ドル円]クロス円の売りで上値重く

BOCの利上げ停止を皮切りに市場ではFRBの年内利下げも視野に入る中ドル円は下落して始まった。しかし、その後ECB、そしてBOEなども今後停止に向かうとの見方が強まると対ドルだけではなくポンド円やユーロ円といったクロス円の売りが強まるとドル高円高が進みドル円は129円前半から128円前半での綱引きとなった。
今日は米雇用統計が発表されるが失業率は上昇し平均賃金は前月に引き続き低下すると予想される。予想通りであればドル売り圧力が再び強まりドル円は1月16日に付けた安値127円22銭を再度試しに行くとみる。
ドル円予想レンジ:129円60銭~127円00銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECB次回の利上げ以降は

未明に開かれたFOMC会合でドル売りが強まるとユーロは1.1032まで上昇。心理的な節目となる1.1ドルを上抜けた。しかし、この日開かれたECB理事会では予想通り政策金利を0.5%引き上げ次回の会合でも0.5%の利上げを実施するとしたが既に市場は織り込み済みで上値が抑えられた。その後ラガルド総裁が「3月の利上げ後は経過を見ていく」と発言したことで次回の0.5%利上げ以降は利上げを停止すると市場は受け止めユーロは下落。1.0885まで下落した。
結局FOMCでドル売りが強まり1.1ドルを一時的に上抜けたものの押し戻されるなど目先強いレジスタンスとして意識される。
今日のNY時間に発表される米雇用統計でドル売りが強まったとしても1.1ドルを上抜けるのは難しいとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1010(BB上限)~1.0810(38.2%、BB中心)
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[ポンド円]円との金利差縮小へ

昨日開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利を0.5%引き上げた。声明では前回の「一段のインフレ圧力に対し必要に応じて協力に対応」を「今後より持続的なインフレ圧力の証拠があれば一段の引き締めが必要」など、トーンが低下。また、「インフレは高止まりしているもののピークに達した可能性」との内容を受けポンドは下落。対ドルだけではなく対円でも売りが強まり157円19銭まで下落した。
ベイリー総裁は「インフレが転機を迎えた最初の兆しが表れている」と発言したことで市場ではこれまでの積極的な利上げサイクルが終了に向かっているとの見方が広がった。
一方で日銀は緩和政策修正に動き始めており、昨年の150円付近から始まった金利差拡大に伴う上昇の巻き戻しが始まる可能性が高い。
本格的に始まるのは日銀が動き始める時であり、まだ目先は156円から155円付近が強いサポートとみる。
ポンド円予想レンジ:158円20銭(38.2%)~156円00銭(BB下限)
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[全般]各国主要中銀の利上げ鈍化で円買い
昨日の未明に開かれたFOMC会合では予想通り0.25%の利上げに留まり今後も引き締めを継続するとしたものの、パウエル議長はディスインフレプロセスが始まったとし、利上げ停止時期が早まるとの見方が市場に広がりドル売りが進んだ。
その後開かれたBOE政策会合ではインフレが高止まりしているもののピークに達したとの見方が示されたことでポンドは下落。ECB理事会では今回も次回も0.5%の利上げが示されたもののその後は金融政策の見直しの可能性が示されたことでユーロも下落。結果的にドル買いが強まったものの同時に円との金利差縮小が意識されクロス円が全面安。ドル高と同時に円買いが進んだ。
先週はカナダ中銀BOCが利上げの一時停止を決定するなど各国主要中銀がこれまでの引き締め政策からの転換に動き出すとの見方が広がる中でそのペースの違いがドルやユーロなどの通貨同士の綱引きを生じさせることになる。ただ、この中での主役は基軸通貨のドルであり、ドルの動きを中心とした相場展開になりそうだ。
今日は米1月雇用統計が発表されるが、この中でも平均時給率が注目される。
前回と同様に賃金上昇鈍化傾向が示されるようならFRBの利上げ停止への思惑が更に進みドル売りが強まることになる。
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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