ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-02

[米ドル円]133円上抜け

(米ドル円日足)



注目の米1月CPIは予想を上回り物価上昇が長引くとの見方からドル円は132円80銭まで上昇。しかし、事前に予想を上回るとの見方もありドル買いを進めたところで利食い売りを出し131円50銭まで下落するなど乱高下。その後は米長期金利の上昇に合わせるように133円31銭まで買われた。
この結果、FRBの利上げ停止時期が先延ばしになったとの見方からドルは目先底堅い動きが予想される。
今日発表の米小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数などが予想を上回るようなら一段のドル買いが強まるとみる。
ただ、長い目で見ると日銀の緩和修正の動きやFRBの利上げ停止などからのドル円の下落圧力は徐々に高まるとみる。

ドル円予想レンジ:134円00銭(61.8%)~132円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米CPIで乱高下

(ユーロ米ドル日足)



米CPI発表を控え1.0730付近でもみ合いが続いたユーロだが欧州市場で買いが先行。FRBの利上げ鈍化を見越したドル売りが先行した格好だ。しかし、CPIは予想を上回る結果となり発表直後は1.0701まで下落したが直ぐに買い戻しが入り1.0801まで上昇するなど乱高下。その後は米長期金利の上昇によりドル買いが強まり1.07前半まで押し戻された。
本日の欧州時間にラガルド総裁の発言予定はあるが、結果的に1.08から1.06のレンジ相場はまだ継続するとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.0800(38.2%)~1.0700

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[ポンド円]英CPIに注目

(ポンド円日足)



東京市場で円買いが進みポンド円は160円11銭まで下落。その後は米CPIを控えポンドの買い戻しが入ると161円ミドル付近まで上昇。米CPIの結果を受け全般に円売りが強まると162円17銭まで上昇。昨年12月28日の高値162円33銭には届かず、結果的にボックスレンジ内でとどまっている。
今日発表の英1月CPIは前月比前年比ともに前回から鈍化すると予想され、予想通りであれば利上げ停止時期が近いとの見方が改めて確認されることからポンド売りが強まるとみる。
反対に、予想を上回りポンド買いで反応したとしても最終的に押し戻されるとみている。

ポンド円予想レンジ:162円80銭(BB上限)~161円00銭(61.8%)

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[全般]米CPIでタカ派優勢

米1月CPIは予想を上回る結果となったことでドル全面高。タカ派的な見方が強まった。

東京から欧州市場にかけて相場は米CPIの発表を控え膠着状態が続いた。
注目の米1月CPIは前月比で0.5%と予想通りとなったが前年比で6.4%と予想の6.2%を上回った。また、12月の‐0.1%を+0.1%に上方修正。コアCPIも5.6%と予想の5.5%を上回りドルは全面高となった。
サプライズとなった1月米雇用統計の結果を正当化するものとなり市場はFRBのタカ派姿勢継続への見方が広がり米長期金利は上昇。
市場はFRBの利上げが5月、或いは6月も継続するとの見方も出始めている。
ただ、単月でインフレは上昇したものの昨年6月をピークに鈍化傾向が続いていることから目先はドル買いで反応し、最終的に利上げ停止への流れに変化はないとみる。
NY連銀のウィリアムズ総裁は「最近のデータは更なる利上げの主張をサポート」と依然タカ派姿勢を崩していない一方でバーキン・リッチモンド連銀総裁は「インフレが落ち着いた場合金利はピークに達しない可能性」と発言。また、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁も「金利は十分抑制的な領域に近付いている」など、これまでの発言を変えないメンバーもいた。
一先ず今回の結果で利上げ停止時期が少し伸びた観もありドルショートが炙り出された格好となった。しかし、ポジションが軽くなっただけ今度はドル売りが出やすくなったともいえる。

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