ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-02

[米ドル円]135円には届かず

(米ドル円日足)

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米CPI、小売売上、そして昨日のPPIが予想を上回ったことでドル円は134円46銭まで上昇。しかし1月6日に付けた今年高値となる134円77銭には届かずに失速。
また、複数のFRBメンバーが3月のFOMC会合で0.5%の利上げの可能性も示唆したことから米長期金利が上昇。これを受けNY株式市場は三指数ともに大幅下落となったことでリスクオフの円買いが進むとドル円は133円70銭まで押し戻された。
米雇用統計から始まりCPIや小売売上、そしてPPIが予想を上回る結果となったことやFRBメンバーのタカ派発言などのドル買い材料はほぼ出尽くした観も漂う。次回のこれらの指標発表までは昨日の高値134円ミドル付近が目先の天井になったとみる。

ドル円予想レンジ:134円50銭~132円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]レンジの下限1.06ミドル

(ユーロ米ドル日足)


東京から欧州市場にかけて米長期金利が低下したことでユーロは1.0722まで上昇したものの、NY時間に発表された米PPIが予想を上回ったことで米長期金利が再び上昇。ユーロも1.0654まで押し下げられた。その後買い戻しも入ったが1.07には届かずに再び下落に転じるなど上値の重い展開となった。
この日はレーンECB専務理事が「インフレは今年1.2%、来年には1.8%程度低下する見込み」などの発言もありユーロの上値も抑えられている。
レンジ相場の下限となる1.06ミドルを下回るか注目。

ユーロドル予想レンジ:1.0700~1.0600(76.4%、BB下限)

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[豪ドル円]リスクオフの豪ドル売り

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に発表された豪州雇用統計では雇用者数が-1.15万人と+1.0万人を大きく下回った。また、失業率も3.7%と前月の3.5%から上昇したことで豪ドル円売りが強まり91円98銭まで下落。しかし、その後すぐに買い戻しが入ると発表前の高値を上抜け92円73銭まで上昇。
しかし、NY株式市場が3指数ともに大幅安となったことでリスクオフが強まると東京で付けた安値とほぼ同レベルの91円96銭まで下落。一先ず下げ止まったものの目先は上値の重い展開が続いている。
ただ、RBAが利上げ継続姿勢を示す一方で日銀の緩和修正への思惑が一先ず後退したことなどから昨年末からの豪ドル円の上昇はまだ継続。

豪ドル円予想レンジ:92円60銭~91円60銭(50%、BB中心)

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[全般]ドル買い一服か

この日発表された米PPIが予想を上回るなどFRBの利上げ継続への思惑が高まりドルは上昇したものの、そろそろ一服感も出始めている。

昨日の東京時間に発表された日本の1月貿易収支は過去最大の赤字額を記録。ただ、市場を下回ったことで円売りには反応せず、むしろ米10年債利回りが低下したことでドル売りが強まり押し下げられた。
欧州市場でもドル売りが先行しドル円は133円61銭まで下落するなどドル高が進んだ調整の動きも見られた。
しかし、NY市場では前日の小売売上に続きこの日発表された米1月PPIが6.0%と予想の5.4%を上回ったことで米物価高が依然として止まらないとの見方から米長期金利が上昇。また、メスター・クリーブランド連銀総裁が「前回のFOMC会合では0.5%の利上げも説得力があった」と発言。更に、ブラード・セントルイス連銀総裁が「3月FOMC会合で0.5%の利上げを支持する可能性」などの発言で市場は3月FOMC会合で0.5%の利上げ見通しが増えてきた。
ただ、今回発表されたCPIや小売売上、そしてPPIなど一連の物価指標が出揃ったことや、FRBメンバーのタカ派発言など、ドル買い材料も出尽くした観もある。
来月の雇用統計やCPIなどが今回の反動として予想を下回るようならドル売りが再び強まりかねない。一先ず目先のドル買いに一服感が出たように見える。
来週月曜日は米国がプレジデントデーで祝日となり連休前ということで調整のドル売りが強まるとみている。

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