ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-02

[米ドル円]135円台の重さ

(米ドル円日足)


昨日は東京市場が休場ということからNY市場まで134円後半での狭いレンジ相場が続いた。しかしNY時間に発表された米GDPや新規失業保険申請件数が強い結果となったことで先週高値の135円11銭を上抜けると135円36銭まで上昇。損切りも散見されたが同時に135円台での新規の売りもあり結局134円49銭まで押し戻されるなど135円台の上値の重さが確認された格好だ。
今日は植田次期日銀総裁の所信聴取があり、緩和継続が示されると予想されるがもし今後緩和政策修正の可能性が示されるようなら円買いに反応。
また、NY時間に発表の米PCEデフレーターの結果がFRBの利上げ長期化を改めて示すか注目。予想通りであればドル買いが既に進んでいることから上値は限られる。
反対に予想を下回ったとすればサプライズでドル売りで反応したとしてもFRBの利上げ長期化に変化はなく、一時的なものとなりそうだ。

ドル円予想レンジ:135円40銭~134円00銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下降チャネル継続

(ユーロ米ドル日足)


昨日発表されたユーロ圏1月HICPが上方修正されコア指数も予想を上回ったことでユーロは上昇。ECBの利上げ継続が改めて意識された。
しかし、その後発表された米経済指標でドル買いが強まると下落に転じ、結局下値を切り下げて引けている。
今日は米PCEデフレーターが発表されるが米国物価上昇継続を改めて確認するものとなればユーロの下押し圧力となる。反対に物価上昇にブレーキがかかるような結果となったとしてもFRBの利上げ継続への観測が変わることはなくユーロの上値は限られる。
結果的に緩やかな下降チャネルは継続するとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0660~1.0530(61.8%、BB下限)

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[NZドル米ドル]0.6190のダブルボトム

(NZドル米ドル日足)

NZD_USD_20230224_hiashi.jpg

前日に開かれたRBNZ会合では政策金利を予想通り0.5%引き上げたが、市場ではサイクロンの影響で0.25%の利上げに留まるとの見方もあった。しかし、声明では一部0.75%の利上げが議論され、今後更に引き締め続ける必要があることを同意するなど強気姿勢を崩していない。景気への影響は懸念されるもののNZドルは0.6190手前で下げ止まった。
このレベルは1月6日に付けた安値でもあり、結局ダブルボトムを形成する可能性が高い。
大型サイクロンの影響は直近では懸念されるものの、復旧後は再び物価上昇に繋がるとの見方からNZドルは底堅い動きが続きそうだ。

NZドルドル予想レンジ:0.6260(38.2%)~0.6190

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[全般]米PCEと植田次期日銀総裁発言に注目

本日行われる植田次期日銀総裁発言や米PCEデフレーターの結果は今後のドルと円の方向性を占うことになり注目が集まる。

昨日は日本が祝日ということからアジア市場は動意が乏しくドル円は134円後半での小幅な動きに留まった。
欧州市場ではユーロを中心にドル買いが先行。1.0627から1.0590付近まで下落したが、その後発表されたユーロ圏1月HICPが前月から上方修正されたことから利上げ継続期待が高まりユーロは1.0620付近まで上昇するなど往って来い。
NY市場に入ると一転。
この日発表の米10-12月期GDP改定値でコアPCEが予想を上回ったことや新規失業保険申請件数が予想を下回るなど強い結果となったことからドル買いが先行。
ドル円は135円前半の損切りを巻き込み135円36銭まで上昇。しかしその後は再び134円台に押し戻されるなど往って来い。
本日発表の米PCEデフレーターの発表を控え全般に短期筋中心の動きが目立った。
その米1月PCEデフレーターは前月比では上昇し前年比では低下すると予想される。
直近で発表された米CPIやPPIなどは物価上昇継続が示されるものであり、その流れを改めて示すものとなる。
反対に予想を下回ったとしてもFRBの利上げ停止時期が遠のいたとの見方に変わりはなくドルの下値は限られるだろう。
また、この日は植田次期日銀総裁の所信聴取が行われるが、緩和政策維持を改めて表明すると予想され市場への影響は限られる。ただ、少しでも修正の可能性が示されるようなら円買いが強まることになる。
今日は週末ということもあり一時的に上下に振れたとしてもその後は戻しも入る「往って来い」になりやすい。

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