ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-02

[米ドル円]140円を意識

(米ドル円日足)



日銀が植田新総裁に変わっても暫く現行の緩和政策が継続するとの見方から円は全面安。一方、米国雇用や物価指数が強い結果を示したことでFRBの利上げ継続への思惑が高まりドル高円安が進んだ。
今週もこの勢いは続くとみるが、急速に買いが進んだ反動には気を付けたい。
特にこれまで強い経済指標が続いたことで、少しでも弱い数字が示されるようなら短期筋の利確売りが入るとみる。
135円を天井とみていたが上抜けしたことでまだ買いが出遅れた観もあり、下値では押し目は買いが待ち構えていそうだ。

本日のドル円予想レンジ:136円80銭(BB上限)~135円70銭
今週のドル円予想レンジ:139円50銭(50%)~135円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下落トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)



先週は強い米経済指標の結果を受け米長期金利が上昇したことでユーロの下げ幅を拡大。ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが続き下降チャネルは継続。
今週はユーロ圏2月HICPが発表されるが前月の8.6%から8.2%に低下すると予想される。
ラガルド総裁は3月理事会で0.5%の利上げを予定しているが、その後の利上げペースはデータ次第としており、物価上昇鈍化が確認されるようなら利上げ停止時期が早まるとの見方からユーロは一段の下値を試す展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0660~1.0460(38.2%)

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[米ドルカナダドル]BOCの利上げ停止

(米ドルカナダドル日足)



BOCは前回1月の会合で政策金利を0.25%引き上げたが、今後は経済が見通し通り進展するようなら金利を現在の水準で維持する可能性を示唆した。
その後発表されたカナダの1月雇用統計は雇用者数や失業率ともに好調な結果を示した。一方で、先週発表されたカナダ1月CPIは5.9%と前月の6.3%から低下するなど、今後の利上げを継続するかどうかの判断は迷うところだろう。
今週発表される10-12月GDPは前回の2.9%から1.5%に下方修正すると予想される。
もし予想通りであっても既にカナダドルは売りが先行しており、寧ろ売られ過ぎにより買い戻しが入るとみている。
テクニカル的には1.37ドル手前は強いレジスタンスとして意識され、先週末に1.3664まで上昇したが届かずに失速。
高値圏で日足ローソク足が長い上髭を伸ばしたことで天井を付けた可能性が高い。

今週のドルカナダ予想レンジ:1.3680~1.3470(50%)

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[全般]強い米経済と日銀緩和継続姿勢

先週末に行われた植田次期日銀総裁の所信聴取ではハト派姿勢が示され円安が進んだ。
植田氏は「現在の金融政策は適切」と発言。発言前には日本のCPIが4.2%と17か月連続で上昇し41年4か月ぶりの高水準に達した。これを踏まえても植田氏は「コストプッシュによるもので今後減衰していく」とし、2%に達するのは時間がかかると発言するなどハト派的な内容となった。
一方でYCCに関しては修正の可能性を示唆するなど全体的にハト派的ではあるもののバランスを取った格好だ。
日本ではこの所信聴取に対して反応薄ではあったが欧米市場に入ると円売りが先行。これまでの緩和政策の修正に動くとの見方が後退したことで円は対ドルだけではなく他通貨に対しても売りが強まりクロス円が全面高。また、米長期金利が上昇するとドルも全面高。
ドル円は前日の高値を上抜け135円後半まで上昇。
NY市場が始まったところで発表された米1月PCEデフレーターが5.4%と予想の5.0%を大きく上回った。変動の少ないPCEコア・デフレーターも4.7%と予想の4.3%を上回ったことでFRBの利上げ長期化への思惑から米長期金利が上昇。ドルが全面高となりドル円は136円51銭まで上昇して引けている。

米雇用統計、CPI、小売売上高、PMI、そして今回のPCEが予想を上回る結果を示したことで米国経済の強さを改めて確認。FRBの利上げ長期化が意識されドル上昇圧力は今週も継続する可能性が高まった。
また、日銀の緩和継続姿勢が示されたことでドル円は暫く底堅い動きが予想される。
ただ、2月に入りドル安と円高が急速に進むなど、ドル買いを先取りし過ぎた観もある。
また、1月の米経済指標は季節的な特殊要因によるとの見方もある。
次回2月の雇用統計やCPIが1月の反動で全く反対の結果になる可能性もあり、先取りし過ぎた反動には注意が必要だ。
今週は米ISM製造業・非製造業景況指数や消費者信頼感指数の結果が強い数字となればドル買いで反応しやすい。反対に弱い数字が発表されるようなら押し目買いのチャンスになる。

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