[米ドル円]ネガティブサプライズに注目

先週のドル円は136円ミドルから始まり137円台を一時的に付けた後は136円付近まで押し戻され、結果的にドルは陰線で終わった。特に週末にドル売りが入るなど今週の米雇用統計や日銀会合を意識したポジション調整と思われる。
注目の日銀会合は黒田総裁最後の会合ということもあり発言に注目。緩和政策継続は既に織り込んでいることから、少しでも緩和修正の時期などが示されるようならサプライズの円買いが進むことになる。
米2月雇用統計も前月1月の反動から予想以上に弱い数字が示される可能性もあり、そうなればサプライズとなりドル売りリスクが高まる。
反対に予想通りであってもFRBの引き締め長期化への思惑は既に織り込んでいる。
もし予想以上に強い数字が出るようならドル買いが長期化することになり先週の高値を上抜け138円方向に向かう可能性も残る。
いずれにしても、今週は相場の転換点になるか重要な週になりそうだ。
本日のドル円予想レンジ:136円50銭~135円30銭
今週のドル円予想レンジ:138円00銭(BB上限)~132円70銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECBの利上げ長期化

先週発表されたスペインやフランス、ドイツのCPI、そしてユーロ圏HICPが予想上回るものとなりECBの利上げ長期化への見方が広がった。ただ、米長期金利も4%台に乗せたことでユーロの上値は抑えられた。
2月3日の米雇用統計の結果を受け、ユーロは1.1032を天井に下落に転じ1.0533まで下落したが先週は反発に転じた。これは調整の戻しだったのか、或いは上昇が本格的に始まるのか今週の米雇用統計の結果次第になる。
1.08ドルを上抜けるようなら再び1.1ドルを狙う展開を予想。
反対に1.0530を下回るようならユーロの下落トレンド再開。
今週のユーロドル予想レンジ:1.0800(BB上限、61.8%)~1.0530(BB下限)
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[豪ドル円]三角保ち合い収束へ

今週はRBA政策会合が開かれるが前月に引き続き政策金利を0.25%引き上げが予想される。前回の会合で「今後数か月の間に更なる利上げが必要」「利上げのタイミングと規模は今後のデータとインフレ、労働市場の見通しへの評価次第」とした。先週発表されたGDPは前期から下方修正され、CPIも前月の8.4%から7.4%と大きく低下するなどこれまでの利上げの効果も見え始めている。今後の利上げ停止の可能性などが示されか注目。
昨年12月20日の日銀会合ショックで急落した後は93円を天井としたアセンディングトライアングルが収束に近付いている。教科書的には上限の93円を上抜け一段の上昇が予想される。ただ、反対にこの上限を上抜け出来ないようならレンジ相場に入る可能性もある。
今週は日銀会合が開かれることから相場の転換点となるか注目。
今週の豪ドル円予想レンジ:93円00銭(BB上限)~90円70銭(38.2%、BB下限)
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[全般]米雇用統計と日銀会合
週末に発表された米ISM非製造業景況指数は55.1と予想の54.5を上回ると発表後はドル買いで反応したものの、その後はドル売りが強まり上昇前のレベルを下回るなどドルロングの巻き戻しがみられた。FRBの利上げ長期化への観測からのドル買いも大分織り込んだということだろう。
今週は日銀会合と米2月雇用統計が発表される。
今週の日銀会合は黒田総裁最後の会合であり、これまでの緩和政策の成果と今後の修正の時期を示すかどうかが注目される。既に植田次期日銀総裁は緩和政策継続姿勢を示したことで円売りが進んでおり、もし緩和修正の時期などに言及すれば一時的にサプライズの円買いが進む可能性が高い。
さらに、週末には米2月雇用統計が発表される。
先月2月3日に発表された米1月雇用統計が予想を大きく上回る強い結果となったことを機にドルは上昇。その後発表された1月のCPIや小売売上も予想を上回るものとなりFRBの利上げ長期化観測が進みドルは全面高となるきっかけとなった。
ただ、1月の雇用統計の数字は季節的な特殊要因との見方もあり、その反動で2月は弱い数字が示されるとの見方もある。もし弱い数字が発表されるようなら、こちらもサプライズでありドル売りで反応。反対に強い数字となったとしてもドルの上値は限定的とみる。
結果的に今週はドル円の下落リスクが高まる可能性が高い。
ただ、雇用統計の後はCPIや小売売上高などの結果を見るまではまだFRBの利上げ長期化への見方は変わらずドルの下値も限定的となりそうだ。
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