ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]200日MA

(米ドル円日足)



東京から欧州市場にかけてドル円は136円17銭から135円54銭まで下落するなど上値の重い展開で推移。ただ、パウエル議長発言を前に136円30銭付近まで買い戻された。今回のパウエル議長は雇用統計などの発表を控え慎重な姿勢が示されるとみられていた。しかし議長は利上げペースを加速し到達水準が想定以上に高くなる可能性が高いと発言したことでドルは全面高。ドル円は137円18銭まで上昇。
市場は利上げ長期化とターミナルレートの上方修正はある程度想定していたが議長が明言したことで現実味を帯びた格好となった。
今後の経済指標が弱い数字を示すようなら再びドルが押し戻される可能性が高いもののドルは当面底堅い動きが予想される。
日足チャートでは137円40銭付近には200日移動平均線、その少し上にはボリンジャーバンドの上限が位置することから強いレジスタンスとして意識される。

ドル円予想レンジ:137円50銭(BB上限)~136円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCYhBsV902gg58u-bXPsqipA

専門家による相場解説とFX攻略法動画を多数公開中
いいね&チャンネル登録お願いします


テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]上昇トレンド転換失敗

(ユーロ米ドル日足)



1.0694付近まで上昇していたユーロは欧州市場に入りドイツ長期金利が低下して始まると1.0650付近まで下落。NY時間にパウエル議長の想定外のタカ派発言でドルが一気に上昇。1.06を割り込むと1.05ミドルまで売り込まれた。
2月3日の米雇用統計を機に1.0530まで下落した後に反発したことで下降から上昇に転じたとみられていたが昨日の議長発言で仕切り直しとなった。
もし1.05手前で下げ止まるようなら再度上値を試す展開が予想される。
反対にクリアに1.05を割り込むようなら下落トレンド再開。

ユーロドル予想レンジ:1.0610(50%)~1.0520(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[豪ドル米ドル]RBAのハト派声明

(豪ドル米ドル日足)



昨日の東京時間に開かれたRBA政策会合で豪ドルは急落。
政策金利を3.35%から3.6%に予想通り0.25%引き上げることを決定。しかし声明文では前回の「金融引き締め策を数か月継続する」の「数か月」の文言を削除。また、「月次のCPIはインフレがピークに達したことを示唆」との内容を受け豪ドル売りで反応。0.67ミドルから0.67付近まで下落した後も売りが止まらず0.6660付近まで下落。
その後パウエル議長のタカ派発言を受けドルが全面高となったことで0.66を割り込み0.6580まで下落。高値から130ポイント近い下落となった。
RBAは今後利上げ打ち止めの可能性が示される一方でFRBは今後さらに利上げ幅を拡大する姿勢を示すなど政策の違いが明確となったことで豪ドルは対ドルで上値の重い展開が続く可能性が高い。
ただ、一日で130ポイントの下落は大きく、目先買い戻しの動きが入る可能性が高いとみるが、下落トレンドは継続。戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.666~0.6550(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]サプライズのパウエル議長発言

慎重な姿勢を示すと思われたパウエル議長発言は想定以上のタカ派発言となりドルは全面高となった。
昨日の東京市場ではNY時間にパウエル議長の議会証言を控えドルは全般に慎重な動きの中、やや上値の重い展開で推移。市場は今週の米雇用統計などの発表を控えパウエル議長は慎重な姿勢を示すとの見方が広がっていた。
しかし、パウエル議長の発言内容は予想以上にタカ派的な内容となりドルは全面高。
議長は「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」「利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い」と発言。利上げペースを加速し、長期化する内容と市場は受け止め次回のFOMC会合では0.5%の利上げを織り込むようにドル買いで反応。ドル円は136円前半から137円前半に上昇。ユーロやポンドも対ドルで売られた。
前回パウエル議長はディスインフレに言及していただけに、今回の内容はサプライズとなった。
ただ、議長は「3月FOMCまでに出る経済データが非常に重要」とも発言。今週末の雇用統計や来週のCPI、小売売上高などの結果が再び弱い数字となれば利上げに慎重になる可能性も残る。
ただ、市場は一気にタカ派に傾いたことで暫くドルは底堅い動きが続くとみられる。
今日発表のADP雇用統計が弱い数字となった場合ドル売りで反応するとしても下げたところは買いが待ち構えているとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する