ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]雇用統計控え

(米ドル円日足)



昨日の東京市場で米長期金利が4%近くまで上昇したことでドル円は200日移動平均線が位置する137円40銭を上抜け137円91銭まで上昇。しかし、その後は米金利が低下すると137円前半まで押し戻された。NY時間にパウエル議長が「利上げペースについて決定していない」との発言を受け136円48銭まで下落したがその後改めて利上げ水準が想定よりも上に上昇するとの見方を示すとドル円も137円40銭付近まで押し戻されて引けている。
議長発言により明日の雇用統計に一層注目が集まることから、今日は137円を中心にやや底堅い動きが予想される。

ドル円予想レンジ:138円00銭~136円60銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]上値は依然重い展開

(ユーロ米ドル日足)



前日のパウエル議長発言で上昇トレンドが破られ大幅安となったユーロは昨日も上値が抑えられた。1.06後半から1.05前半まで下落したことで反発するとみていたが1.0574で上値が抑えられており、依然として1.05割れが意識される。
明日の雇用統計が予想以上に強い結果となれば再びドル買いが強まり1.05を割り込むようなら下落トレンド再開とみる。
短期的には大幅安の反動で買い戻される可能性もあるが調整の域に留まりそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.0610(50%)~1.0520(BB下限)

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[米ドルカナダドル]BOC利上げ停止へ

(米ドルカナダドル日足)



昨日開かれたBOC政策会合では予想通り4.5%の政策金利据え置きを決定。
既に前回の会合で据え置きを示唆していたこともあり反応は限られた。ただ、声明では「CPIは今年半ばに約3%に低下」「コアインフレも前年比で約5%まで低下する見通し」とする一方で「必要なら政策金利を更に引き上げる用意」との文言でドルカナダドルは1.3728まで下落。しかし、その直後にパウエル議長が「ターミナルレートは予想以上に高くなる可能性」と発言したことでドルが上昇。ドルカナダは1.3814まで上昇。高値圏で引けている。
ここにきてFRBとBOCとの政策の違いが改めて意識された格好となったが、既に市場は織り込み始めている。
第2弾のドルカナダドル上昇が始まるのか、或いは天井を打って押し戻されるのかは明日の米雇用統計や来週の米CPIなどの結果次第。

米ドルカナダドル予想レンジ:1.3820(BB上限)~1.3760(50%)

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[全般]揺れるパウエル議長発言

前日に引き続きパウエル議長の議会証言が行われたが、前日の発言をやや修正する内容となりドルが売られる場面も見られた。

昨日の東京市場では前日のパウエル議長のタカ派発言を受け米長期金利が4%近くまで上昇するとドル円も137円91銭まで上昇。しかし米長期金利が低下し始めると138円を意識した戻り売りが上値を抑えた。
欧州市場に入っても米長期金利低下傾向が続く中でクロス円の売りも強まりドル円は137円付近まで下落。
NY市場が始まったところで発表された2月ADP雇用統計が24.2万人と予想の20万人を上回ったことで瞬間ドルが買われる場面も見られたが直ぐに反落。その後ドルの動きはほとんど見られなかった。
その後パウエル議長が議会証言で「利上げペースについて決定していない」「求人件数とCPI、PPI、雇用統計に注目している」など、前日のタカ派発言を若干修正するような内容となりドル売りが強まるとドル円は136円48銭まで下落。クロス円が下落幅を拡大したこともドル円の下押し圧力となった。
しかしパウエル議長はその後「ターミナルレートは予想以上に高くなる可能性」と改めて利上げを想定よりも上に引き上げる可能性を示すとドルは再び上昇。
クロス円が上昇に転じるとドル円は137円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
ADP雇用統計が予想を上回ったことで明日の米雇用統計はかなり予想を下回らない限りFOMC会合での0.5%利上げ観測に変化はないとみる。
明日は日銀会合も開かれることから今日は動意の乏しい展開が予想されるが、日銀会合では緩和政策継続姿勢が踏襲される可能性が高いとの見方もありドル円の底堅さは続きそうだ。

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