ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]リスクオフの円買い

(米ドル円日足)


昨日の東京市場からドル円は売りが先行し137円ミドル付近からNY時間には135円94銭まで下落。クロス円もほぼ全面安となる中でリスクオフの円買いはドル売りを上回った。
今日は黒田日銀総裁最後の会合が開かれるが、大勢は変化なしとみられる。もし、新体制に緩和修正の期待などが示されるようならサプライズとなる。
特に注目が集まるのは米2月雇用統計であり、もしNFPや平均時給が予想以上に弱い結果となればサプライズ。反対に前月に引き続き強い結果となればドル円は今週の高値137円91銭を目指す展開が予想される。
ただ、来週のCPIや小売売上などの結果を控え上昇トレンド転換とはならない。

ドル円予想レンジ:137円50銭(200日MA)~134円00銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.05の底堅さ

(ユーロ米ドル日足)


結果的に前日1.0525で下げ止まったことで昨日は買い戻しが強まり1.0591まで上昇。前週に付けた安値1.0533とほぼ同レベルで面合わせとなったが結局底値の堅さを確認した格好だ。FRBの利上げ長期化観測以上にECBは利上げペースを加速。
今日の米雇用統計の結果がFRBの利上げ長期化への見方を後退させるようなら今週の高値1.07付近までの上昇も視野に入る。ただ、来週の米CPIや小売売上などの結果を見るまでFRBのタカ派姿勢に変化はなくユーロの上値は限られるとみる。
反対に強い結果となれば1.05を割り込み1月6日に付けた今年最安値1.0465を再度試す展開が予想されるが、週末ということもあり1.05付近に押し戻される可能性が高いとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0640(61.8%、BB中心)~1.0465(今年安値)

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[カナダドル円/米ドルカナダドル]日銀会合に注目

(カナダドル円日足)

CAD_JPY_20230310_hiashi.jpg


(米ドルカナダドル日足)


前日に開かれたBOC政策会合では先進国の中で初めて継続していた利上げを停止したことでカナダドル売りが加速している。今後のデータ次第では追加利上げの可能性は示されたものの目先はインフレがピークアウトしたとの見方から追加利上げの可能性は低いとみられる。
前日に100円の大台を割り込んだことで昨日はリスクオフの円買いも進みカナダ円はボリンジャーバンドの下限が位置する98円40銭付近まで下落。安値引けとなっている。
今日の日銀会合では緩和政策継続がコンセンサスとなっているが、もし次期新体制を意識した修正の可能性が示されるようなら円買いが一段と進むことになるだろう。
ただ、対ドルでみると昨年の高値1.3976にかなり近づいておりそろそろ上昇も限界に近いとみられることからカナダ円も今年の安値94円63銭を下回る勢いはないとみる。

カナダ円予想レンジ:99円00銭~97円00銭(61.8%)

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[全般]米雇用統計と日銀会合

本日発表される米2月雇用統計と日銀会合を控え全般にポジション調整のドル売りと円買いが進んだ。

昨日は特に目立った材料が乏しい中で東京市場からドル売り円買いの動きが先行。
137円前半で始まったドル円はNY時間には136円を割り込む場面も見られた。
ユーロやポンドも対ドルで100ポイント近く上昇したが、ドル円の下落幅は他の通貨に比べて大きく、結果的にクロス円も全面安となって引けている。特に豪ドルやNZドル、そしてカナダドルといった資源国通貨の下落が際立った。
NY株式市場でも3指数ともに大きく下落するなどリスクオフの円買いに繋がるものであり、これは何かの兆しなのか、或いは単なる調整の動きなのかは今日の結果待ちとなる。
今日の雇用統計は前月1月の予想外の強い結果がFRBの強気姿勢に繋がったこともあり注目度はいつもよりも高い。もし、予想以上に弱い結果となればFRBの利上げ長期化への観測が後退しドル反落のきっかけにもなりかねない。
ただ、ADPの結果を見ても労働市場の堅調な地合いが急に変わることはなく、来週の米2月CPIや小売売上、PPIなどの結果を見るまでは過度なドル売りにも限界がありそうだ。
また、今日は日銀会合が開かれるが大方の予想はこれまでの緩和政策継続とみている。もし、植田体制による新たな政策転換に対する期待などが示されるようなら円が買われることになる。
いずれにしても、今日は大きな変化が起きるかもしれないといったリスクに対応した円買いやドル売りが進んだことでポジションは大分軽くなっているとみてよいだろう。

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