ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]米経済指標でドル売り

(米ドル円日足)



先週末の2月雇用統計の結果を受けFRBの利上げ長期化への思惑が後退。一方、日銀会合で緩和政策継続姿勢が維持されたことで円安も進んだが、ドル下落速度が円売りを上回ったことでドル円は134円11銭まで下落。高値から3円近い下落となった。
その後買い戻しが入り135円台に乗せたものの結局134円台後半で引けている。
今週は先月の指標結果によりFRBの利上げ長期化観測を促したCPIやPPI、そして小売売上高などが発表されFRBの政策変更に繋がるか注目。
1月は季節要因で強い数字が出たが、2月はその反動が表れる可能性が高い。
先週はパウエル議長発言でドル買いが進み200日MAを瞬間上抜けたものの結局押し戻されボリンジャーバンドの21日MAも下回って引けている。
今週の米経済指標が予想通り弱い結果となれば再びFRBの利上げペース鈍化への思惑が高まりドルの一段の下押し圧力が高まることになるだろう。

本日のドル円予想レンジ:135円50銭~134円30銭
今週のドル円予想レンジ:137円00銭~132円00銭(BB下限、61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ダブルボトムとトリプルトップ

(ユーロ米ドル日足)



先週はパウエル議長のタカ派発言で1.0525まで下落。前週に付けた安値1.0533とほぼ同レベルで下げ止まった。その後米雇用統計の弱い結果を受け1.07ドルまで上昇。ダブルトップを形成したがこの高値レベルは前週の高値付近でありパウエル議長発言前の高値近辺ということから押し戻されたことでトリプルトップを形成。
今週はECB理事会が開かれるが市場は0.5%の利上げをほぼ織り込んでいる中で声明やラガルド議長発言に注目。結果次第でこの1.05前半から1.07のレンジ相場のどちらを抜けるか注目。
ECBは今後も0.5%の幅で利上げを継続するとの複数のメンバー発言があり、今回もタカ派的な内容になる可能性が高い。
また、今週発表の米CPIやPPIなどの指標が弱い結果が予想されるだけに1.07の上限を上抜ける可能性が高いとみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0780(38.2%)~1.0560

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[カナダドル円]ラウンドトップからもみ合いへ

(カナダドル円日足)



先週のBOC政策会合では政策金利を現状の4.5%に据え置くことを決定。主要中銀で初めて利上げサイクルを停止。声明ではインフレがピークアウトした可能性を示した一方で「必要なら政策金利を更に引き上げる用意がある」とした。
市場は利上げ停止を既に織込み済みで大きな下落にはつながらなかったものの、前週に今年最高値となる100円87銭を付けた後は下落が止まらず目先の天井を付けた可能性が高い。
先週は原油価格も下落に転じており、今週も下げは継続するとみる。
ただ、下げの形がラウンドトップを形成しており96円付近で下げ止まるようならその後は横ばいに入る可能性が高い。

今週のカナダ円予想レンジ:98円20銭~96円00銭(76.4%)

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[全般]米経済指標とFRB政策

先週末に発表された米雇用統計の結果を受けFRBの利上げ長期化への観測が後退しドルは全面安。今週発表される米CPIやPPI、小売売上高がそれぞれ弱い結果となればFRBの利上げ停止時期が近いとの見方からドルは一段の安値を更新する可能性が高い。

先週はパウエル議長が議会証言で利上げスピードの加速やターミナルレートの引き上げを示唆したことでドルが全面高。次のFOMC会合で0.5%の利上げ観測が高まった。ただ、その後の証言で「利上げペースは決定していない」「CPIやPPI、雇用統計に注目している」との発言で米雇用統計を控え調整のドル売りも見られた。
その注目の米雇用統計は雇用者数が31.1万人と予想の20.5万人を上回ったものの失業率は3.6%(予想3.4%)に上昇。平均時給も0.2%と予想の0.3%を下回ったことでドルは全面安。特に平均時給の伸びが鈍化したことで市場は再び3月FOMC会合での利上げ幅が0.25%に留まるとの見方が進んだ。
一方で日銀会合ではこれまでの緩和政策維持を示したことで円安が進む場面も見られた。

今週は米2月のCPIやPPI、そして小売売上高などの重要指標が発表される。
パウエル議長はこれらの結果を踏まえ利上げペースの調整を行うと言及しており注目が集まる。
1月の指標は特殊要因で強い数字が出たとの見方が先週の雇用統計で明らかとなったことで、今週の指標は予想通り、或いは予想を下回るようなら再びFRBの利上げ停止時期が近いとの見方が広がりドル売りが進む可能性は高い。
また、先週経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)問題によるリスクも頭に入れておきたい。
急速な利上げの副作用が破綻に繋がったとみられることから株価の下落も含めFRBの利上げにブレーキがかかるか注目。
今週はFOMC会合前のブラックアウト期間に入ることから市場の思惑が交錯し一方的な動きになりやすく、その反動も大きくなるなど荒っぽい動きが予想される。
利食いや損切りは早めに入れておきたい。

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