[米ドル円]リスクオフで円全面高

SVBショックが一先ず収まりドル円は135円台を回復。しかし、その後CSのSNBへの支援要請報道で再び市場の不安が拡大。リスクオフによる円買いが進むとクロス円も全面安となりドル円は132円22銭まで下落。また、この日発表された米経済指標が予想を下回る弱い結果を示したことからドル売りが強まったこともドル円の下押し圧力となった。
その後は売られ過ぎから133円78銭まで買い戻されるなど激しい動きが続いた。
市場はSVBのショックからまだ立ち直っていない段階でCS問題が浮上。神経が過敏となる中で暫く荒っぽい動きが続くとみてい良いだろう。
ショックは最初のインパクトが一番大きく、その後は必ず収まるもので短期的には買い戻しの動きが入る可能性が高い。
しかし、FRBやECBの利上げ幅は今後縮小するとみられる中で円買いの流れは継続するとみる。
ドル円予想レンジ:134円00銭~132円50銭(50%、BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]ECBの利上げペース

東京から欧州市場にかけてユーロ円は堅調な地合いで推移。SVB問題に対し当局が迅速に対応したことからユーロの買い戻しが続いた。しかし欧州時間にCSの経営不安報道により一転して金融システム不安が再燃。リスクオフの円買いが強まると139円48銭まで下落。このレベルは2月10日に付けた安値でもあり下げ止まった。その後は急速に下落した反動から141円57銭まで買い戻されたが上値は重い状況が続く。
今日はECB理事会が開かれるが、金融不安が広がる中でこれまでの0.5%の利上げ観測は後退。もし、0.5%の利上げがあったとしても声明ではハト派的な内容が予想されるだけに戻りは限定的とみる。
ユーロ円予想レンジ:142円20銭(50%)~139円50銭
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[豪ドル円]87円の底値に近付く

東京時間に豪ドル円は底堅い動きが続き90円20銭まで上昇。3月10日の高値と面合わせとなった。
その後CSの経営不安が報じられると一転。リスクオフの円買いと同時にリスク通貨としての豪ドル売りも重なり豪ドル円は87円35銭まで下落。高値から3円近く下落したことで88円57銭まで買い戻された。
87円前半は昨年12月20日の安値であり強いサポートとして意識された。
短期筋の買い戻しは一巡したとみられるが売り遅れたところが多く見られ戻りは限定的とみる。
今日は豪州2月雇用統計が発表されるが前月から改善が予想される。発表後豪ドルが買われるようなら戻り売りを出しておきたい。
ただ、87円前半は当面の底値として意識されることからその手前では買い戻しを入れたい。
豪ドル円予想レンジ:89円00銭(61.8%)~87円80銭
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[全般]金融システム不安再燃でリスクオフ
昨日の東京市場ではSVBやシグネチャーバンクなどの破綻に対して米当局が迅速な対応をしたことで不安が後退。ドル円クロス円ともに堅調な地合いで推移。ドル円は135円11銭まで上昇。
しかし、欧州市場が始まったところでCSの筆頭株主であるサウジ国立銀行が追加出資不可能との報道があり、CSの経営不安が拡大。米国の金融不安が欧州でも発生したことで一旦収まったと思われた金融システム不安が再燃。リスクオフの円買いが進みドル円クロス円ともに下落したことでドル買いも進んだ。
NY時間に発表された米2月小売売上高やPPI、そして3月NY連銀製造業景気指数はそれぞれ予想を下回る弱い数字となった。しかし、市場はCSによる世界的な金融システム不安への懸念が広がる中でドル売りの反応は限られた。
結果的にドル円は132円22銭まで下落しクロス円も全面安となりドルは結果的に上昇。
欧米長期金利も全面低下となった。
CSの信用不安はSVBなどの破綻による金利上昇によるものではないが、市場がいかに神経質になっているかを示すものだ。
スイス中銀SNBはCSに対して必要なら流動性を提供するとしており、米当局と同様に迅速に対応。しかし「次の破綻銀行はどこか」といった疑心暗鬼が燻る中で暫くリスクオフの円買いやドル買いを促すことになりそうだ。
昨日発表された米小売売上高やPPI、そしてNY連銀製造業景気指数は弱い数字となるなどFRBの利上げ長期化への見方が後退するものであり、CS問題がなくてもドル円は売られていた。
いずれにしても今後のFOMC会合やECB理事会での利上げ幅は縮小、或いは停止といった見方がドルやユーロの上値を抑えることで円買いが進む可能性を示すものだ。
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