[米ドル円]不安燻る中でリスクオン

東京市場でドル円は金融不安から132円50銭まで売られたもののその後CSがスイス中銀から最大500億スイスフランの資金を調達するオプションを行使するとの報道で133円48銭まで反発。しかし米銀の一部が依然として破綻の危機にあるとの見方が残る中で上値は抑えられた。
欧州市場に入ると米長期金利が低下したことやリスクオフの円買いが先行するとドル円は東京の安値を下回り131円72銭まで下落。
NY時間に複数の大手米銀がファーストリパブリックバンクに対して300億ドルの支援を行うとの報道を受け安心感が広がるとドル円は133円82銭まで上昇して引けている。
連日リスクオンとリスクオフが繰り返される中で乱高下するドル円だが、市場の不安は依然として燻る。
今日は週末ということから土日に何が起きるか分からず、ドル円のロングは持たないようにしたい。
ドル円予想レンジ:134円10銭(38.2%)~132円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]ECB 0.5%利上げ決定

昨日のECB理事会では政策金利を3.0%から3.5%まで0.5%引き上げを決定。市場は金融システム不安が燻る中で利上げ幅を縮小するとの見方もあり売り買いが交錯。一時139円13銭まで下落。声明では「市場の緊張を注意深く監視する」としたもののインフレ抑制を優先する姿勢を示したことでユーロの下値は限られた。
その後破綻が懸念されていたファーストリパブリックバンクへの大手米銀による支援が決まると市場の不安は後退。リスクオンの円安が進みユーロ円はこの日の高値142円を付けて引けている。
ECBは今回0.5%の利上げを断行したが、これは物価抑制と同時に金融機関の破綻を招く可能性もある両刃の剣でもある。今後も積極的な利上げが継続されるかは今後の経過を見ることになる。
目先買い戻しが入ったものの、今後金融危機に陥るようなら金融機関の名前が挙がる可能性があるなかでユーロの上値は限られる。
ユーロ円予想レンジ:142円70銭(61.8%)~141円00銭
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[NZドル円]GDP下方修正

昨日の東京時間早朝に発表されたNZの10-12月期GDPは2.2%と予想の3.3%を大きく下回りNZドル円は売りで反応。82円後半で推移していたNZドル円は81円81銭まで下落。その後も金融システム不安が燻る中で円買いの動きが強まると81円14銭まで売り込まれた。
しかし、その後ファーストリパブリックバンクへの救済が報じられると一転。リスクオンによる円の戻り売りが入ると下落前のレベルである82円87銭まで上昇するなど往って来い。
先月の大型サイクロンによる経済への打撃は大きく、GDPは更に下方修正される可能性が高い。
RBNZの利上げ停止観測が高まる可能性があり、NZドルの戻りは限定的とみる。
NZドル円予想レンジ:83円20銭(50%)~82円20銭
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[全般]金融システム不安後退で円全面安
昨日の東京市場でCSや米銀を背景とした金融不安を背景にドル円は132円50銭まで下落して始まった。しかしその後CSがスイス中銀から最大500億スイスフランの資金を調達するオプションを行使するとの意向が示されると一転して円売りが強まりドル円も133円48銭まで上昇。ただ、市場の不安を完全に払しょくすることはできず再び下落に転じた。
欧州市場に入るとドル売りが先行。米長期金利が低下して始まるとドル円も東京の安値を下回り売りが加速。1か月ぶりに131円72銭の安値を付けた。
注目のECB理事会では金融不安により利上げ幅が縮小するとの見方があったが結果的に予想通り0.5%の利上げを決定するとユーロ売りが先行したものの直ぐに買い戻された。声明では金融システム不安に対して注意深く監視するとした一方でインフレ抑制を優先する姿勢を崩さなかった。
ECBが金融不安の中でも0.5%の利上げを実施したことで市場は来週のFOMC会合での利上げ停止観測が後退。0.25%の利上げ観測が高まると米長期金利が上昇。また、懸念されていたファーストリパブリックバンクに対して複数の大手米銀が300億ドルの支援を行うとの報道もありリスクオンによる円売りが強まりドル円は133円82銭まで反発して引けている。
連日リスクオフからリスクオンへと方向感の定まらない動きから相場は乱高下。
一先ず迅速な支援で不安は後退したものの市場の不安は燻る。
日本以外の各国中銀が急速に引き締めに動いたことからSVBやシグネチャー、シルバーゲート以外にも欧州を含め他にも破綻危機にある金融機関が出るのではといった不安が燻る中でリスクオフの円買いは暫く続くとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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