ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]FRBの利上げ残り1回?

(米ドル円日足)



FOMC会合を控えポジション調整の買いが入り一時ドル円は133円まで上昇。
注目のFOMC会合では予想通り0.25%の利上げを実施。ただ、これまでの継続的な利上げが適切との文言が削除され、ドットチャートでは年内残り0.25%の利上げに留まるとの見通しが示されたことで131円01銭まで下落。NY株式市場はタカ派と捉え三指数ともに下落したことでリスクオフの円買いもドル円の上値を抑えた。
FRBのこれまでのタカ派的な姿勢に変化が出たことは確かでありドル円の天井も低下したとみる。
ドルポジションの買い戻しが入るようなら戻り売りで臨みたい。

ドル円予想レンジ:132円40銭(50%)~130円60銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBの強気姿勢とFRB

(ユーロ米ドル日足)



昨日はFOMC会合を控えるなかでナーゲル・ドイツ連銀総裁が「インフレが予想通り進展すれば更なる利上げが必要」「インフレとの闘いは終わっていない」と発言。ラガルドECB総裁も「インフレは依然として高水準、押し下げるつもり」「金融不安の中でインフレを優先」などの強気の姿勢を崩さなかった。一方でFOMCでは今後利上げ幅が0.25%に留まるとの見通しが示されたことからユーロは上昇。今後金融政策の温度差が拡大するとの見方からユーロは底堅い動きが予想される。
ただ、ウクライナなどの問題も抱える中でユーロの上値も限られるとみており、2月の高値1.1032の強いレジスタンスを超えるには一段の買い材料が必要とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0950~1.0830

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[ポンド円]BOE政策会合

(ポンド円日足)



昨日発表された英2月CPIは10.4%と予想の9.9%を上回り161円80銭付近から163円33銭まで上昇。昨年11月をピークに鈍化が続いていたが今回は前月を上回った。しかしFOMC会合を控え162円付近まで押し戻され、往って来い。
FOMC会合ではややハト派的となったもののNY株式市場が大きく下落したことでリスクオフの円買いが進み160円79銭まで売り込まれた。
本日開かれるBOE政策会合では0.25%の利上げが予想されるが既に市場は織り込み済み。寧ろ、物価上昇の加速が懸念されるものの金融不安が燻る中で利上げ停止への動きがみられるようならポンド売りが一段と高まるとみる。

ポンド円予想レンジ:162円20銭~159円30銭(61.8%)

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[全般]FOMCはハト派的

注目のFOMC会合では政策金利を4.75%から5.00%に0.25%引き上げた。
ほぼ予想通りではあったがドル売りで反応。声明では前回の「継続的な利上げが適切」との文言を削除し「幾分の利上げが適切」としたことをハト派と市場は受け止めた。また、金利見通しを示すドットチャートでは2023年末が5.1%と前回と変わらなかったことで残りの利上げは1回になるとの見方もドル売りを促した。
その後パウエル議長も「利上げ停止を検討した」「ディスインフレが続いている」などハト派的な発言をしたこともドル売りを促した。しかし、その後は「信用不安よりもインフレを注視」「必要なら想定以上の利上げを実施」などタカ派的な発言をしたことでドルが買い戻される場面も見られた。
NY株式市場はこの結果を受け三指数ともに大きく下落。リスクオフの円買いも重なりドル円は132円後半から131円付近まで下落。ユーロドルも1.08付近から1.09前半まで上昇。この日はナーゲル・ドイツ連銀総裁やラガルドECB総裁が利上げに前向きな姿勢を示したこともユーロを押し上げた。
ただ、豪ドルなどのオセアニア通貨やカナダドルといった資源国通貨はドル売りが買い戻されるなど往って来いとなった。
今回のFOMC会合では利上げ停止が近いということや、年内利下げはないとしたものの来年は利下げに転じるとの見通しが示された。金融不安が影響したことは間違いなく、これまでのタカ派的な色は後退。
ただ、雇用の強さが物価を押し上げていることなどから、今後の指標次第では一時的にドル買いで反応したとしても全般にドルの上値は低下したとみてよいだろう。

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