ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]リスクオフの円買いとドル売り

(米ドル円日足)



先週のFOMC会合で今後1回利上げを行った後、利上げを停止するとの見通しが示されたことでドルは下落。また、金融不安からのリスクオフの円買いも進みドル円は130円を割り込み129円65銭まで下落。その後は週末ということもあり130円後半まで買い戻された。
一度市場に広がった不安は簡単には払しょくできないことから今週もリスクオフの円買いが進みやすい地合いは継続。
また、FRBも利上げ停止が近いとの見方からドルの上値も抑えられることになる。
FRBメンバーのタカ派発言などから一時的にドル買い戻しの動きが入るようなら戻り売りで臨みたい。
下値目途としては2月2日に付けた安値128円09銭が意識されるが、このレベルを下回るようなら今年最安値となる127円22銭を試す展開が予想される。

本日のドル円予想レンジ:131円20銭~130円00銭
今週のドル円予想レンジ:131円70銭(61.8%)~128円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ドイツCPIやユーロ圏HICP

(ユーロ米ドル日足)



前回のECB理事会で0.5%の利上げを実施したが、金融リスクが高まる中でFRBと同様に次の利上げは慎重になる可能性が高いとみている。ただ、ナーゲル・ドイツ連銀総裁やクノット・オランダ中銀総裁は今後のデータ次第としたが依然強気の姿勢を崩していない。
FRBは後一回の利上げを残すとの見通しから、金利差からのユーロ買いが入りやすい。
ただ、今週はドイツ3月CPIやユーロ圏3月HICPが発表されるが、双方ともに前月から鈍化が予想される。もし予想を更に下回るようならFRBと同様に利上げ停止が近いとの見方から一段のユーロ売りが強まることになりそうだ。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0850(BB上限)~1.0630(76.4%)

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[豪ドル円]リスクオフと利上げ停止観測

(豪ドル円週足)



米銀破綻やCSの経営不振のなかでリスクオフの円買いと同時にリスク通貨である豪ドル売りも強まり先週の豪ドル円は3円余り下落。
FRBと同様にRBAも利上げ停止が近いとの見方が上値を重くしている。
1月のCPIが7.4%に低下したことでインフレがピークに達したとの見方もある。今週発表される2月CPIも7.2%と前月から低下が予想される。
ロウ総裁も「経済状況を見極める時間を確保するために利上げ停止が適切になる地点が近づいている」などのハト派発言も聞かれる。
これまでRBAの利上げとともに上昇していた豪ドル円はピークに達したとみることが出来る。

今週の豪ドル円予想レンジ:88円00銭~83円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]不安燻る中でリスクオフ継続

先週のFOMC会合では0.25%の利上げが決定されたものの今後の利上げが1回に留まるとの見方が示されたことでドルは全面安。また、米銀行の破綻やCSの経営不安などへの迅速な対応が示されたものの市場の不安は払しょくできずにリスクオフの円買いが進みドル円は130円を割り込む場面も見られた。
週末ということでその後買い戻しが入りドル円は130円後半に戻されて引けているものの今週もリスクオフの円買いやドル売りが継続するとみる。
先週イエレン財務長官は議会証言で「保険対象を全預金に拡大することや保護金額上限の引き上げを検討や議論をしたことはない」と発言。今後同様に破綻する銀行が出るようなら再び金融システム不安が拡大しかねない。
また、パウエルFRB議長は金融不安よりも物価を優先するとしているものの、市場は依然として年内利下げ観測が根強く、当局と市場の温度差は埋められずにいる。
今週はFRBメンバーの市場の思惑を抑えようとしたタカ派的な発言などが一時的にドル買い戻しのきっかけになりそうだが、上値は限られるとみる。
また、FRBだけではなく既に利上げ停止に入ったカナダを筆頭に英国やオセアニアといった中央銀行なども利上げ停止に近付いているとの見方もある。また、金融不安の燻る中でリスクオフの円買いも重なりクロス円の売りも強まるとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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