ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[米ドル円]往って来い?

(米ドル円日足)


昨日は東京市場でドル円は上値の重い展開で始まると一時132円21銭まで下落。
しかし欧米株価上昇によるリスクオンの円安が進みドル円は132円97銭まで買われたものの、前週の高値133円が意識され押し戻されるなど132円台での攻防が続いた。
今日のNY時間に発表される米2月PCEデフレーターはFRBが最も重要視する指標の一つであることから注目が集まる。
前月から減速すると予想されており、予想通りであれば次回のFOMCでは利上げ停止の可能性も高まりドル売りが強まるとみる。
ただ、株価にとってはプラス材料でありリスクオンの円安も強まることからドル円の下値も限定的とみる。
もし予想を上回ったとしても株価が下落し円高がドル円の上値を抑えることになりかねない。
結局上下に振れたとしても週末月末ということもあり「往って来い」になりやすい。

ドル円予想レンジ:133円40銭(BB中心)~131円00銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.1ドルを意識

(ユーロ米ドル日足)


東京市場が終わったところで発表されたスペインの3月CPIが予想を下回ったことでユーロは1.0824まで下落。しかし前日の安値1.0818には届かずに反発。欧州市場では各国株価が上昇して始まるとリスクオンのユーロ買いが先行。また、この日発表されたドイツ3月CPIが予想を上回ったことでECBの利上げ期待からユーロは1.0926まで上昇。しかし先週の高値1.0929が意識され押し戻されている。
今日は米PCEデフレーターが発表されるが、もし予想通り前月から減速が示されるようならドル売りが強まりユーロは昨日の高値を上抜け今年の高値1.1032を試す展開を予想する。ただ、1.1ドル台というのは心理的な壁で、乗せたとしても週末月末ということもあり、押し戻されて引けるとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.0960(BB上限)~1.0800(61.8%)

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[南アフリカランド円]SARB予想外の0.5%利上げ幅

(南アフリカランド円日足)


昨日のNY時間に開かれた南ア中銀SARB政策会合では政策金利を7.25%から7.75%に引き上げを決定。市場では0.25%の利上げが予想されていたことでサプライズとなりランド円は7円32銭近辺から7円47銭まで上昇。
声明文では23年のCPIを前回の5.4%から6%に引き上げるなど、今後も高インフレに対応し引き締めを継続する可能性が高い。
ただ、この物価上昇は計画停電で押し上げられていることから、寧ろ経済への影響が懸念される。
ただ、市場では今回の利上げが最後との見方があったことでランド円は目先底堅い動きが予想される。

ランド円予想レンジ:7円52銭(BB上限)~7円39銭(50%)

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[全般]米PCEデフレーターに注目

金融リスクの後退により前日に引き続きリスクオンの円安が加速している。

昨日の東京市場は期末年度末を控え実需の売りと買いが交錯したが結果的に円買い圧力が優勢となりドル円は132円前半まで下落。しかし、欧州市場では前日と同様に金融リスクの後退により株価が上昇して始まるとリスクオンの円安が先行。ドル円は132円90銭まで上昇。クロス円の利食い売りが出て132円ミドル付近まで押し戻されたもののNY市場に向けて再び円売りが強まるとドル円は132円97銭まで上昇。しかし、133円台には売りが並んでいたこともあり132円32銭まで押し戻されるなど方向感の掴みにくい動きとなった。
ただ、欧米株価の上昇に支えられリスクオンが継続し円が売られやすい状況の中でドル円クロス円ともに底堅い動きが続いている。
今日のNY時間に発表される米2月PCEデフレーターの結果次第ではこの流れが一気に変わるか、加速する可能性もあり注目。市場では前月の5.4%から5.1%に減速すると予想されている。予想通り、或いはそれを下回るようであれば次回のFOMC会合で利上げが停止するとの見方が広まりドル売りが加速する可能性もある。
反対に予想を上回ったとしても金融不安が燻る中で0.25%の利上げに留まるとの見方に変わりはない。
また、このところの相場をみるとドルよりも円に注目が集まっており利上げは株価の下押し圧力となりリスクオフの円買いが強まりかねない。
ただ、今日は週末で月末、そして期末ということもありポジションの巻き戻しなどから、上下に振らされやすいので注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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