[米ドル円]日銀会合と米PCE

今日の日銀会合でのサプライズは期待できにくく、予想通り緩和政策継続が示されるとみられる。植田総裁発言で何らかのヒントが示されたとしても当面の金利差は変わらずドル円の下値も限られるとみる。一方、米PCEデフレーターが予想通り前月から低下しても米雇用や消費の高まりなどからドルの下値も限られる。
いずれにしても日米金融政策の行方は掴みにくい状況が続く。
来週のFOMCや雇用統計を控えドル円は135円を挟んで上下どちらに振らされたとしても「往って来い」になるとみる。
ドル円予想レンジ:134円70銭(76.4%)~133円20銭(BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]高値もみ合い

昨日のNY時間に発表された1‐3月米GDPは予想を下回りドル売りで反応。ユーロは1.1060まで買われたが同時に発表されたコアPCEが予想を上回るとドルは反発。ユーロは1.1を割り込み1.0993まで下落した。その後発表された米住宅販売保留指数が予想を下回るとドル買いも一服。ユーロも1.10前半に押し戻されて引けるなど米経済指標に敏感に反応。
今日はドイツやユーロ圏GDPが発表されるが米PCEデフレーターへの注目度が高いことから反応は鈍そうだ。来週はFRBとECBの政策会合が控えることから動きにくく、どちらに振れても1.11から1.09ミドルのレンジ内での動きに留まるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1080(BB上限)~1.0960(50%、BB中心)
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[カナダドル円]市場のセンチメント

BOCの利上げ停止や原油安も加わり下落が続いたカナダドルだが昨日は買い戻しが入った。
欧州市場で円買いが進みカナダ円は97円87銭まで下落。
NY時間に発表された米コアPCEが予想を上回りNY株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安とカナダドル買いが強まると98円64銭まで反発して引けている。
FRCの株価も下げ止まったこともあり市場には安心感が戻り始めていることもカナダ円の下支えとなった。
カナダ円は市場のセンチメントに反応しやすく、目先の底値を付けた可能性が高い。
今日はNY時間にカナダの2月月次GDPが発表されるが前月の3%から2.6%へと減速が予想される。
ただ、既にBOCは利上げを停止しており影響は限られるとみる。
寧ろ今日のNY株式市場が続伸し楽観的なセンチメントが継続し週末要因も絡み一段の上昇が見込まれる。
カナダ円予想レンジ:99円40銭(50%)~98円20銭
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[全般]日米金融政策の行方
昨日は本日の日銀会合やPCEデフレーターなどの発表を控え市場全般に慎重な動きが見られた。
FRCへの過度な不安が後退したことでドルが全般に底堅い動きで始まるとドル円は133円94銭まで上昇。しかし前日の高値を上抜け出来なかったことで利食い売りが入ると133円ミドルまで押し戻された。
NY時間に発表された1‐3月期GDPや個人消費が予想を下回るとドル売りで反応したものの、同時に発表されたコアPCEが4.9%と予想の4.7%を上回ったことでドルは反発。ドル円は前回の高値を上抜け134円19銭まで上昇。ユーロドルも1.1ドルを割り込んだ。しかし、今日のPCEデフレーターやミシガン大学消費者態度指数、そして日銀会合を控えポジション調整のドル売りが入るとドル円も133円台に押し戻されて引けている。
今日の日銀会合では緩和政策継続が示されると予想されるが万が一サプライズがあれば円買いが一気に進むことになる。
反対に予想通りであればクロス円を中心に円売りが強まるとみる。ただ今日発表の東京都区部CPIの結果などから、いずれ緩和政策解除への思惑が燻るなかで円売りも一時的。
米3月PCEコアデフレーターも予想通り前月から低下するようならFRBの利上げ停止が近いとの見方によりドル売りで反応。ただ、その後発表のミシガン大学消費者態度指数の結果次第でドル買い戻しが強まりかねない。
いずれにしても、本日の結果だけでは日米金融政策の行方は依然掴みにくく、来週のFOMCを控え短期筋中心の動きになりそうだ。
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[米ドル円]会合前に往って来い

昨日のドル円はFRC問題を背景に欧米市場で上下に激しい動きが見られた。ただ、最終的に133円から134円のレンジ内での動きのなかで収まっている。
明日の日銀会合ではこれまでの大規模緩和政策継続が示されるとみられるが、いずれは政策が転換されるとの見方から円買いの流れが強まるとみる。
短期的にドル円はドル主導の動きが目立つ。今日のNY時間に発表される米GDP、新規失業保険申請件数、そしてPCE速報値などの結果次第でドルは上下に振られやすい動きが予想される。ただ、明日のPCEデフレーターや日銀会合などを控え最終的に133円から134円レンジ内での「往って来い」になるとみる。
ドル円予想レンジ:134円10銭(61.8%)~133円00銭
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[ユーロ米ドル]最高値更新

欧州市場が始まったところで発表されたドイツ5月GFK消費者信頼感調査が予想ほど悪化していなかったことでユーロ買いが先行。前日発表された米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも意識されたとみられる。結局1.1ドルを上抜けると買いが加速。4月14日に付けた今年高値1.1077を上抜けると損切りを巻き込み1.1095まで上昇。
その後はポジション調整の売りが入り1.1033まで押し戻された。
短期的にダブルトップを付けたとみていたがユーロ買いの動きは予想以上に強く、せっかちだ。
米債務上限問題やFRCといった問題が燻る中でユーロは底堅い動きが続きそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.1080(BB上限)~1.1000(38.2%)
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[豪ドル円]リスクオフと日銀会合

昨日の東京時間に発表された豪州3月CPIは6.3%と予想の6.5%を下回ったことで豪ドル売りが強まった。同時に発表された1‐3月CPIは予想を上回ったが直近の数字に市場は注目。RBAの今後の利上げの可能性を示していた見方が打ち消された格好だ。
また、FRCによる金融システム不安によるリスクオフの円買い豪ドル売りも重なり87円88銭まで下落。ただ、4月5日に付けた安値87円60銭には届かずに反発。88円50銭まで戻すなど荒っぽい動きが見られた。
一先ず前回の安値を下回らなかったことや、明日の日銀会合を控えていることもあり今日は底堅い動きを予想する。
豪ドル円予想レンジ:89円00銭(38.2%)~87円80銭
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[全般]米金利不安定な動き
昨日の東京市場では豪州3月CPIが予想を下回ったことでオセアニア通貨全般に売りが強まったが、ドル円やその他の通貨は比較的安定した動きで推移していた。
欧州市場ではドイツのGFK消費者信頼感調査が予想を上回ったことでユーロ買いが先行するとドル売りも進みドル円は133円前半まで下落。その後アドバイザーがFRCの新株購入候補者をリストアップしているとの報道を受けドル円は133円後半まで上昇。NY市場が始まったところで発表された米3月耐久財受注が予想を上回るとドル買いで反応。ドル円はこの日の高値となる133円95銭まで上昇した。しかし、その直後に「米政府はFRCの救済について現時点で消極的」との報道を受け米長期金利が低下。ドル円は133円付近まで下落。ユーロも1.1095まで買われ今年最高値をつけた。
その後はNYダウや欧州株が下落したことでリスクオフによる国債やドル買いが強まるとドル円も133円後半まで上昇。引けにかけて再びドル売りが強まるなど上下に不安定な動きが続いた。
今日のNY時間には米1‐3月期GDP、そしてコアPCEが発表される。GDPは前期よりも減速が予想される一方でPCEは上昇が見込まれている。
明日は日銀会合の結果が示され米国ではPCEデフレーターの発表を控えることから今日も短期筋中心に荒っぽい動きが予想される。
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[米ドル円]円高ドル高

日銀の緩和政策継続観測による円売りの流れが一転。米地銀であるFRCの預金が1-3月で4割減少したとの報道を受け再び金融不安が拡大。リスクオフの円買いが強まりドル円は下落に転じた。
昨日の東京市場ではドル買いが先行し134円ミドルまで上昇したがその後はリスクオフの円買いが進みNY市場で133円37銭まで下落した。欧米株価も金融株中心に売りが進み安全な国債が買われるなど安全資産が買われリスク資産である原油や資源国通貨が対円でも売られている。この不安感が直ぐに治まる可能性は低く、暫く円買い圧力は続くとみる。
今週末の日銀会合では緩和政策継続が既に織り込まれていることから、内容次第では一段の円買いが進む可能性もある。
ドル円予想レンジ:134円20銭~133円00銭(61.8%、BB中心)
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[ユーロ米ドル]ダブルトップか

東京市場でユーロは前日からの買いの勢いが続き1.1068まで上昇。しかし、4月14日に付けた今年最高値には届かずに失速。
欧州市場が始まると米地銀FRCの預金流出報道を受け欧州株式市場が金融株を中心に下落して始まるとユーロ売りが先行。NY市場でも株式市場が三指数ともに大きく下落すると1.0の壁を割り込み1.0965まで下落した。ただ、金融システム不安からFRBの利上げにブレーキがかかるとの見方から米長期金利が低下したことでユーロも下げ止まった。
日足ローソク足を見ると4月14日の高値を上抜け出来なかったことでダブルトップを形成した観もある。
ただ、ECBは依然として積極的な利上げ姿勢を崩していないことから最終的にユーロ買いの流れは継続。ダブルトップも一時的なものとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1010~1.0920(61.8%)
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[豪ドル円]1-3月CPIとリスクオフ

東京時間に90円02銭を付けた豪ドル円だが前日の高値90円05銭には届かなかったことで90円台の上値の重さを確認。その後はFRCの報道を背景に欧米株式市場が下落したことでリスクオフの豪ドル売り円買いが進み89円26銭まで下落。その後買い戻しが入ったがリスクオフは暫く続く可能性が高く上値の重い展開が予想される。
本日は豪州の1-3月CPIが発表され、前月の7.8%から6.9%へ低下が予想される。
前回のRBA政策会合では1年ぶりに利上げを停止したが声明では賃金の上昇などから追加利上げの可能性を示していた。
もし予想通り物価鈍化が示されるようなら一段の豪ドル売りが強まるとみている。
ただ、4月6日に付けた安値87円60銭を下回らないようなら反発に転じるとみている。
豪ドル円予想レンジ:89円30銭(BB中心)~87円80銭(61.8%、BB下限)
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[全般]リスクオフの円高
東京市場ではゴトービ特有のドル買いが先行。ドル円は134円42銭まで上昇。欧州市場が始まったところで134円48銭まで買われたが直ぐに押し戻された。
FRCの預金が4割減少したとの報道を受け欧州株式市場が軟調な地合いで始まるとリスクオフが先行。市場に再び金融システム不安が広がり安全通貨のドルや円が買われたことでクロス円が全面安。
NY市場でも株式市場が三指数ともに大幅下落で始まるとクロス円の売りが加速。特にリスクの高い資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどの売りが目立った。
この日発表されたリッチモンド連銀製造業指数や消費者信頼感指数が予想を下回ったことも嫌気された。
金融システム不安が拡大することでFRBの利上げが難しくなるとの見方などからドルの上値は抑えられたもののクロス円の売りがドルを押し上げる格好となった。
3月に起きたシリコンバレー銀行やクレディスイスなどの金融不安が収まったと思われたが再び不安が拡大。
今週末には日銀会合、そして来週はFOMC会合を控えるだけに方向感が掴みにくい状況となった。ただ、市場は日銀の緩和政策継続を既に織り込み、FRBの0.25%の利上げも同様に織り込んでいる。
その反動が出るとすれば直近で一段の円買いと同時にドル売りが強まるとみている。
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[米ドル円]日銀緩和政策継続

植田日銀総裁が改めて緩和政策継続に言及したことで円は全面安。ドル円も東京で133円90銭の安値を付けた後は買いが強まり134円73銭まで上昇。その後は米長期金利の低下に伴い134円前半まで押し戻されて引けている。
海外勢などは特に日銀が緩和修正に動くとの見方が広がっていただけに目先はまだ円安に動きやすい。ただ、週末の日銀会合を前に既に円安が進んだことで、寧ろ会合で緩和政策修正の動きが少しでも示されるようなら一気に円買いが進む可能性もある。
135円の上値は重いものの目先安に動きやすい状況とみる。
ドル円予想レンジ:134円60銭~133円60銭(50%)
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[ユーロ米ドル]1.10は天井から底へ

週明け東京市場で心理的な壁となる1.10ドルを片足付けたユーロだが上抜けに失敗すると1.0967まで押し戻された。
その後発表されたドイツ4月IFO企業景況感指数が予想を上回ったことで反発。ウンシュ・ベルギー中銀総裁が「金利が4%になってもおかしくない」と発言。また、パネッタECB専務理事やシュナーベルECB専務理事などのタカ派発言を受けユーロは1.1ドルを上抜けた。米長期金利の低下もありNY市場の引けにかけて買いが更に強まり1.1050まで上昇。高値引けとなっている。
ユーロ円も8年4か月ぶりの高値を付けるなど対円でも買いが入りユーロは堅調に推移。
欧州の物価上昇は米国よりも深刻でFRBとの金融政策の違いがユーロを一段と押し上げるとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1070(BB上限)~1.0990(50%)
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[NZドル円]調整の買い戻し

早朝に売りが先行。82円16銭まで下落したが先週末の安値81円96銭には届かずに反発。植田日銀総裁が緩和政策継続を改めて言及したことで円売りも重なりNY市場で82円83銭まで上昇。先週83円70銭から81円後半まで下落した買い戻しがほぼ一巡したとみる。先週発表のNZランド1-3月期四半期CPIが6.7%まで低下するなど物価がピークアウトしておりNZドルの上値は限られる。
今日はNZランドが休場ということもあり薄商いのなか83円台を付けるようなら戻り売りを狙いたい。
NZドル円予想レンジ:83円00銭(61.8%)~82円20銭
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[全般]円全面安
週明け東京市場では前週末に発表された米PMIの結果を受け急上昇したドルの修正からドル円売りが先行し134円を割り込んだ。その後米長期金利が上昇すると134円ミドル付近まで反発。
欧州市場が始まったところで発表されたドイツの4月IFO企業景況感指数が予想を上回るとユーロ買いが先行。また、ウンシュ・ベルギー中銀総裁やパネッタ・ECB理事のタカ派発言もユーロを押し上げた。
この日は植田日銀総裁が「物価基調はまだ2%を下回っているので緩和政策を継続」と発言。これまでの発言を踏襲したものだが円は主要通貨に対して下落するとクロス円は全面高。同時に米長期金利が低下したことでクロス円の買いが加速。ドル円は134円73銭まで反発。結果的に円独歩安となった。
今週末の日銀会合では一部でYCC修正などの可能性が示されるとの見方などから円買いが進むと思われたが、その期待をつぶされた格好だ。
特にECBは強気の姿勢を続ける中でユーロ円は昨年10月の高値を上抜け2014年12月以来の高値を更新。クロス円全般を押し上げた格好となった。
日銀の緩和政策継続への観測を背景に各国金融政策の違いに対して思惑が先行しやすい状況下で円は売られやすくなっている。
週末の日銀会合を控え思惑が先行しやすい相場展開が続きそうだが、先行し過ぎるとその反動も大きくなる。
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[米ドル円]日銀会合と米PCE

先週末に発表された日本の3月CPIはコアで3.8%と前月の3.6%から上昇。円は徐々に買い戻されクロス円ともに下落。その後発表された米PMIが予想を上回ったことで買い戻されたが134円付近で上値の重い展開となった。
今週は4月の全国物価指標となる東京都のCPI、そして日銀会合が開かれる。市場では日銀はこれまでの緩和政策継続を示すと予想しており、もし今後何らかの変化を示す内容となればサプライズの円買いが進む可能性が高い。
一方、FRBの政策に最も影響を与えるといわれる米3月PCEデフレーターが週末発表されるが、前月から大きく鈍化すると予想される。予想通りであればドル売りも同時に強まりドル円は一段の下値を試す展開が予想される。
本日のドル円予想レンジ: 134円50銭~133円60銭
今週のドル円予想レンジ:134円80銭~132円30銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]レンジ内での動き継続か

先週のユーロは週を通して1.10から1.0910の狭いレンジ内で方向感の乏しい動きとなった。FRBの利上げはあと一回とみられる中でECBは依然積極的な利上げ継続姿勢を示すものの、大分織り込み済みになってきたことで次の材料が欲しいところだ。
今週はユーロ圏1-3月期GDPが発表され、前月の1.8%から1.4%に下方修正されると予想される。景気減速懸念が高まれば来月のECB理事会での0.5%の利上げ観測が後退しユーロ売りが強まることになる。
1月29日の高値1.1032と4月14日の高値1.1077のダブルトップを上抜けるのは次回のECB理事会まで難しいとみている。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1050(BB上限)~1.0800(50%)
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[NZドル円]先行指標のNZドル

先週発表されたニュージーランド1-3月期CPIは6.7%と予想の7.1%を大きく下回ったことで物価鈍化がしめされNZドル円は下落に転じた。
84円の手前で何度も上値が抑えられるなど上値の重さが確認された。
今回のCPIの結果を受け次回の会合では利上げ停止の可能性が高まるなかでNZドルの下落が始まるサインとみることもできる。
NZドルは通貨の先行指標として動くことが多く、今週の日銀会合でなんらかの緩和政策に関するメッセージが示されるようならNZ円を先駆けにクロス円全般に売りが強まるか注目。
NZドル円予想レンジ:83円20銭~81円20銭
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[全般]日銀政策会合サプライズは
しかし、その後発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数や景気先行指数が予想を下回ると米長期金利が低下。ドル売りが進む中で週末発表された米4月PMIが予想を上回ったことでドルの買い戻しが一気に強まった。133円ミドルまで下げていたドル円は134円ミドルまで押し上げられた。円売りが先行し底堅い動きで推移していたクロス円もほぼ全面安で引けている。
今週は植田総裁の初の日銀会合が開かれ注目が集まる。
今回の会合ではこれまでの大規模緩和政策継続姿勢が示されるとの見方が市場のコンセンサスとなっており既に円は売られている。もしYCCの修正やフォワードガイダンスの変更などに何らかのメッセージがあれば市場にはサプライズと受け止められ円はすべての通貨に対して買いが強まることになる。
又、同日に東京都のCPIも発表される。
先週発表された日本のコアCPIは予想を上回るなど、いずれ物価上昇による日銀緩和修正に動き出すとの見方から円売りは限定的とみる。
また、今週はFRBの政策に大きく影響を及ぼすとされる米3月PCEデフレーターは前月から鈍化すると予想され、予想通りであれば少なくともドルの上値は抑えられる。
ただ、日銀のサプライズがあれば今週はドルよりも「円主役」の相場展開が予想される。
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[米ドル円]135円の重さ

前日の円安の流れを継いでドル円は東京市場で134円97銭まで上昇したが135円には届かずに134円前半まで失速。欧州市場で再度135円を試す展開となったが結局134円86銭で上値が抑えられた。NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったことでドルが売られドル円も134円02銭まで下落。135円の上値の重さを確認した格好だ。
昨日は日本の貿易赤字額が拡大したことで円売りが進む場面も見られたが市場は織り込み済み。今日は日本の3月CPIが発表されるが物価上昇が改めて確認されるようなら円買い戻しが一段と進む可能性が高いとみる。
ドル円予想レンジ: 134円80銭~133円60銭(50%、転換線)
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[ユーロ米ドル]短期筋中心のもみ合い

ユーロは1.1ドルを前に方向感の掴みにくい状況が続いている。
昨日公開されたECB議事要旨では大多数のメンバーが0.5%の利上げを支持したことが明らかとなった。ECBの積極的な利上げが継続するとの見方からユーロは上昇トレンドが続くが1.1ドルを上抜けたものの買いが続かなかったことで調整の売りが出やすい状況となっている。
暫く1.09から1.1ドルのレンジ内で短期筋中心の動きが続きそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.1010(61.8%)~1.0920
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[NZドル円]CPI鈍化はNZ下落のサインか

昨日の早朝に発表されたニュージーランドの1-3月期CPIは6.7%と予想の7.1%を大きく下回ったことでNZドル円は急落。この時間帯は薄商いで一方向に動きやすいこともあるが結局買い戻しはなく、その後も上値の重い展開が続いた。
RBNZは今月の会合でも0.5%の利上げを実施するなど引き締め継続の姿勢を示している。声明でも「金融引き締め効果がまだ顕在化していない」「インフレは依然高すぎる」としたが、今回のCPIの結果を受け次回の会合では利上げ停止の可能性が高まる。
これはNZドルの売りが始まるサインかもしれない。
NZドル円予想レンジ:83円20銭~82円50銭(38.2%)
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[全般]米経済指標の悪化を受け
昨日の東京市場でドル円は前日の流れを継いで底堅い動きで推移。この日発表された日本の22年度の貿易赤字額が過去最大となったこともあり円売りが進んだ。ただ、既にこの結果は織り込み済みであり134円97銭まで買われたが135円には届かなかった。
結局前日に円安が進んだ反動から円買い戻しの動きが活発となりドル円も134円前半まで押し戻された。欧州市場では再度円売りが先行したもののすぐに買い戻された。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が-31.3と予想の-19.2を大きく下回ったことでドルは下落。週初発表されたNY連銀製造業が予想を上回ったところでドルが買われたのとまったく逆の結果となった。
その後発表された3月景気先行指数も予想を下回るなど米経済への懸念が高まりリスクオフの円買いが進んだ。
方向感が掴みにくい中で今日は日本のCPIが発表されるが円を中心とした短期筋の動きが続きそうだ。
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[米ドル円]円安圧力

東京市場で本邦からの実需とみられる買いが入るとドル円は134円から134円40銭まで上昇。15時に発表された英国CPIが予想を上回るとクロス円全般に買いが強まり135円13銭まで上昇。その後利食い売りに押され134円29銭まで押し戻されたがNY市場で134円後半まで反発するなど荒っぽい動きが続いた。
一部では、次回の日銀会合で「YCC修正に慎重な意見が日銀内で広がっている」との見方もあり全般に円が売られやすい状況となっている。
今日は3月日本貿易統計が発表されるが前月より赤字額が拡大すると予想されており、今のセンチメントでは円売りが強まる可能性が高い。
ただ、明日のCPIを控えることから「往って来い」になる可能性が高い。
ドル円予想レンジ:135円20銭(BB上限)~134円00銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]底堅さ継続

昨日の東京市場からユーロは上値の重い展開が継続。欧州時間に発表されたユーロ圏3月HICPとコアHICPともに予想通りで、前月と同様に鈍化傾向が示されたことによりユーロは下げ幅を拡大。1.0918まで下落した。しかしNY市場でユーロの買い戻しが入ると東京市場で付けた高値とほぼ同レベルの1.0980まで押し戻されるなど、一日を通してみると往って来い。米欧金融政策の違いによるユーロ買いは継続されるが、この時点では材料出尽くし観もあり短期筋中心の動きが目立つ。
今日はECB議事要旨が公開されるがタカ派的な内容は既に織り込んでおり、一時的に買いが強まるとみているが直ぐに押し戻される「往って来い」が予想される。
ユーロドル予想レンジ:1.1000~1.0900(BB中心、50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[南アフリカランド円]予想上回るCPI

昨日発表された南アの3月CPIが7.1%と予想の6.9%を上回ったことでランド円は底堅い動きで推移。市場は前月の7.0%から鈍化するとみていたことでSARBの利上げ期待から7円43銭まで上昇。ただ、南ア経済の悪化は止まらず一段の利上げは難しいとみられ上値も抑えられている。
昨年末からの下降トレンドは継続しているものの先月の7円付近での下げ止まりから反発。7円50銭付近を上抜けるようなら目先底値を打ったとみることもできる。
南アフリカランド円予想レンジ:7円49銭(BB上限)~7円37銭
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[全般]円全面安
昨日の東京市場では本邦実需買いもあり円売りが先行。ドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。15時ちょうどに発表された英国CPIが予想を上回りポンド円が上昇するとクロス円も同時に上昇。一部では今月27‐28日の日銀会合でのYCC修正について日銀内で慎重な意見が広がっているとの観測記事もあり円が更に下落。
また、英CPIの発表後に米長期金利も上昇しドル買いが進むとドル円は135円12銭まで上昇。クロス円もほぼ全面高となったが、これをピークにその後は円の買い戻しが入るとドル円も134円29銭まで押し戻された。
しかしNY市場に入ると再びクロス円の買いが強まり、ドル円も134円後半まで上昇するなど円主導の動きが目立った。
きっかけとなったポンドも対ドル対円で上下に何度か振らされるとユーロもつられるなど短期筋中心の動きが見られた。
今日は日本の3月貿易統計、明日はCPIが発表となるがその結果を機に短期筋が仕掛けてくる可能性が高い。
ただ、方向感は依然として掴みにくく、短期トレードを中心とした上下に往って来いの荒っぽい動きが予想される。
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[米ドル円]テクニカル分析

東京市場でドル円は134円70銭まで上昇後、軟調な地合いで推移。
欧州市場でドル売りが先行するとドル円も133円87銭まで下落。特に目立った材料はなくポジション調整の売りが入ったとみられる。
材料がないときはテクニカル分析に市場は頼ることが多い。
一目均衡表の雲の上限やボリンジャーバンドの上限が135円付近に位置することから上値は限られるとみてよいだろう。
下値は132円ミドル付近に雲の下限やボリンジャーバンドの中心線が位置することから強いサポートとして意識される。
レンジ相場取引に徹するが、どちらか上下にブレイクするようなら、その方向についていく。
ドル円予想レンジ:134円40銭~133円40銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ユーロ圏HICPに注目

昨日は前日のNY時間に1.1ドルを付けてから下落した分を埋めるように買いが先行。結局1.1ドルには届かずにもみ合いが続いている。
今日はユーロ圏3月HICPの発表があり、前月は6.9%に低下したが今回も横ばいになると予想される。昨年10月の10.7%をピークに物価は鈍化傾向にあるものの依然として高い水準であることから、ECBは次回の理事会で前回同様0.5%の利上げが予想される。
ただ、既に織り込み済みということから1.1ドル付近では利食い売りが待ち構えているとみられる。
ユーロ圏HICPが予想を上回り1.1ドルを上回ったとしても寧ろ売り玉を解消できずに押し戻される「往って来い」になりそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.1000(50%)~1.0900(BB中心)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
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