ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-04

[米ドル円]サプライズ

(米ドル円日足)



先週末にドルの買い戻しが入ったことで勢いがまだ残る中ドル円は134円21銭まで上昇。その後は動意の乏しい展開が続いたがNY時間に発表された米4月NY連銀製造業景気指数が10.8と予想の‐18を大きく上回ると市場にはサプライズとなりドル円は134円57銭まで上昇。米長期金利も3.6%台に乗せるなどドル全面高。また、株式市場も三指数ともに上昇しリスクオンの円安もドル円の下支えとなった。 
サプライズで先週からの買い戻しはほぼ一巡したとみており135円を上抜く勢いはないとみる。

ドル円予想レンジ:134円80銭(61.8%、BB上限)~133円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.1ドルの壁

(ユーロ米ドル日足)



昨日の週明け欧州市場でユーロは買いが先行し1.1ドルを試す展開となったがワンタッチして押し戻された。心理的な壁である1.1ドル付近には売りが並びやすいようだ。
その後NY市場でNY連銀製造業景気指数が予想を大きく上回ったことで米長期金利が上昇するとユーロは1.0910まで押し戻された。
目先1.1ドルの上値の重さが意識される中でもう一段の下値を探る展開を予想する。
ただ、ECBとFRBの利上げペースの差からのユーロ買いトレンドは依然として継続。
押し目買いのチャンスを狙う。

ユーロドル予想レンジ:1.0960~1.0860(38.2%)

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[カナダドル円]カナダCPIとセンチメント

(カナダドル円日足)



週明け東京市場でカナダ円は100円の大台乗せから始まり100円48銭まで上昇。その後100円03銭まで押し戻されたが100円を割り込むことはなく再び100円43銭まで上昇。NY株式市場が三指数ともに上昇したことでリスクオンがカナダ円の下支えとなった。
今日はカナダ3月CPIが発表されるが前月の5.2%から4.3%に低下すると予想される。昨年6月の8.1%をピークに物価上昇は確実に低下していることを再確認する格好となる。BOCはCPIの上昇率が今年半ばに3%程度に減速するとしており、既に2月から2度の会合で利上げを停止している。
今回CPIが予想を上回ったとしても利上げ停止観測に変化はないとみる。
寧ろ市場のセンチメントにカナダ円は影響されやすく、今日のNY株式市場が下落に転じるようならカナダ円も反落リスクが高まる。

カナダ円予想レンジ:100円80銭~100円00銭(38.2%)

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[全般]楽観ムード広がる

金融不安が後退する中で市場はFRBの利上げ長期化への思惑が広がると同時に株価も上昇するなど市場のセンチメントが楽観ムードに傾いている。

週明け東京市場から欧州市場にかけてドル円は134円を挟んでのもみ合いが続いた。ユーロも1.1ドルの大台をワンタッチしたものの買いは続かずに押し戻されるなど全般に動意の乏しい展開となった。
しかし、NY時間に発表された4月NY連銀製造業景気指数が10.8と予想の‐18.0を大きく上回ったことでドルは全面高。ドル円は約ひと月ぶりに134円57銭まで上昇。その後発表された4月NAHB住宅市場指数も予想を上回ったことで米長期金利は3.6%台に上昇。一方NY株式市場は金利が上昇したものの三指数ともに上昇するなど市場に楽観的なセンチメントが広がっていることを示すものとなった。
市場は5月のFOMC会合で0.25%の利上げを既に織り込んでいたが、ここにきて金融不安が後退する中その次の会合でも利上げをするとの見方も浮上。
やや楽観ムードに傾き過ぎているように見える。
ただ、金融不安は完全に払しょくされたというわけではなく、今後貸し出しが締め付けられ、それにより商業不動産などの下落が強まるとの懸念も燻る。
市場のセンチメントは変わりやすく、ちょっとした悪材料が出ると全く逆の動きになりやすい。
今日発表の米住宅着工件数や明日のベージュブックに注目。

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