ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-04

[米ドル円]日銀緩和政策継続

(米ドル円日足)


植田日銀総裁が改めて緩和政策継続に言及したことで円は全面安。ドル円も東京で133円90銭の安値を付けた後は買いが強まり134円73銭まで上昇。その後は米長期金利の低下に伴い134円前半まで押し戻されて引けている。
海外勢などは特に日銀が緩和修正に動くとの見方が広がっていただけに目先はまだ円安に動きやすい。ただ、週末の日銀会合を前に既に円安が進んだことで、寧ろ会合で緩和政策修正の動きが少しでも示されるようなら一気に円買いが進む可能性もある。
135円の上値は重いものの目先安に動きやすい状況とみる。

ドル円予想レンジ:134円60銭~133円60銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.10は天井から底へ

(ユーロ米ドル日足)


週明け東京市場で心理的な壁となる1.10ドルを片足付けたユーロだが上抜けに失敗すると1.0967まで押し戻された。
その後発表されたドイツ4月IFO企業景況感指数が予想を上回ったことで反発。ウンシュ・ベルギー中銀総裁が「金利が4%になってもおかしくない」と発言。また、パネッタECB専務理事やシュナーベルECB専務理事などのタカ派発言を受けユーロは1.1ドルを上抜けた。米長期金利の低下もありNY市場の引けにかけて買いが更に強まり1.1050まで上昇。高値引けとなっている。
ユーロ円も8年4か月ぶりの高値を付けるなど対円でも買いが入りユーロは堅調に推移。
欧州の物価上昇は米国よりも深刻でFRBとの金融政策の違いがユーロを一段と押し上げるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1070(BB上限)~1.0990(50%)

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[NZドル円]調整の買い戻し

(NZドル円日足)


早朝に売りが先行。82円16銭まで下落したが先週末の安値81円96銭には届かずに反発。植田日銀総裁が緩和政策継続を改めて言及したことで円売りも重なりNY市場で82円83銭まで上昇。先週83円70銭から81円後半まで下落した買い戻しがほぼ一巡したとみる。先週発表のNZランド1-3月期四半期CPIが6.7%まで低下するなど物価がピークアウトしておりNZドルの上値は限られる。
今日はNZランドが休場ということもあり薄商いのなか83円台を付けるようなら戻り売りを狙いたい。

NZドル円予想レンジ:83円00銭(61.8%)~82円20銭

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[全般]円全面安

植田日銀総裁が改めて緩和政策継続への言及もあり円は全面安。

週明け東京市場では前週末に発表された米PMIの結果を受け急上昇したドルの修正からドル円売りが先行し134円を割り込んだ。その後米長期金利が上昇すると134円ミドル付近まで反発。
欧州市場が始まったところで発表されたドイツの4月IFO企業景況感指数が予想を上回るとユーロ買いが先行。また、ウンシュ・ベルギー中銀総裁やパネッタ・ECB理事のタカ派発言もユーロを押し上げた。
この日は植田日銀総裁が「物価基調はまだ2%を下回っているので緩和政策を継続」と発言。これまでの発言を踏襲したものだが円は主要通貨に対して下落するとクロス円は全面高。同時に米長期金利が低下したことでクロス円の買いが加速。ドル円は134円73銭まで反発。結果的に円独歩安となった。
今週末の日銀会合では一部でYCC修正などの可能性が示されるとの見方などから円買いが進むと思われたが、その期待をつぶされた格好だ。
特にECBは強気の姿勢を続ける中でユーロ円は昨年10月の高値を上抜け2014年12月以来の高値を更新。クロス円全般を押し上げた格好となった。
日銀の緩和政策継続への観測を背景に各国金融政策の違いに対して思惑が先行しやすい状況下で円は売られやすくなっている。
週末の日銀会合を控え思惑が先行しやすい相場展開が続きそうだが、先行し過ぎるとその反動も大きくなる。

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