ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-04

[米ドル円]円高ドル高

(米ドル円日足)


日銀の緩和政策継続観測による円売りの流れが一転。米地銀であるFRCの預金が1-3月で4割減少したとの報道を受け再び金融不安が拡大。リスクオフの円買いが強まりドル円は下落に転じた。
昨日の東京市場ではドル買いが先行し134円ミドルまで上昇したがその後はリスクオフの円買いが進みNY市場で133円37銭まで下落した。欧米株価も金融株中心に売りが進み安全な国債が買われるなど安全資産が買われリスク資産である原油や資源国通貨が対円でも売られている。この不安感が直ぐに治まる可能性は低く、暫く円買い圧力は続くとみる。
今週末の日銀会合では緩和政策継続が既に織り込まれていることから、内容次第では一段の円買いが進む可能性もある。

ドル円予想レンジ:134円20銭~133円00銭(61.8%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ダブルトップか

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロは前日からの買いの勢いが続き1.1068まで上昇。しかし、4月14日に付けた今年最高値には届かずに失速。
欧州市場が始まると米地銀FRCの預金流出報道を受け欧州株式市場が金融株を中心に下落して始まるとユーロ売りが先行。NY市場でも株式市場が三指数ともに大きく下落すると1.0の壁を割り込み1.0965まで下落した。ただ、金融システム不安からFRBの利上げにブレーキがかかるとの見方から米長期金利が低下したことでユーロも下げ止まった。
日足ローソク足を見ると4月14日の高値を上抜け出来なかったことでダブルトップを形成した観もある。
ただ、ECBは依然として積極的な利上げ姿勢を崩していないことから最終的にユーロ買いの流れは継続。ダブルトップも一時的なものとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1010~1.0920(61.8%)

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[豪ドル円]1-3月CPIとリスクオフ

(豪ドル円日足)


東京時間に90円02銭を付けた豪ドル円だが前日の高値90円05銭には届かなかったことで90円台の上値の重さを確認。その後はFRCの報道を背景に欧米株式市場が下落したことでリスクオフの豪ドル売り円買いが進み89円26銭まで下落。その後買い戻しが入ったがリスクオフは暫く続く可能性が高く上値の重い展開が予想される。
本日は豪州の1-3月CPIが発表され、前月の7.8%から6.9%へ低下が予想される。
前回のRBA政策会合では1年ぶりに利上げを停止したが声明では賃金の上昇などから追加利上げの可能性を示していた。
もし予想通り物価鈍化が示されるようなら一段の豪ドル売りが強まるとみている。
ただ、4月6日に付けた安値87円60銭を下回らないようなら反発に転じるとみている。

豪ドル円予想レンジ:89円30銭(BB中心)~87円80銭(61.8%、BB下限)

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[全般]リスクオフの円高

ファースト・リパブリック・バンク(FRC)の預金が4割減少したとの報道で米銀行システム不安が拡大。リスクオフの円買いと同時にクロス円の下落がドルを押し上げた。

東京市場ではゴトービ特有のドル買いが先行。ドル円は134円42銭まで上昇。欧州市場が始まったところで134円48銭まで買われたが直ぐに押し戻された。
FRCの預金が4割減少したとの報道を受け欧州株式市場が軟調な地合いで始まるとリスクオフが先行。市場に再び金融システム不安が広がり安全通貨のドルや円が買われたことでクロス円が全面安。
NY市場でも株式市場が三指数ともに大幅下落で始まるとクロス円の売りが加速。特にリスクの高い資源国通貨である豪ドルやカナダドルなどの売りが目立った。
この日発表されたリッチモンド連銀製造業指数や消費者信頼感指数が予想を下回ったことも嫌気された。
金融システム不安が拡大することでFRBの利上げが難しくなるとの見方などからドルの上値は抑えられたもののクロス円の売りがドルを押し上げる格好となった。
3月に起きたシリコンバレー銀行やクレディスイスなどの金融不安が収まったと思われたが再び不安が拡大。
今週末には日銀会合、そして来週はFOMC会合を控えるだけに方向感が掴みにくい状況となった。ただ、市場は日銀の緩和政策継続を既に織り込み、FRBの0.25%の利上げも同様に織り込んでいる。
その反動が出るとすれば直近で一段の円買いと同時にドル売りが強まるとみている。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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