ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]円売りからドル売りへ?

(米ドル円日足)



先週の日銀会合では緩和政策継続姿勢を改めて示したうえで1年から1年半の時間をかけレビューを行うとした。更に今後も追加緩和の可能性を示したことで円は全面安。市場には緩和政策変更への期待があっただけにその反動売りが出た。ただ、賃金引上げや物価上昇は続いており市場は過剰反応した観もある。
ただ、円売りの勢いはまだ残る中で3月5日に付けた高値137円91銭を再度試す展開も予想される。
一方、今週のFOMC会合で利上げ打ち止めとの見方からパウエル議長の発言内容次第でドルは下落に転じる可能性もある。
過度な円売りの反動と重なれば予想以上の下げ幅となりかねない。
ボラティリティーは高いことから先週と同様上下に大きく振らされそうだ。

今週の予想レンジ:138円00銭~134円40銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBとFOMC

(ユーロ米ドル日足)



FRBは今週の会合で0.25%の利上げをするのを最後と市場は予想する一方でECBは0.25%の利上げ後も引き締めを継続する姿勢を示している。
ただ、ECB理事会を前に発表されるユーロ圏4月HICPが前月から鈍化すると予想され、もし予想通りであれば一時的にユーロ売りが強まるとみる。
ただ、FRBとECBとの政策の違いが改めて示されることになればユーロは一段の上値を試す展開を予想する。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1200~1.0960(BB中心)

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[豪ドル円]RBA会合とセンチメント

(豪ドル円日足)



先週発表された豪州3月CPIは6.3%と予想の6.5%を下回り前月の6.8%からも大きく低下。また、PPIも前月から大きく落ち込んだ。今週開かれるRBA会合では前回と同様に金利据え置きが予想されるが声明文でも「更なる利上げが必要かも」との文言が削除される可能性が高い。先週日銀会合後に大きく上昇した豪ドル円も今週は調整売りが入るとみている。
また、FRSを始め地銀などの金融リスクを背景に欧米株価が下落するようならリスクに敏感な豪ドル売りが強まりかねない。
4月20日に付けた高値をクリアに上抜け出来ないようならダブルトップを形成することになる。

豪ドル円予想レンジ:91円00銭(BB上限)~89円20銭(38.2%、BB中心)

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[全般]日米欧金融政策の違い

先週の日銀会合で1年から1年半のレビューを行うとしたことで緩和政策継続が長期化するとの見方から円はほぼすべての通貨に対して下落した。
市場は早晩緩和政策解除を見込んでいただけに円は失望売りとなった。
今週はECB理事会やFOMC会合が開催されるがその金融政策の違いに市場の注目が集まる。
緩和政策を今後も継続する日銀に対し市場は既に金利差からの円売りを織り込んでいるだけに、その反動には注意が必要だ。
FRBは今回の会合で0.25%の利上げで打ち止めとし、今後高金利を維持すると予想される。注目は声明とパウエル議長の発言に集まりそうだ。依然金融システム不安が燻る中で7月の債務上限問題などを控えパウエル議長のネガティブ発言があればドルが下落することになりそうだ。
今週は更にFRBの金融政策に大きく影響を与える雇用統計やISM非製造業景況指数がFOMC会合後に発表される。その結果次第ではそれまでのドルの動きが一転する可能性もある。
一方、ECB理事会では0.5%の利上げを実施し、その後も引き締めが継続されるとみられている。今週はユーロ圏HICPが発表されるが、その結果次第ではFRBと同様に利上げ停止の可能性が示されるか注目。
先週は日銀との金融政策の違いから既に円が売られており、その巻き戻しのタイミングを探ることになりそうだ。

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