ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]調整か転換か

(米ドル円日足)



日銀の緩和政策継続姿勢が示され円安が進むと同時にPCEデフレーターやISM製造業景況指数の結果を受けドル買いが重なり昨日のドル円は137円77銭まで買われた。
しかし昨日発表されたJOLTSが2か月連続で1000万件を下回ったことでドルが売られドル円は136円32銭まで下落。明日のFOMC会合を前にドル売り調整は見られたが、円売りの分はまだみられない。
FOMC会合で予想よりもハト派的な内容となればドル売りが一段と進む可能性が高いが日米金融政策の違いによる円安はまだ継続。ただ、日銀会合前の戻り高値135円14銭を下回るようなら短期的に天井を打った可能性が高いとみる。しかし、133円を下回らない限り調整の域を脱しない。

ドル円予想レンジ:137円20銭(BB上限)~135円30銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]FOMC会合後にECB理事会

(ユーロ米ドル日足)



前日下落した買い戻しが入りユーロは1.1006まで上昇。その後1.09ミドルまで下落。ECBの銀行貸出調査では信用基準の厳格化やローン需要の減少が示されインフレ鈍化の兆しが高まったことでユーロは下落。ユーロ圏4月HICPが5.6%と予想の5.7%を下回ると更に売りが強まり1.0943まで下落した。
その後発表されたJOLTS求人件数が2回連続で1000万件を下回ったことでドル売りが進みユーロは1.10台に上昇するなど往って来い。
明日のFOMC会合では0.25%の利上げが最後とみられる一方でECBは0.5%の利上げが予想されていた。しかし、今回のHICPの結果や金融不安などからユーロ買いの勢いも衰えている。ただ、一時的な下振れがあっても中長期でのユーロ上昇トレンドは継続とみている。

ユーロドル予想レンジ:1.1080(BB上限)~1.0930(61.8%)

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[豪ドル円]RBAサプライズ利上げ

(豪ドル円日足)



RBAは政策金利を3.6%から3.85%に引き上げると発表。前回で利上げを停止したとみていた市場にとってサプライズとなり豪ドル円は91円から一気に92円44銭まで上昇。声明では「インフレ目標に戻すという決意に変わりはなく、それを達成するために必要なことを行う」「インフレと経済次第で一層の引き締めが必要になるかもしれない」などのタカ派内容が示された。
急激に上昇した反動もありその後は利食い売りなどに押され91円台に下落。
NY市場に入ると金融不安や債務上限問題などから株式市場が大幅安となりリスクオフの豪ドル円の売りが強まり90円86銭まで下落。往って来いとなった。
結果的に長い上髭を伸ばすなど天井を確認した格好となった。
明日未明のFOMC会合後も上値が重そうなら戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:91円50銭(BB上限)~90円20銭(50%)

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[全般]FOMC会合直前にドル円反落

FOMC会合を明日に控え先週末の日銀会合で円安が進んだ流れからJOLTS発表により円買いに転じた。
東京市場では前日に米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことでドル円が堅調な地合いで推移。3月8日以来の高値137円77銭を付けた。その後は利食い売りなどで押し戻されたものの底堅い動きが続いた。
しかし、NY時間に発表された3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が959万件と予想の977.5万件を下回った。2か月連続で1000万件を下回ったことでFRBの早期利上げ停止観測の高まりから米長期金利が低下。ドル円は136円32銭まで下落。NY株式市場は金利が低下したものの三指数ともに大幅安。イエレン財務長官が「債務上限特別措置が6月1日までに尽きる可能性がある」と発言する等、債務上限問題やFRC以外の地銀などの金融不安が燻る中でドル売りと同時にリスクオフの円買いが強まった。
明日の未明にFOMC会合の結果が発表されるが、その前にポジション調整が入り始めている。
今回の会合で0.25%の利上げは既に織り込んでおり、注目はその後の利上げ停止に関する内容に集まる。
物価上昇が収まり始める中で金融システム不安や雇用逼迫感の低下により市場の思惑よりもハト派的な内容となればドル売りが一気に強まることになる。

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