ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]ドル売り円買い

(米ドル円日足)



東京市場が休場のなかドル円は米長期金利が低下したことで軟調に推移。FOMC会合では利上げ停止サインが示されるとの見方からドルが全面安。同時にこれまで買われたクロス円の調整も入りドル円は135円ミドルまで下落。注目のFOMC会合ではこれまでの追加利上げを示唆する文言が削除されたことで利上げ停止は近いとの見方からドル円は134円04銭まで下落。
その後パウエル議長は引き締め継続の可能性を示唆したことで135円70銭まで反発したが引けにかけて再び134円台に押し戻された。
昨年3月から10回の利上げを実施したFRBも金融システム不安や債務上限問題などを抱え、今後慎重にならざるを得ないとの見方に傾いている。
一方、日銀の緩和政策も長期化するとの見方もありドル円の下値も限られるが、日本が連休ということから実需のドル買いが入りにくい中で一段の下値を探る展開が予想される。

ドル円予想レンジ: 135円40銭~133円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBの利上げ幅

(ユーロ米ドル日足)



FOMC会合の声明文では追加利上げの文言が削除されたことでドルが下落するとユーロは1.1094まで上昇。しかし1.11には届かなかった。1.11ドルの上値の重さが確認された格好だ。
今日のECB理事会では政策金利を0.25%の引き上げでコンセンサスとなっているが一部で0.5%の利上げも予想されている。もし0.5%の利上げを実施した場合には1.1ドルを試す展開が予想されるが、上抜けに失敗すると当面の天井になるとみている。
もしクリアに上抜けするようなら1.12ドルを試す展開を予想する。

ユーロドル予想レンジ:1.1100(BB上限)~1.1000(61.8%)

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[豪ドル円]目先天井打ち

(豪ドル円日足)



日本が連休に入ったことで薄商いのアジア市場で豪ドル円は軟調に推移。
前日のRBA会合で予想を上回る利上げを実施したことから1円50銭余り上昇したものの結局上昇前の91円付近を下回ったことで豪ドルの上値の重さを確認。
FOMC会合前に90円71銭まで買い戻されたものの再び90円を割り込んで引けている。
テクニカル的にみると上昇後に長い上髭を伸ばした後に陰線が続いたことで目先天井を付けた可能性が高い。
ただ、88円を割り込まないようなら中期的な上昇トレンドは継続。

豪ドル円予想レンジ:90円30銭~89円20銭(50%)

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[全般]FOMC利上げ停止に近付く

注目のFOMC会合では追加的な引き締めが適切との文言が削除されたことでドルは全面安。一方パウエル議長はやや利上げの可能性を示唆。

昨日は東京市場が連休に入り薄商いのアジア市場でドルは軟調に推移。FOMC会合を前に米長期金利が低下したことでドル全般に売りが強まった。ドル円は136円60銭付近から1円近く下落。NY時間に発表された4月ADP雇用統計やISM非製造業景況指数は予想を上回る結果となったがFOMC会合を控えていることから反応は限られた。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き上げることを全員一致で決定。声明文では前回の「インフレ率を2%に戻すのに十分な制限的な金融政策姿勢を達成するために幾分の追加的な金融政策引き締めが適切」との文言を削除。代わりに「追加的な金融政策の引き締めがどの程度適切かを決めるにあたり今後数週間から数か月の経済・インフレ・金融市場の動向を注視」と追加。市場は追加利上げの可能性が低下したとみてドルは全面安。ドル円は135円を割り込んだ。
その後パウエル議長が「依然としてインフレは高すぎる」「利上げサイクルの終了について言及するのは時期尚早」「必要なら追加利上げの用意」など、市場の思惑を抑えようとする発言もあり一旦はドル買い戻しが入ったが、市場は既にFRBは利上げ停止に向けた動きが始まったとみてドルの上値は抑えられた。
FOMC会合のハト派的な内容に対してパウエル議長は市場の利上げ停止への思惑を抑えるなど、全般にバランスの取れた会合となった。
これでドルの天井は幾分下げられたとみるが、今後の経済指標の結果次第では短期的にドル買いが強まる可能性が高い。
今週末の雇用統計がADP雇用統計同様強い数字となれば売られ過ぎたドルの買い戻しを誘発するかもしれない。

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