ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]ドルと円の綱引き

(米ドル円日足)



4月28日の日銀会合で133円ミドルから137円77銭まで上昇後に133円ミドルまで押し戻され往って来い。その後はじりじりと買い戻しが入り先週末には135円75銭まで買い戻された。日銀緩和政策が長期化するとの見方で円安が進んだがFOMC会合での利上げ停止観測がドル売りを誘ったことでドルと円の綱引きは往って来い。
市場は債務上限問題や米中小銀行の破綻リスクが高まる中でリスクオフの円買いとドル買いが綱引き。ややクロス円の売りによりドルよりも円買いの勢いが増しているように見える。
ドル買い戻しが一巡すれば再び133円台を試す展開を予想する。

本日のドル円予想レンジ:136円50銭~135円50銭
今週のドル円予想レンジ:136円20銭(61.8%)~133円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBも利上げ停止へ

(ユーロ米ドル日足)



ユーロは1.1095のラウンドトップを付け下落。ECBの複数のメンバーは利上げ停止が近いことを示唆するなど、FRBを追随する動きを見せていることも上値を抑えている。
今週はユーロ圏4月HICPが発表され前年から横ばいと予想されるが、もし予想を下回るようなら利上げ停止への思惑が正当化されユーロ売りが加速しかねない。
米国では債務上限問題を抱え6月にもデフォルトに陥るとの見方も広がる中でリスクオフのユーロ売りドル買いが強まる可能性もあり今週のユーロは上値の重い展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0980(BB中心)~1.0740(61.8%)

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[NZドル円]リスクオフのNZドル売り

(NZドル円日足)



先週上昇して始まったNZドル円は今年最高値となる85円91銭を付けた後は下落に転じた。米中小銀行の破綻リスクの高まりや債務上限問題が広がったことでリスクオフのNZドル円の売りを促した。
4月のRBNZ会合では政策金利を予想の0.25%を上回る0.5%引き上げを決定。声明でも「インフレ目標達成には大幅な利上げが必要」「インフレは依然高すぎる」など、今後も利上げ継続姿勢を示した。しかし、その後NZドル円は軟調な地合いが続いたが5月に入り上昇。FRBの早期利上げ停止観測や日銀の緩和政策長期化などから底堅い動きとなった。しかし、金融不安と債務上限問題により下落。NZの政策金利は現在5.25%と主要国の中では最も高く、それに比べて日本は最も低いことから中期的なNZドル円の底堅さは変わらない。リスクオフの動きはそれ程長期化することはなく再度上値を試す展開が予想される。

今週のNZドル円予想レンジ:85円20銭~83円20銭(61.8%)

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[全般]市場とFRBの温度差

市場へのFRBメンバーの早期利下げ観測の高まりを抑えようとする発言が相次ぐ中で相場はどちらに傾くのか注目。

先週末に発表された米ミシガン大学消費者態度指数は予想を下回ったものの期待インフレ率は予想を上回ったことで米長期金利が上昇しドル買いで反応した。
4月の米CPIの伸びが鈍化する一方でISM製造業、非製造業は上昇。雇用統計では雇用者数と平均時給は増加し失業率は低下するなど雇用が逼迫し物価上昇の兆しが燻る。
FOMC会合では早期利上げ停止の可能性が示されたが、市場は今年後半からの利下げを既に織り込み始めている。その過度な期待を鎮めようとFRBメンバーは依然として利上げ継続の必要性を示し、ドルの買い戻しが強まるなど市場とFRBとの綱引き状態が続いている。
一方、米地銀破綻リスクは依然として燻り、債務上限問題が6月にもデフォルトに陥るリスクが高まる中でFRBもこれ以上の利上げは難しい。また、リスクオフによる円買いが進むとクロス円が下落しドル買いが強まるといったドルと円との綱引きもみられる。
先週もそうだが期待インフレ率といった普段は注目度が低い指標でもポジションが偏っているような時には反応する。
今週はNY連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数に注目が集まりそうだ。
相場の流れが掴みにくい状況ではあるが全体的にみるとFRBの引き締め停止と、金融リスクの燻りからドルの上値は抑えられ、リスクの高い資源国通貨は対円で売られやすい状況が今週も続くとみている。

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