ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]債務上限問題リスクの燻り

(米ドル円日足)



債務上限問題を巡りバイデン大統領と共和党との会談が続いているが、解決にはまだ時間がかかり、それまでは様子見姿勢が続くことになる。ただ、市場は意外に冷静でリスクオフの円買いには繋がらず寧ろ円安に傾いている。
実際に会談が合意したとしても円安が進む可能性は低いとみている。昨日は米小売売上高が予想を下回るとドル売りで反応したもののすぐに上昇。その後発表された鉱工業生産やNAHB住宅市場指数などが予想を上回ると更にドル買いが加速。複数のFRBメンバーのタカ派発言もドル買いを促すなど、ドル買いに反応しやすい状況となっている。
ただ、債務上限問題が長引く中でドルの上値も限られる。
じりじりとドルが上昇し、その後一気に下げる動きには注意したい。

ドル円予想レンジ:136円70銭~135円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]HICPに注目

(ユーロ米ドル日足)



東京市場が引け欧州市場が始まるとユーロ買いが先行。1.0905まで買われたところで発表されたドイツの5月ZEWは‐10.7と予想の‐5.3を下回り5か月ぶりの低水準となったことでユーロは反落。また、米長期金利が上昇したことで1.0856まで下落。一旦買い戻しが入るかと思われたがずるずると下げが続いている。
今日発表のユーロ圏4月HICPは前月と同じ7.0%と下げ止まりが予想される。
昨日はホルツマン・オーストリア中銀総裁が「金利が4%に達するまで利上げを停止すべきではない」と発言するなど追加利上げの可能性を示唆したものの上値は重い。
1.09前半で上値が抑えられるようなら再び下落トレンドが始まるとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.0900~1.0800(50%)

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[豪ドル円]中国経済指標で下落

(豪ドル円日足)



昨日の東京時間に発表された中国小売売上高や鉱工業生産ともに予想を下回ると豪ドル売りで反応。その後も売りが止まらず90円58銭まで下落した。NY市場で91円22銭まで買い戻されたが結局90円70銭まで押し戻されるなど上値の重い展開となった。
米債務上限問題が燻る中でリスクオフの動きが豪ドルの上値を抑えている。
三角保ち合いが収束する中でそろそろどちらかに放れる可能性が高い。教科書的にみると上昇トレンドに沿って上に放れる可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:91円20銭(61.8%)~90円40銭(BB中心)

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[全般]債務上限問題巡り一喜一憂

米債務上限引き上げ問題を巡る会談が大詰めを迎える中で各国経済指標に各通貨も一喜一憂する動きが目立つ。

昨日の東京市場では16日のバイデン大統領とマッカーシー下院議長との債務上限引き上げに関する会談を控え様子見姿勢となり、ドル円も136円を挟んでのもみ合いが続いた。
欧州市場が始まったところで発表された英国3月失業率が予想を上回るとポンド売りで反応。しかし、すぐに買い戻される往って来い。
ポンドにつられて上昇していたユーロはドイツの5月ZEW景況感調査が予想を下回ると売りで反応。
NY市場では米4月小売売上高が予想を下回るとドル売りで反応したが直ぐに買い戻された。
その後発表された5月のNAHB住宅市場指数が予想を上回ったことや複数のFRBメンバーのタカ派発言で米長期金利が上昇。ドル買いが加速しドル円は136円68銭まで上昇。
現在も債務上限引き上げを巡る会談は続いているが、簡単には結果が出ることはないとみられ、その間は思惑が先行し各通貨も一喜一憂する動きが続きそうだ。
市場は債務問題に対してそれ程大きな動揺が見られないことから、もし合意に至ってもドル買いは限定的とみる。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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