ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-05

[米ドル円]債務上限リスク

(米ドル円日足)



先週は債務上限引き上げ妥結への期待からリスクオンの円安が進んだのと同時にFRBの早期利上げ停止観測が後退したことでドル円は138円76銭まで上昇。しかし、週末には上限引き上げ協議が中断。パウエル議長も改めて利上げ停止の可能性を示したことで137円ミドルまで下落。FRBの金融政策と債務上限引き上げ交渉の行方は混沌としており、方向感の掴みにくい状況が今週も続きそうだ。
強いレジスタンスとみられていた200日移動平均線を上抜けたことで目先はドル買いの勢いが残る。ただ、米中小銀行の金融リスクも燻る中で上値も限られる。上値目途としては140円の大台が意識される。
一方、200日移動平均線を下抜けするようなら再び弱気のセンチメントが広がり135円付近までの下げも視野に入るなど、レンジの広い相場展開が予想される。

本日のドル円予想レンジ:138円40銭~137円40銭
今週のドル円予想レンジ:139円60銭(50%)~135円50銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]ダブルトップ?

(ポンド円日足)



ポンド円は先週末に172円50銭まで上昇。5月2日に付けた高値172円32銭を瞬間上抜けたものの直ぐに押し戻されたことで目先のダブルトップを付けた可能性が高い。
今週は英国4月CPIが発表され前月の10.1%から8.2%に低下すると予想される。一方コア指数は前年を上回るとの見方がある。前回のBOE政策会合でベイリーBOE総裁は「インフレは今年末までに半減する見込み」「利上げを一時停止できる時期に近付いている」との発言もあり物価上昇ピークを確認。ダブルトップを付けて下落に転じる可能性が高い。
もし、予想を上回ったとしても利上げ停止時期が近いとの見方から上値は限られるとみる。

今週のポンド円予想レンジ:173円20銭(BB上限)~169円00銭(50%)

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[南アフリカランド円]SARB利上げ織り込み

(南アフリカランド円日足)



今週開かれるSARB政策会合では政策金利を7.75%から8.25%に0.5%の引き上げが予想される。
ただ、市場は現在まで原子力発電所の復旧が遅れていることなどから再び停電に陥るといった電力不足問題が懸念される。利上げは南ア経済を更に落ち込ませるとの見方からランド円は今年最安値を更新したが、その後は世界的な株価上昇によるリスクオンの円安が進み反発。
既にネガティブ材料を織り込んでいることから市場の楽観的なセンチメントが広がる中で8.25%の金利水準は魅力的でもある。
積極的に買いは入れにくいが長期投資として下げたところでは買いを入れていきたい。

今週のランド円予想レンジ:7円27銭(61.8%、BB中心)~7円00銭(BB下限)

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[全般]債務上限問題で荒れ相場

先週は米債務上限問題を巡りバイデン大統領とマッカーシー下院議長との会談で進展が見られたことからリスクオンの円安が先行。また、複数のFRBメンバーのタカ派発言などからドルが上昇したことでドル円は138円74銭まで上昇した。しかし、週末に非公式で行われた政府と共和党との会談では共和党側が突然席を立ち協議は中断。再びデフォルト懸念が高まるとリスクオフの円の買い戻しが入った。また、ほぼ同時刻にイエレン財務長官が「一連の銀行破綻を受け一段の銀行合併が必要」と発言したことで金融不安も重なった。更に、パウエル議長が「信用不安を考慮すると金利は想定されていたほど上昇する必要がないかもしれない」とハト派的な発言を受けドル売りが強まるとドル円は137円ミドルまで下落。その後は週末ということもあり138円付近まで買い戻されて引けている。
今週も債務上限引き上げ問題が相場の中心となり、発言などで一喜一憂しそうだ。また、米中小銀行の金融不安の再燃からリスクオフの円買いが予想される。
ただ、債務上限問題は過去に見られたように最終的に決着しデフォルトは回避されることになり、ドルが売られるほど反発の勢いが強まりそうだ。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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