ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-08

[米ドル円]FRBの利上げサイクル終了か

(米ドル円日足)



今日発表の米CPIを控えドル円は今週に入り底堅い動きで推移。先週の高値となる143円88銭に迫る143円75銭まで買われて引けている。ドル円ショートポジション買い戻しはほぼ一巡した観もある。
CPIの結果次第でFRBの利上げサイクル終了観測が一気に高まるようならドル円は一気に下落リスクが高まる。ただ、明日のPPIも見極める必要もあり、下落後は買い戻しが入りそうだ。
反対に利上げ終了は先送りされるとの見方が広がったとしてもいずれ終了するとの見方があることから上値は限定的とみる。
上値目途はボリンジャーバンドの上限が位置する144円ミドル付近。145円に近付くと介入警戒感も高まることになる。

ドル円予想レンジ:144円60銭(BB上限)~141円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]イタリアの銀行追加課税を修正

(ユーロ米ドル日足)



前日にイタリア政府が銀行に追加課税を実施するとしたことでユーロは下落。しかし、その結果イタリア株式相場が混乱したことで政府は課税に上限を付すとしユーロは反発。また、米長期金利が低下したことも重なり1.0995まで上昇。一先ず落ち着きを取り戻した。
先月1.1275の高値を付けたユーロはその後ECB理事会で利上げが終盤に近いとの見方もあり1.09付近まで下落。その後は安値圏でのもみ合いから底値固めが続いた。
今日の米CPIの結果次第ではドル売りが強まり反発のきっかけになるとみている。
もし、反対にFRBの利上げ長期化への思惑が高まり1.09を割り込むようなら1.08前半までの下げも視野に入る。

ユーロドル予想レンジ:1.1050(38.2%)~1.0930

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[米ドルカナダドル]悪材料出尽くし

(米ドルカナダドル日足)



先週末に発表されたカナダの7月雇用統計では雇用者数が予想を大きく下回ったが同時に発表された米雇用統計も悪化したことでドル売りがカナダドルの下支えとなった。
今週月曜日がカナダ祝日ということから8日にカナダ売りが入り1.3503まで上昇。その後は利食い売りなどもあり押し戻されている。
今日の米CPIの結果次第では再度上値を試す可能性もあるが既にカナダの悪材料は出尽くした観もあり、上値は限られるとみている。
原油価格の上昇なども追い風となることからカナダドル買いが強まるとみており1.34ミドル付近では売りを出したい。
ただ、1.35ドルをクリアに上抜けるようなら一旦損切りを入れる。

ドルカナダ予想レンジ:1.3450(BB上限)~1.3320(50%)

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[全般]米7月CPIの結果待ち

今日発表の米7月CPIの結果次第でFRBの利上げ停止がより明確になるかを見極めようと、神経質な展開が目立った。

昨日の東京時間に発表された中国7月CPIは‐0.3%と予想の‐0.4%を上回ったものの2年5か月ぶりのマイナスとなった。また、同時に発表されたPPIも‐4.4%と予想の‐4.1%を下回るなど中国物価鈍化の兆しを示すものとなったことでリスクオフによる円買いが先行。また、日経平均株価も米7月CPIを控えポジション調整の売りが散見されリスクオフに繋がった。
欧州市場に入ると米長期金利が上昇に転じたことでドル買いが先行。また、ロンドンフィキシング(東京24時)に向けて纏まった円売りが入るとドル円は143円73銭まで上昇。クロス円も底堅い動きが目立った。ただ、この日もNY株式市場が続落したことで円売りにもブレーキがかかった。

今日発表の米7月CPIは前月の3.0%から3.3%に上昇すると予想されている。ただ、財の価格やサービス価格の低下が示されるとの見方から、FRBの利上げサイクル終了を示すようならドル売りが強まると同時に株価上昇によるリスクオンの円安にもつながる可能性が高い。ただ、明日は米7月PPIの発表も控え、この結果を見るまではまだ確信には至らないことから一方向の動きにはなりにくい。

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