ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-08

[米ドル円]リスクオンの円売り

(米ドル円日足)


米7月CPIの結果は予想通りインフレ鈍化を示すものとなりドル円は143円23銭まで下落したが直ぐに買い戻しが入った。しかし、この結果を受けNY株式市場が上昇したことでリスクオンの円安が進みドル円は発表前のレベルを上抜け144円前半まで上昇。
その後は米長期金利が4%台まで上昇したことでドル買いも重なりドル円は144円80銭近くまで上昇して引けている。
CPIの結果は米長期金利を低下させドル売りが進むと考えられるが実際は円安の動きが強まり想定されたものとは逆の動きになっている。
145円付近からは介入警戒感が高まる領域であり、ここからのドル買いはかなり神経質な動きが予想される。今日発表の米PPIの結果がドル売りに転じるきっかけになるか注目。

ドル円予想レンジ:145円10銭(BB上限)~143円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]15年ぶりの高値更新

(ユーロ円日足)


東京市場で日経平均株価が上昇に転じるとリスクオンの円安が先行。ユーロ円は157円70銭付近から欧州市場にかけ158円64銭まで上昇。その後発表された米7月CPIが予想を下回ると158円10銭まで下落。しかし、下げたところでは待ち構えていたように買いが入り159円20銭まで上昇。今年最高値の158円05銭を上抜け2008年9月以来の高値を更新した。
対ドルでは前日の終値とほとんど変わらず、結果的に円安がユーロ円を押し上げた格好となっている。円キャリートレード再開に見えるが、既にECBの利上げは最終局面に入っておりここからの買いには無理があるように見える。
日本が今日から連休に入ることから仕掛け的な動きであれば短期勝負ということになる。

ユーロ円予想レンジ:159円20銭~157円80銭(38.2%)

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[豪ドル米ドル]長い上髭伸ばし

(豪ドル米ドル日足)


東京市場から豪ドルは底堅い動きで推移。リスクオンの豪ドル円の買いが押し上げた格好だ。米CPI発表直前には0.6570付近まで上昇。発表後はドルが売られ0.6618まで上昇したが直ぐに反落。その後米長期金利が上昇すると0.6520付近まで押し戻されて引けている。結局日足チャートを見ると長い上髭を伸ばしたことで上値の重さを確認。0.65付近の底固め終了となれば一段の下値を探る展開が予想される。
下値目途は5月31日に付けた安値0.6459であり、このレベルはボリンジャーバンドの下限が位置するレベルでもある。

豪ドルドル予想レンジ:0.6560(50%)~0.6450(BB下限)

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[全般]米CPI予想下回っても金利上昇へ

昨日発表された米CPIは物価鈍化を示すものとなったが、その後、米長期金利は上昇に転じている。

昨日の東京市場では日経平均株価が上昇に転じたことでリスクオンの円安が先行。ドル円は7月7日以来の高値144円10銭まで上昇。クロス円も全面高となった。
欧州市場に入ると米7月CPIはインフレ鈍化を示すとの予想もありドルも全般に上値の重い展開で推移。ドル円も143円後半に押し戻された。
注目の7月CPIは3.2%と予想の3.3%を下回り、同時に発表されたコアCPIも4.7%と予想の4.8%を下回った。この結果ドル円は143円23銭まで下落する等ドル売りで反応。FRBの年内利上げは1回に留まり、さらに来年には利下げに踏み切るとの見方が広がった。しかし、利上げサイクル終了は米経済にとってプラスとなりソフトランディングへの楽観的な見方もあり、その後ドルは上昇。また、30年債入札後に10年債利回りも発表前の4.03%を上抜け4.1%付近まで上昇したことでドルは上昇。また、株式市場もCPIの結果を受け三指数ともに上昇するなどリスクオンの円安も重なりドル円は144円80銭まで上昇。
CPIの結果はFRBの利上げサイクル終了を示すものでドル売りの流れが進むと思われたが結果的に反対の動きになるなど想定外の動きとなった。
これはポジションの巻き戻しなどが要因なのか、或いは日本が連休に入る前の仕掛け的な動きとみるべきなのか、今日発表のPPIの結果を見極める必要がありそうだ。

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