ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-08

[米ドル円]介入催促相場

(米ドル円日足)



東京市場では鈴木財務相や神田財務官が「行き過ぎた動きには適切に対応」などの口先介入が聞かれドル円は145円ミドルでもみ合いが続いた。しかし欧州市場に入りドル買いが先行するとドル円も145円86銭まで上昇。しかし介入警戒感により自立反落。
NY時間に発表された米7月小売売上高の結果を受け再度145円81銭まで上昇したが結局買いが続かず145円11銭まで押し戻された。しかし米長期金利が昨年10月以来の4.2%台に上昇すると145円ミドル付近まで買い戻されて引けている。
中国景気減速懸念や米銀の格下げ観測などからリスクオフが高まる中で、市場は金利差狙いからの円売りを続けている。
介入警戒感はあるものの怖いもの見たさで146円を試す展開を予想するが、最終的に自立反落するとみている。

ドル円予想レンジ:146円10銭~145円10銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]賃金上昇でBOE利上げ幅拡大か

(ポンド円日足)



この日発表された英国6月失業率が4.2%と予想の4.0%を上回ったが、同時に発表された英4‐6月賃金上昇率が前年比7.8%と過去最高となったことからポンドは上昇。184円40銭付近から185円30銭まで買われた。
市場では9月のBOE会合で0.25%の利上げ観測が0.5%になるとの見方が広がった。
利上げによる英国経済への影響が懸念される中で、一本調子のポンドの買いに繋がりにくいものの、短期的には金利差からのポンド円の上昇余地はまだ大きい。

ポンド円予想レンジ:185円50銭(BB上限)~184円30銭(50%)

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[NZドル米ドル]RBNZ政策会合と米金利

(NZドル米ドル日足)



NZドルの下落が止まらない。
前回7月12日のRBNZ会合では政策金利据え置きを決定。インフレはピークから低下し続け24年下半期までにインフレ率は目標の1‐3%に低下するとし、当面制限的な水準を維持することを発表。これまでの引き締めにより個人消費の伸びが鈍化し住宅建設が減少。国内支出を抑制しているとした。
今日の会合でも政策金利は据え置かれると予想され、声明でもハト派的な内容が示されるとみられる。一方でFRBでは引き締めが長期化するとの見方からNZドルの下落は継続するとみる。

NZドル米ドル予想レンジ:0.6000(38.2%)~0.5910(BB下限)

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[全般]中国利下げでも不安拡大

中国が銀行向けの短期金利引き下げを発表。不動産市況を下支えするためとみられるが寧ろ市場には不安が拡大した。

昨日の東京市場でドル円は145円ミドル付近のもみ合いが続いた。145円後半では介入の可能性が高まることから慎重な動きがみられた。しかし15時に発表された英失業率や賃金上昇の報道を受けポンドは上昇。つられてユーロも対ドル対円で上昇するとドル円は145円86銭まで上昇。その前に鈴木財務相や神田財務官が「行き過ぎた動きには適切に対応」などの発言もあり、介入警戒感から押し戻された。
また、中国が1年物MLF金利を0.15%引き下げることを決定。前日に中国大手不動産の資金繰りが悪化したことなどからの対応とみられる。しかし、市場はこれでも不十分との見方から欧米株価は下落。
NY時間に発表された米7月小売売上高が1.0%と予想の0.4%を上回ったことでドルは上昇したが、同時に発表された米8月NY連銀製造業景気指数が‐19.0と予想の‐1.0を大きく下回ったことでドルは下落に転じた。ドル円も145円81銭まで上昇後すぐに145円11銭まで下落。
中国経済への懸念が高まる中で昨日は格付け会社フィッチ・レーティングスのアナリストが米銀の格付け引き下げの可能性を明らかにしたことで株価が下落しリスクオフの円買いも進んでいる。
一方で、米小売売上高などの堅調な米経済を背景にFRBの引き締めが長期化するとの見方から長期金利は22年10月以来の高いレベルまで上昇。株価下落と金利上昇により、ドルは方向感が定まらず膠着状態。最も単純な金利差からの円売りが仕掛けやすくなっている。
145円後半での介入警戒感が高まるものの、市場はあえて上値を試しに行く催促相場がまだ続く。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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