ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-08

[米ドル円]薄まる介入警戒感

(米ドル円日足)



東京から欧州市場にかけて米長期金利が低下したことでドル円は一時145円31銭まで下落するなど上値の重い展開となった。しかし、NY市場にかけて米長期金利が上昇に転じるとドル円も前日の高値とほぼ同レベルの145円94銭まで上昇。介入警戒感もあり利食い売りなどで上値が抑えられた。しかし、この日発表された米経済指標が予想を上回ると米長期金利が再び上昇。ドル円は146円台に乗せてきた。
また、公表されたFOMC議事要旨では多くのメンバーがインフレに重大な上昇リスクがあるとして一段の引き締めが必要との見方が示された。FRBの追加利上げの可能性が高まりドル円は146円を上抜け146円40銭まで上昇。ここにきて口先介入のトーンが低下しているとの見方もあり、介入への警戒感が低下していることもドル円の買いを促しているように見える。
強硬な口先介入が入るようなら一時的に下押し圧力が高まるとみるが、実際に介入が入るまで買いの勢いを止められないとみる。

ドル円予想レンジ:147円10銭(BB上限)~145円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]英7月CPI予想上回り

(ポンド円日足)



昨日発表された英7月CPIは6.8%と予想通りとなったがCPIコア指数が6.9%と予想の6.8%を上回ったことでポンドは上昇に転じた。前日発表された英4‐6月賃金上昇率が過去最高となったことに加え物価上昇が示されたことから次回のBOE会合での利上げ幅が0.5%になるとの見方が更に高まった。また、ドル円が146円台に乗せてきたことから金利差狙いからの円キャリートレードも見られる。
ただ、金利上昇によって英国経済への影響が懸念される中で株価が下落するなど、一本調子のポンド買いにも不安が燻る。そろそろ調整の売りには注意したい。

ポンド円予想レンジ:186円50銭(BB上限)~185円30銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[NZドル米ドル]RBNZ会合の声明、ややタカ派

(NZドル米ドル日足)



昨日開かれたRBNZ会合では予想通り政策金利の5.5%据え置きを決定。声明では「金利を当面制限的なレベルにとどめる」「総合インフレは低下したがコアインフレは依然高すぎる」など、前回と比べややタカ派的な内容となったことでNZドルは買いで反応。その後オア総裁も「コアインフレが依然高すぎる」「利下げについてあまり議論されていない」との発言もありNZドルは0.5992まで上昇した。しかし、米長期金利が15年ぶりの高水準に上昇するとNZドルは0.5930付近まで押し戻されるなど、米金利に振らされる状況が続く。
オア総裁の「利下げについてあまり議論されていない」という文言から、少しは議論されたことが垣間見える。
調整の買い戻しが入ったところは戻り売りのチャンスとみる。

NZドル米ドル予想レンジ:0.5970(61.8%)~0.5900(BB下限)

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[全般]ドル円146円台へ上昇

介入警戒感が高まる中でドル円の買いの勢いは止まらず146円台に上昇して引けている。

昨日の東京市場では米長期金利が低下したことでドルは全般に上値の重い展開で推移。欧州市場に入ってもドルの上値は重くドル円も145円31銭まで下落した。
しかしNY市場でドルは反発。この日発表された米7月住宅着工件数や米7月鉱工業生産などが予想を上回ったことで米長期金利が上昇。ドルも全般に買いが入るとドル円は前日の高値とほぼ同レベルの145円94銭まで上昇。このレベル付近は昨年の介入が実施されたレベルでもあり意識され利食い売りなどで上値が抑えられた。
しかし、このレベルでも当局からの口先介入も見られないなかで米長期金利が上昇。ドル全般に買いが強まるとドル円も146円台に乗せてきた。その後公開されたFOMC議事要旨で「インフレリスクは一段の引き締めを必要とする」「大半のメンバーはインフレに重大な上昇リスクがあるとみている」などのタカ派的な内容となりFRBの追加利上げの可能性が高まったことで米長期金利は15年ぶりに4.26%まで上昇。ドル円も146円40銭まで上昇して引けている。
ドル円は介入警戒感があるものの当局からの円安けん制発言のトーンが弱いことから、市場は催促相場の様相を呈してきている。
金利差からの円売りが再び強まる中で実際に介入が実施されるまで恐る恐るではあるが上値を試す展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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