ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]米雇用統計はどちらに

(米ドル円日足)



朝方から実需のドル売りが入りドル円は145円76銭まで下落。その後146円に買い戻されたところでボスティック・アトランタ連銀総裁の「過度な引き締めは無用な害を及ぼす」との発言で押し戻された。NY時間に発表されたPCEデフレーターやシカゴ購買部指数などでドル円は146円23銭まで上昇したが月末要因とみられる円買いがロンドンフィキシングで入り145円36銭まで下落するなど荒っぽい動きが続いた。
今日の米雇用統計では今週発表されたJOLTSやADP雇用統計の結果示された雇用逼迫緩和傾向が示されるかに注目が集まる。もし、同様に賃金鈍化などが示されるようならFRBの年内利上げ観測は後退しドルは全面安の展開が予想される。反対に、強い結果が示されたとしても市場のFRBに対する懐疑的な見方が残ると予想され、JOLTS発表後の高値レベルである146円ミドル付近が上値の限界とみる。

ドル円予想レンジ:146円50銭~144円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]下降トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)



欧州市場が始まったところでシュナーベルECB専務理事の「ユーロ圏の先行きが極めて不透明」との発言を受けユーロ売りが先行。その後ボスティック・アトランタ連銀総裁の「過度な引き締めは無用な害を及ぼす」との発言で更に下落が加速。その後発表されたユーロ圏8月HICPコアは予想通り5.3%と前月から鈍化したことで更に下落幅を拡大。
更に、この日発表された米PCEデフレーターの結果からドル買いが強まるとユーロは1.0836まで下落。
前日に180日移動平均線(1.08付近)やボリンジャーバンドの中心(1.09)を上抜け1.0945まで上昇したことで下落トレンドが終了したかと思われたが、再び100ポイント余り下落。
下降トレンドの流れ継続の可能性を残した。
ただ、今日の米雇用統計が弱い結果となりFRBの年内利上げ観測が後退するようなら再び1.09ドル上抜けを試す展開が予想される。
もし今週の高値1.0945を上抜けるようなら下降トレンド終了サインとみるが、欧州景気減速懸念や利上げ停止観測などもあり、上抜けは難しいとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0900(61.8%、BB中心)~1.0770

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[豪ドル円]95円天井

(豪ドル円日足)



東京時間に発表された中国8月PMIが予想を上回ったことで豪ドル円は94円93銭を付けたが、95円には届かずに失速。NY市場ではNYダウが下落して始まるとリスクオフの豪ドル円売りが加速。更に、月末要因と思われる円の纏まった売りがロンドンフィキシングにかけて入り94円04銭まで下落。95円の上値の重さを確認したことで次は底値を探る展開が予想される。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限が位置する93円付近。このレベルは8月の底値レベルで何度か押し戻されている。

豪ドル円予想レンジ:94円70銭(BB上限)~93円60銭(61.8%)

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[全般]雇用統計控えドル高円高

米7月PCEデフレーターは根強いインフレを示すものとなりドルが上昇する一方でリスクオフの円買いが一層強まりドル円は下落して引けている。
昨日の東京市場では実需のドル売りが先行しドル円は146円前半から145円76銭まで下落。ただ、日経平均株価が前日のNY株価上昇につられて続伸したことでリスクオンによりドル円の下支えとなった。
欧州市場が始まったところでボスティック・アトランタ連銀総裁が「過度な引き締めは無用な害を及ぼす」との発言を受けドル売りが先行。ドル円も東京の安値付近まで押し戻された。
しかし、NY時間に発表された米7月PCEデフレーターが4.2%と予想通りで、インフレ圧力が依然根強いことが示されたことからドル買いで反応。
その後発表された米8月シカゴ購買部協会景気指数が予想を大きく上回るとドル買い戻しが入りドル円も146円22銭まで買い戻された。
ところがロンドンフィキシング(東京時間24時)にかけて円の纏まった買いが入ると一転。ドル円は145円ミドル付近まで下落。クロス円も全面安になるなど円独歩高。
結局ドルが上昇したもののそれ以上に円買いが強まりドル円クロス円共に下落して引けている。
今日は注目の米8月雇用統計が発表されるが、この結果次第では今後のFRBの政策スタンス動向が見えてくる。
今週発表された米7月JOLTS求人件数では求人数が2年ぶりの低水準となり、その後米8月ADP雇用統計も雇用の逼迫が緩和されていることを示すものとなった。
今日の雇用統計でも賃金の低下や雇用者数の減少などがみられるようならFRBの年内利上げ観測が後退しドル売りが強まることになる。
反対に予想を上回る強い結果となっても既に強い数字はこれまでのパウエル議長の発言などで織り込み済んできたことから上値は限られるとみている。

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