[米ドル円]高値圏での介入警戒感

先週発表されたJOLTS求人件数や雇用統計の結果によりこれまで懸念された労働市場の逼迫化が緩和されたことでFRBの年内利上げ観測が後退した一方でISM製造業景況指数やPMIなどの好調な経済指標の結果、金利高止まりが長期化するとの見方から米長期金利は上昇。ドルの底堅い動きは継続との見方からドル円は高値圏でのもみ合いが予想される。
先週付けた今年最高値となる147円37銭を上抜けるようならボリンジャーバンドの上限が位置する148円付近が次のターゲットになる。ただ、ここにきて介入警戒感が高まる中でFRBが利上げを停止する可能性もあり、そろそろ相場反転の時期が近づいている可能性が高い。
高値もみ合いが続くようなら徐々にドルロングポジションの巻き戻しが入るとみている。
米雇用統計発表後の安値144円44銭が下値目途。
本日のドル円予想レンジ:146円50銭~145円50銭
今週のドル円予想レンジ:147円40銭~144円40銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]一段の下値トライは

先週発表されたユーロ圏8月HICPは前年からの伸びの鈍化が示されたことやECB議事要旨でも9月の利上げが必要ないとの見解が示されたことなどからユーロ売りが加速。
一方で米長期金利は依然4%台での高水準に留まっていることもユーロの上値を抑える。週の終値ベースで2週続けて180日移動平均線を下回るなど、7月から始まった下降トレンドは1.0940を上抜けない限り継続。
ただ、FRBの9月利上げの可能性も低下する中でユーロの下値も1.07付近が限界とみている。
今週のユーロドル予想レンジ:1.0900~1.0700(76.4%)
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[豪ドル円]RBA会合と中国景気

今週開かれるRBA会合では現行の政策金利4.1%据え置きが予想されている。
先週発表された豪州7月CPIは4.9%と前年の5.4%から鈍化。
ただ、住宅価格やその他食品でも上昇がみられることから、一部で利上げ観測も聞かれる中で、もし据え置きとなれば豪ドル売りで反応する可能性が高い。
また、中国景気減速懸念も豪ドルの上値を抑える要因となっている。不動産に対する救済措置が示されているものの、市場は不十分との見方が大半。
今週発表される中国CaixinサービスPMIや貿易収支の結果次第では豪ドル売りが強まりかねない。
ただ、下げたところでは日銀との金利差からの買いは根強く、下値も限られそうだ。
今週の豪ドル円予想レンジ:94円70銭(BB上限)~93円30銭(76.4%)
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[全般]ドル方向感掴めず円安へ
結局米国労働市場の逼迫感は緩和に向かっていることが確認された一方で好調な経済指標によりソフトランディングへの期待から利上げが停止したとしても利下げ時期はまだ遠いとの見方も変わらない。今後発表される米CPIなどの結果を見るまではドルの方向感が依然として掴み切れない。
そんな中で最も信頼できるのが日銀の低金利政策であり、円売りが再び強まる可能性が高いとみている。
ただ、今週末に発表される日本の経常収支と貿易収支で予想以上に黒字額が増加しているようなら円高要因となり、ドル円の巻き戻しが強まるきっかけになりかねない。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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