[米ドル円]ドルポジション調整売り

(米ドル円日足)

先週末の米雇用統計発表後にドル円は144円55銭までの下落、その後146円50銭付近まで2円近く上昇。昨日はNY市場が休場ということもあり反動が見られなかったことから、連休明けの今日はドル売りから始まるとみている。
ただ、下値探りが一巡すれば再びドル買いが強まるとみており、押し目買いのチャンスを狙いたい。

ドル円予想レンジ：146円50銭～145円60銭（38.2％、BB中心）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ラガルド総裁発言の背景

(ユーロ米ドル日足)

週開け東京市場からアジアや欧州株価が上昇して始まったことからユーロは対ドル対円で底堅い動きで推移。1.0770付近から一時1.0808まで上昇。その後株価がマイナスに転じるとユーロも1.07後半まで押し戻された。
また、この日はラガルド総裁が「ユーロ圏は非常にインフレが高すぎる状況」としたものの、利上げに関する発言は聞かれなかった。昨年7月から連続利上げを継続してきただけに、ここにきて言及しないということは来週の理事会では利上げが見送られる可能性もある。

今日発表されるユーロ圏PMIやPPIの結果次第ではユーロが上下に振らされる可能性もあるが最終的に上値の重い展開は続くとみている。

ユーロドル予想レンジ：1.0840（38.2％、MA180）～1.0750（BB下限）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

[豪ドル円]RBA会合に注目

(豪ドル円日足)

今日開かれるRBA会合では政策金利4.1％据え置きが予想されるが、一部では0.25％の利上げ観測もあり、もし据え置きとなれば豪ドル売りで反応するとみている。
ただ、会合直前に発表される豪4-6月国際収支や中国8月サービスPMIが発表されることから、豪ドルがどちらかに振れるようなら、その反動の動きにも注意したい。
豪ドル円の利上げも終盤に近いことは確かであり豪ドルの上値は限られるとみている一方で、円との金利差からの豪ドル買いも下値では出やすい。
結果的に95円から93円のレンジ相場が継続するとみている。

豪ドル円予想レンジ：94円70銭（BB上限）～93円30銭（76.4％）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

[全般]NY市場休場で動意薄

昨日はNY市場がレイバーズデーで休場ということもあり市場全般に様子見姿勢が続いた。

週明け東京市場では日経平均株価や上海総合指数などが堅調な地合いで推移する中、リスクオンの円安が先行。円売りと同時にドルも売られたことでドル円は146円前半での狭いレンジでもみ合いが続いた。
欧州市場でも株価が底堅い動きで始まるとユーロを中心としたクロス円の買いが先行。
つられてドル円も146円前半からミドル付近まで押し上げられた。
ただ、この日はNY市場がレイバーズデーで休場ということから参加者が少なく、その後は動意が乏しく値動きは限られた。

先週の雇用統計など米国労働市場の逼迫感が後退したことでFRBの利上げ長期化観測が後退したものの、同時に強い米経済指標を背景にソフトランディング期待が高まり金利高止まり観測も同時に高まったことでドルは底堅い動きが目立った。
また、日銀の大規模金融緩和政策が長期化するとの見方から市場の動きが止まるような時には金利差を狙った円安が進みやすくなる。
ただ、今日から連休明けでNY市場が参加することから、クロス円の戻しが入るとみている。
更に、先週末の米雇用統計の結果を受けドルが上昇した反動による戻り売りも入るとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。