ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[米ドル円]介入の声聞かれず

(米ドル円日足)



欧州や中国と比較して相対的に米経済の強さが目立つ中でドルは独歩高。
先週末にドルが買われて引けたことでその調整売りが入るとみていたが寧ろドル買いが加速。ドル円はほぼ一本調子で上昇が続き昨年11月以来の高値147円80銭まで買われ、そのまま高値圏で引けている。
148円台に近付いてきても今のところ口先介入が聞こえてこないが、そろそろ危険水域に入ってきたとみている。口先介入だけでは一時的な効果しかなく、寧ろ買い場になりそうだ。
ただ、今日のNY時間に発表される米ISM非製造業景況指数の結果次第ではポジション調整売りが強まる可能性もあり、発表前には一旦利食い売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:148円00銭~146円50銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米金利上昇でユーロ安値更新

(ユーロ米ドル日足)



先週末に下落したユーロの巻き戻しも見られたが結局1.08台で上値が抑えられたことで欧州市場に入ると下落に転じた。その後発表されたユーロ圏8月サービスPMIが47.9と予想の48.3を下回ったことで更にユーロ売りは加速。1.07前半まで下落。その後ウォラーFRB理事の発言で1.07ミドルまで戻す場面もあったが米長期金利が上昇すると1.0707まで押し戻された。その後買い戻しも入ったが上値の重い展開が続く。
180日移動平均線を下抜け一先ずボリンジャーバンドの下限で下げ止まった。
ただ、強い米経済と比べユーロの弱さが目立つ中で相対的にユーロ売りが優勢。
下値目途としては5月末に付けた安値1.0636が強いサポート。

ユーロドル予想レンジ:1.0800(38.2%)~1.0670

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[カナダドル円]BOC会合に注目

(カナダドル円日足)



三角保ち合いが続く中で昨日は上限となる108円53銭まで上昇したが結局上抜け失敗。
カナダドルは対ドルでは売られており、ドル円が押し上げた格好だ。
今日はBOC政策会合が開かれるが政策金利5%は据え置きが予想される。6月に利上げを再開し前月も追加利上げを実施。22年ぶりの高水準まで引き上げた。声明では今後のデータ次第としたが、一旦は落ち着きを見せたCPIが前月は再び伸びが加速。一方、雇用や小売売上は弱い結果となった。物価上昇を抑制するか、景気をとるかBOCは悩ましいところだろう。声明ではタカ派的な内容が示されるようなら保ち合いの上限を上抜けする可能性が高い。しかし、ドル円が148円で上値が抑えられるようなら上抜けしても一時的で、すぐに押し戻される可能性が高く、ドル円次第といえそうだ。

カナダ円予想レンジ:109円00銭~107円80銭(38.2%)

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[全般]ドル買い継続

東京市場でドルは底堅い動きでスタート。この日発表された中国8月CaixinサービスPMIが51.8と予想の53.5を下回ったことで豪ドルが下落するとドル全般に買いが強まりドル円も底堅い動きで推移。
欧州市場でもドル買いが先行。その後発表されたユーロ圏8月サービスPMIが予想を下回ったことでユーロが下落幅を拡大。ドル円も147円台に上昇した。
連休明けNY市場では米長期金利が上昇して始まるとドル買いが更に加速。
ただ、ウォラーFRB理事が「データは差し迫って何かをする必要があることを示していない」と発言したことで9月利上げはないとの見方からドル売りで反応。一方で、メスター・クリーブランド連銀総裁が「政策金利を少し引き上げる必要があるかもしれない」との発言を受け再びドル買いが強まるとドル円は昨年11月以来の高値となる147円80銭まで上昇。
先週末に発表された米8月ISM製造業景況指数や米8月製造業PMIの強い結果を受けドルが上昇した流れが続いている。また、中国やユーロ圏の弱い経済指標がドル買いに繋がっている。
ドル買いの勢いは強く、今日もこの流れは続くとみる。
ただ、原油高に加え金利上昇や中国景気減速懸念などにより株式市場は軟調に推移。リスクオフが高まれば円が買われやすくなる。
短期的にポジションが偏り始めており、今日発表の米8月ISM非製造業景況指数の結果次第では調整のドル売りが強まる可能性もあり注意したい。

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