[米ドル円]口先介入も一時的

東京市場が始まったところで神田財務官の「あらゆる選択肢を排除せず」「高い緊張感をもって注視」などの発言でドル円は50銭余り下落したが直ぐに反発。発言前のレベルを上抜け147円81銭まで上昇するなど、口先介入は寧ろ押し目買いのチャンスとなった。
その後は米長期金利の低下により147円02銭まで下落するなど米国金利が主導。
NY時間に発表された米ISM非製造業が予想を上回ったことでドルは全面高。ドル円も147円74銭まで上昇するなどドルの底堅さは継続。
ただ、148円付近では流石に実弾の介入警戒感も高まることから、目先の天井が近いとみる。
ドル円予想レンジ:148円10銭~147円00銭(23.6%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECBの利上げ停止は

昨日の欧州市場が始まったところでクノット・オランダ中銀総裁の「9月の利上げの可能性を市場は過小評価している」との発言でユーロが買われる場面も見られたが直ぐに押し戻された。その後ビスコ・イタリア中銀総裁の「利上げを停止できる水準に近付いている」との発言を受けユーロは下落。また、同時間に発表された米ISM非製造業の結果を受け米長期金利が上昇しユーロは1.0703まで下落。このレベルにはボリンジャーバンドの下限も位置していたこともあり下げ止まった。
今月のECB理事会では利上げは見送られるとみられるが、FOMCでも同様でありユーロの下値も限られる。
ただ、経済などは相対的にみて米国が強いことからユーロの下落リスクは依然として燻る。
ユーロドル予想レンジ:1.0760(23.6%)~1.0700(BB下限)
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[米ドルカナダドル]BOC政策金利据え置き

昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では政策金利5.0%を予想通り据え置くことを決定。声明では「CPIは依然としてインフレ圧力が存在していることを示唆」「必要に応じて政策金利を更に引き上げる用意」との内容となったが、同時に発表された米ISM非製造業の結果からドルが買われたことでドルカナダは1.3675まで上昇。本来であればカナダドル買いで反応していたと思われる。
その後は徐々にカナダドル買いが強まり発表前のレベルである1.3632まで押し戻された。
原油価格の上昇などは物価上昇圧力となるが同時にカナダ経済にとっては追い風となることから、ドルカナダは目先の高値を付けた可能性が高いとみる。
ドルカナダ予想レンジ:1.3670~1.3600(38.2%)
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[全般]円安けん制発言と米8月ISM非製造業景況指数
NY市場が始まったところで米8月ISM非製造業景況指数が54.5と予想の52.5を上回るとドルが上昇。FRBの引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇。ドル円も147円70銭まで上昇するなどドルの底堅い動きが続いている。
また、この日は欧州や英国要人発言が相次いだ。
クノット・オランダ中銀総裁は「9月利上げの可能性を市場は過小評価している」との発言でユーロが上昇。一方で、ビスコ・イタリア中銀総裁は「利上げを停止できる水準に近づいている」との発言でユーロは下落するなどまちまちの意見が聞かれた。
また、英国でもベイリーBOE総裁が「インフレの低下がかなり顕著になる可能性」「インフレ低下は続く見通し」と発言。更にディングラMPC委員も「政策金利は既に十分に制限的」などのハト派発言を受けポンド売りが進むなど、全般にこれまでの引き締め政策の終わりに近づいたような発言が聞かれた。
FRBも引き締めの最終局面に近づいているものの、他の通貨に対しては相対的に引き締め長期化への観測がありドルは底堅い動きが暫く続きそうだ。
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注意喚起
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