[米ドル円]目先の天井が見えてきた

先週末の植田日銀総裁の発言で週明けドル円は下落してスタート。先週は148円に近付いたところで神田財務官や鈴木財務相の口先介入で一旦は上値が抑えられたものの結局週末のNY市場では147円86銭まで上昇して引けるなど口先介入の限界が見えていた。しかし、の取引終了直後に植田総裁の発言が報道されたのは偶然なのか、或いは円安阻止の効果を狙ったものなのかは分からない。ただ、ドルロングにとっては嫌な週末になったと思われる。日本の長期金利も0.7%と14年1月以来の高水準まで上昇。
いずれにしても日銀が緩和政策に動き始める可能性を示したことから148円台は当面の天井になったとみる。
ドル円予想レンジ:147円00銭~145円70銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECB理事会控え

週明けからドル円が急落して始まるとドルは全般に売りが先行。週末に1.07ドルを割り込んで引けたユーロも買いが入り1.0741まで上昇。欧州市場に入り米長期金利が上昇すると1.07前半まで押し戻されたもののドイツ長期金利が上昇し1.0795まで上昇。
明日からの米CPIやECB理事会を控えポジション調整のユーロ買いが入りやすい状況であり、底堅い動きは今日も継続するとみる。
ECB理事会では依然として利上げの可能性が残るものの、欧州景気減速懸念などから最終的にポジション調整が一巡すれば再び売りが強まるとみている。
ユーロドル予想レンジ:1.0790(38.2%)~1.0700
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[ポンド円]英失業率に注目

昨日はドル円の下落によりポンド円も下落して始まったものの、対ドルでは堅調に推移。
先週はベイリーBOE総裁が「インフレの低下がかなり顕著になる」と発言。ディングラMPC委員も「政策は既に十分に制限的」など、これまでの利上げが長期化するとの見方が後退。ポンドは上値の重い展開が続いた。しかし、昨日はマンMPC委員が「引き締めの行き過ぎによる間違いの方がまし」など、利上げに依然前向きな姿勢を示した。
ただ、全体としてこれまでの利上げ長期化観測が後退しポンドの調整売りは始まった可能性もある。
今日発表される英7月失業率はILO方式で4.2%から4.3%に上昇が見込まれが、平均賃金の低下が示されるようならポンド売りで反応しそうだ。英国景気減速が高まる中で米CPIやFOMC会合を控え短期的な調整売りはまだ続くとみる。
ポンド円予想レンジ:183円80銭~182円70銭
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[全般]円高ドル高後は様子見
欧州市場でも円買いの流れで始まるとドル円は146円を割り込み145円91銭まで下落。その後米長期金利が上昇したことでドル円も下げ止まり上昇に転じた。
NY市場では株式市場が三指数ともに続伸して始まったことからリスクオンの円安が進み、結局下落したクロス円もほぼ全面高。ただ、先週末の終値を下回っており植田日銀総裁の発言が影響したことを示すものとなった。
明日は米CPI発表を控えていることや来週のFOMC会合を前にブラックアウト期間に入ったことで相場は様子見姿勢が強まるとみる。
昨日も米長期金利が上昇するなど市場はFRBの引き締め長期化観測が依然として強いことからドルは底堅い動きがみられる。
ただ、本邦からの口先介入の限界が見えたところでタイミングよく植田総裁の発言が出たことは偶然ではなく、円安抑制を意識したものとみる。
来週のFOMC会合までは思惑が先行する相場展開が続きそうだ。
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注意喚起
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